チームの雰囲気を良くする方法20選

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この記事の監修者
株式会社motch me 取締役
石野 太一
同志社大学在学中に大学生向けクリエイティブスクールの立ち上げに携わる。25歳の時に「地頭を鍛える」をコンセプトに、謎解きやパズルを用いた学習塾「たいち数楽教室」を開塾し、延べ300名以上を指導。その後ベンチャー企業の一号社員として研修事業の責任者を務め、営業・コンテンツ開発から講師登壇までを担い、年間88回登壇した実績を持つ。「講師は現場を離れて講師だけをやっていてはいけない」をモットーに、現在はイベント制作会社の取締役として経営企画・人事に携わりながら、講師活動を続けている。

チームで成果を上げるためには、「チームの雰囲気作り」も重要なポイントです。チームの雰囲気が良いと、全員がモチベーション高く仕事に取り組めるようになり、業務効率や生産性の向上も期待できるでしょう。

本記事では、チームリーダー向け、チームメンバー向け、企業向けに分けて、チームの雰囲気を良くする方法を20選紹介します。

 

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チームリーダー向け|チームの雰囲気を良くする方法

まずは、チームリーダー向けにチームの雰囲気を良くする方法を8つ紹介します。

1.チームで目標を共有する

チームのメンバー全員で目標を共有すると、全員で同じ方向へ、足並みをそろえて向かっていけるようになります。チームのなかに協調性やチームワークも生まれやすくなるでしょう。

そのためには、まず目標を設定しなくてはなりません。目標は、明確で、メンバー全員が同じように理解できるようなわかりやすいものであることが重要なポイントになります。チームの雰囲気が良くないと感じるなら、まずはリーダーとして適切な目標を設定できているか、それをチーム内で共有できているかどうか、振り返ってみましょう。

また、目標を設定する際は「SMARTの法則」を活用するのがおすすめです。詳しくは以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

SMARTの法則とは?目標設定の方法や活用例・ポイントを解説

2.メンバーに明確な役割を与える

チームの雰囲気を良くするためには、一人ひとりのメンバーに明確な役割を与えることも重要です。

役割がないと、メンバーは「このチームに自分は必要ないのだろう(いてもいなくても変わらないのだろう)」などと感じ、モチベーションが下がってしまう可能性があります。モチベーションややる気は、周りに伝染するものです。チームのなかにモチベーションが低いメンバーが一人でもいると、チーム全体のモチベーションも下がってしまうことがあります。

また、役割と責任を可視化しておくことも大切です。そうすることで、メンバーの間に協力しやすい雰囲気が生まれやすくなります。

3.リーダーから積極的にコミュニケーションをとる

雰囲気が良いチームに共通する特徴の一つに、「コミュニケーションが円滑である」ことが挙げられます。コミュニケーションが活性化すると、メンバー同士で良好な人間関係を築きやすくなります。また、意見交換や情報共有もスムーズに行えるため、コミュニケーションが少ないチームに比べて業務の効率・質も高い場合が多いです。

チームのコミュニケーションを活性化させるために、普段からリーダーのほうから積極的にメンバーとコミュニケーションをとることを意識しましょう。リーダーの人柄にもよりますが、どうしても立場が上の人に対しては「話しかけづらい」と感じてしまうものです。リーダーが率先してコミュニケーションをとることで、チーム内にコミュニケーションをとりやすい雰囲気が生まれるでしょう。

4.多様なメンバーを集め、個性を尊重する

チームを今から作るという段階であれば、多様なメンバーを集めるというのも、チームの雰囲気を良くするためのポイントです。

得意分野やバックグラウンドが同じようなメンバーを集めると、視野が狭くなりやすく、間違いがあっても気づきにくくなります。また、「雰囲気が良いチーム = 仲良く和気あいあいと仕事ができるチーム」ではありません。お互いに意見を言い合い、メンバー同士で高め合えるようなチームを作ることが重要です。そのため、「何のためのチームなのか」という目的にもよりますが、できるだけ多様なメンバーを集めたほうがよいでしょう。

そして、それぞれが持つ個性を尊重することも大切です。メンバーが持てる能力を十分に発揮できるように、リーダーは普段から多様性を受け入れる姿勢でいることも心がけましょう。

5.定期的にミーティングを実施する

チームの雰囲気を良くしたいなら、定期的に「ミーティング」という形でメンバーとじっくりコミュニケーションをとる機会を設けられるとよいでしょう。メンバー同士で顔を合わせて意見を出し合うことで、チームワークも高められます。

また、チーム全員でのミーティングではなく、リーダーが各メンバーと1対でミーティングを行うのもおすすめです。メンバーの成長を目的としたそのようなミーティングは、「1on1」と呼ばれています。一人ひとりと向き合い、真摯に話を聴いて、成長をサポートする機会を設けることで、信頼関係もより強固なものにできるでしょう。

6.誰かの成果はチームで祝う

メンバーの誰かが成果を出したら、リーダーはそれをチーム全員で祝う機会を作ってみましょう。具体的には、以下のような方法が考えられます。

  • 簡単なお祝いパーティーを開催する
  • 朝礼やミーティングでメンバーが出した成果を発表し、全員の前で褒めて拍手を送る など

成果を全員で祝うことで、チームの雰囲気が良くなるだけでなく、ほかのメンバーのモチベーションや、チームの士気が高まることも期待できます。

7.情報はチーム全体で共有する

目標達成までの進捗状況や、現在チームのなかにある問題・課題などの情報は、リーダーだけが把握しておくのではなく、チーム全体で共有するのが望ましいでしょう。

メンバーに対して情報をオープンにすると、信頼関係を構築しやすくなります。逆に情報共有が不十分な場合は、「リーダーが情報を隠している」とメンバーから疑われてしまったり、「リーダーだけで勝手にいろいろなことを決めてしまう」などと不満を持たれてしまったりする可能性もあります。

情報共有がしっかりなされていれば、一人ひとりがチームの状況を把握しやすくなり、協力し合う雰囲気も生まれやすくなるでしょう。また、情報共有によりコミュニケーションも活発になります。チームの雰囲気が良くないと感じるなら、一度チームの情報共有の仕組みも見直してみてはいかがでしょうか。

8.研修でチームの作り方を学ぶ

雰囲気が良く、メンバー全員で協力して目標を達成できるようなチームを作るためには、リーダーにはさまざまなスキルが求められます。具体的には、リーダーシップやコミュニケーションスキル、フィードバックスキル、メンバーからやる気を引き出すスキルなどです。

自分に足りないスキルがわかっているなら、それを鍛えるために研修を受けてみるのもおすすめです。本などで学べるスキルもありますが、研修でワークを通じて学んだほうが、実践につながりやすくなります。

 

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チームメンバー向け|チームの雰囲気を良くする方法

次に、チームメンバー向けに、チームの雰囲気を良くする方法を5つ紹介します。

9.いつも笑顔でいる

笑顔の人がいると、その場の雰囲気が柔らかく、明るくなります。笑顔には、ストレスを和らげたり、安心感を与えたりする効果もあるため、いつも笑顔でいることを心がけることで、メンバーとのコミュニケーションが円滑になり、信頼関係を築きやすくなるでしょう。

また、笑うことで「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンという物質が脳内に分泌されます。そのため、笑顔でいることでポジティブな心の状態を保ちやすくなるという効果もあります。

しかし、いつも笑顔でいるというのはなかなか難しいものです。まずは自分が暗い顔になったときにすぐにそれを自覚し、「こんな顔をしていてはいけない」と思うこと、そして「相手と目があったときは軽く微笑む」「笑顔で挨拶をする」など、小さなことから意識してみてください。

10.相手の立場で考える

共感すると、相手は「この人は自分のことをわかってくれる・寄り添ってくれる」と感じられるようになり、信頼関係が深まります。チームのなかに共感力が高い人がいると、チームの雰囲気も良くなります。「チームの雰囲気を良くしたい」と考えているなら、共感力を鍛えてみましょう。

共感力とは、相手の考えや気持ちを理解し、自分も同じように感じようとする力のことで、エンパシー(empathy)とも呼ばれます。共感するためには、まず相手の立場で物事を見て、考えられるようになることが求められます。これを習慣的に行えるようなるために、普段からコミュニケーションをとる際には「相手の立場で考える」を意識して実践してみましょう。

なお、共感力については以下の記事で詳しく解説しています。

共感力とは?ビジネスで求められる理由や研修での高め方を解説

11.リーダーへの報告・連絡・相談はこまめに行う

もし、リーダーとの関係やコミュニケーションに課題を感じているなら、基本的な報告・連絡・相談がきちんと行えているかどうか、一度振り返ってみましょう。これがきちんと行われていれば、リーダーはチームの状態を常に正確に把握することができ、仕事がスムーズに進むようになります。トラブルも、未然に防ぎやすくなるでしょう。リーダーの負担やストレスが減り、チームの雰囲気も改善される可能性があります。

報告・連絡・相談は、こまめに、かつ早めに行うのがポイントです。また、効果的に行うにはタイミングや頻度、手段、伝え方なども重要なので、改めて基本から学びなおしてみるのもおすすめです。

12.周りを見ることを意識する

細かい気遣いができる人がいると、その人の周りの雰囲気は自然と良くなるものです。気遣いは、周りをよく見ていないとできることではありません。たとえば、周りをよく見ていると、以下のような声かけやサポートが可能となります。

  • 業務に追われている様子のメンバーがいる→「何かお手伝いできることはありますか?」
  • 会議中、何か言いたそうだがタイミングがつかめない人がいる→「○○さんの意見もお聞きしたいです」

気遣いができる人になれるよう、まずは普段から自分の業務以外にも関心を持ち、周りの状況を見て、チーム全体を把握することを心がけてみましょう。

13.研修でコミュニケーションを学ぶ

チームの雰囲気を良くするには、リーダーやほかのメンバーとのコミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションの質を高めるために、コミュニケーションのとり方や合意形成の方法・コツなどを研修で学んでみてはいかがでしょうか。

また、コミュニケーションスキルは、チームの雰囲気作りだけでなく、商談や営業、他部署と連携する際など、ビジネスのさまざまな場面で役立つスキルです。これを鍛えることで、成果にもつながりやすくなるでしょう。

企業向け|チームの雰囲気を良くする方法

雰囲気の良いチームを作るためには、企業のサポートが必要になることもあります。最後に、チームの雰囲気を良くするために企業ができることを7つ紹介します。

14.適切な人にリーダーを任せる

チームのメンバーで話し合ってリーダーを決めるケースもありますが、企業が任命するケースもあります。その場合は、雰囲気の良いチームになるよう、リーダーに適した人を選び、任命することも大切です。

「リーダーに適した人」とは、簡単にいうとマネジメント能力やリーダーシップがある人です。リーダーがすでに決まっている場合は、もう一人雰囲気を良くする人をサブリーダー(サポート役)として置くという方法もあります。

15.職場の心理的安全性を高める

心理的安全性とは、チームのなかで誰の目も恐れることなく、思ったことを言ったり行動できたりする状態のことをいいます。チームの心理的安全性を高めると、コミュニケーションが活性化し、メンバー同士で良好な関係を築きやすくなります。チームの雰囲気も明るくなり、働きやすさも向上するでしょう、

また、心理的安全性を高めることは、定着率や生産性の向上にもつながるといわれています。社員全員がいきいきと働くことができるように、企業として心理的安全性の向上に取り組んでみてはいかがでしょうか。

具体的な取り組みとしては、社員が心理的安全性について学べる機会を設ける、多様性を受け入れ認め合う文化を醸成するなどが考えられます。

16.称賛や感謝を伝える仕組みを作る

社員に称賛や感謝を伝える仕組みを作ることで、社内にお互いを認め合い、協力し合おうとする雰囲気が生まれやすくなります。具体例には、以下のような方法が考えられます。

  • 全員が集まる朝礼などで、活躍した社員とその内容を紹介する時間を作る。
  • 成果を出した社員を表彰する、またはインセンティブを与える。
  • サンクスカードを導入する など

サンクスカードとは、社員同士で称賛や感謝を伝え合うカードのことです。紙のカードではなく、オンラインで気軽にサンクスカードを送り合えるツールもありますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

17.便利なITツールを導入する

チームの雰囲気が悪くなる原因として、「情報共有やコミュニケーションが不足している」ことが挙げられます。ITツールを導入すると、情報共有やコミュニケーションが円滑になり、チームの雰囲気も改善される可能性があるでしょう。

たとえば、プロジェクト管理ツールやビジネスチャットを導入すれば、タスク管理や進捗の把握、報告などをより効率的に行えるようになります。また、Web会議ツールを活用すれば、離れた場所で仕事をしているメンバーとも顔を合わせてコミュニケーションをとることができ、心理的な距離も縮まりやすくなるでしょう。

特にリモートワークの割合が高いなら、ITツールを活用し、コミュニケーション活性化と業務効率化を図ることをおすすめします。

18.社内イベントを実施する

仕事以外で社員同士が交流できる場を設けることで、カジュアルなコミュニケーションが生まれやすくなります。部署や役職の垣根を超えたコミュニケーションが促進され、企業全体の雰囲気も良くなるでしょう。

【社内イベントの例】

  • 食事会(飲み会やランチ会、バーベキュー など)
  • 運動会・スポーツ大会
  • 季節の行事(お花見、ハロウィンパーティー、クリスマス会 など)

チームの雰囲気を良くし、絆を強くしたいなら、何かチーム対抗のゲームやアクティビティを取り入れるとよいでしょう。

19.研修を実施する

リーダーにはリーダーシップやフィードバックスキルなどを、メンバーには自身のコミュニケーション力を磨いてもらうことで、コミュニケーションの質が高まり、チームの雰囲気も良くなる可能性があります。そのための研修を、企業側で用意してはいかがでしょうか。

「あそぶ社員研修」では、テーマやスキル別にさまざまな研修を用意しております。チームの雰囲気を良くするために役立つ研修としては、たとえば以下のようなプログラムがあります。

チームリーダー向け

チームメンバー向け

20.チームビルディングの機会を提供する

チームビルディングとは、チーム全員で成果をあげられるような強いチームを作るための取り組みのことです。チームビルディングを実施することで、相互理解が深まり信頼関係が築きやすくなる、コミュニケーションが活性化する、モチベーションや主体性が向上するなど、さまざまな効果が期待できます。チームの雰囲気を良くしたい場合にも有効です。

「あそぶ社員研修」の多くのプログラムには、チームビルディングにつながるアクティビティが取り入れられています。目的や課題に合わせて内容のカスタマイズも可能です。お気軽にご相談ください。

まとめ

チームの雰囲気が良くなると、モチベーションや働きやすさも向上します。その結果として、業務効率化や生産性の向上にもつながるでしょう。社員全員がいきいきと働けるように、企業としても雰囲気の良いチーム作りをサポートしていきましょう。

 

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この記事の著者

あそぶ社員研修編集部

あそぶ社員研修は、企業の研修担当者向けのお役立ち情報を発信するメディアです。研修に関するノウハウ、組織・人材開発の手法、ビジネススキルなどをわかりやすく紹介します。

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