リーダーシップを鍛える方法13選!研修の内容も紹介
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現代のビジネスパーソンに求められるスキルの1つに、リーダーシップがあります。リーダーシップと聞くと、「生まれつきの才能・素質」のように捉えられがちですが、誰でもトレーニングによって身につけ、鍛えることができるものです。
本記事では、そもそもリーダーシップとはどのようなものなのかを簡単に解説し、個人でリーダーシップを鍛える方法と、企業が社員のリーダーシップを鍛える方法を紹介します。
リーダーシップとは?
英単語のリーダーシップ(leadership)には、統率力、指導、指導者などの意味があります。そしてビジネススキルとしてのリーダーシップは、簡単にいうと「メンバーをまとめて、目標達成まで導いていく力」、または「全員で目標を達成できるよう、周りに良い影響を与える力」と説明できるでしょう。
リーダーシップにはさまざまな定義や理論があり、時代とともに捉え方・考え方も変化していますが、最近は「才能やカリスマ性のある一部の人だけでなく、誰でも身につけ・発揮できるもの」であり、「リーダーの役割に就いている人だけでなく、それぞれの立場で発揮するもの」という考え方が主流になりつつあります。つまりリーダーシップは、すべてのビジネスパーソンに求められるスキルなのです。
リーダーシップとは何か、リーダーシップ研究の変遷などは以下の記事で詳しく解説しています。こちらもあわせてご覧ください。
リーダーシップとは?定義や理論をわかりやすく解説
個人でリーダーシップを鍛える方法7選
リーダーシップは、トレーニングをすることで誰でも身につけ、鍛えることができるものです。まずは、「リーダーシップを発揮できるようになりたい」「もっとリーダーシップ力を高めたい」と考えている方に向けて、個人でリーダーシップを鍛える方法を7つ紹介します。
1.リーダーシップを学ぶ
リーダーシップを鍛えたいなら、まずは「リーダーシップ」というものに対して理解を深める必要があります。具体的には、リーダーシップとは何か、マネジメントとの違い、代表的な種類やその理論、求められる行動などです。
代表的なリーダーシップの種類は以下の記事でも紹介していますので、よろしければ参考にしてください。
リーダーシップの種類と特徴をわかりやすく解説
リーダーシップ理論の中には、「〇〇型」のようにリーダーシップをいくつかの型に分類しているものも多いですが、最近はそのように型にはめるのではなく、自分らしいリーダーシップを発揮する「オーセンティックリーダーシップ」も注目されています。オーセンティックリーダーシップについては、以下の記事で詳しく解説しています。
オーセンティックリーダーシップとは?5つの特性と開発方法を解説
一口に「リーダーシップ」といっても、さまざまな種類があります。リーダーシップを鍛えたいなら、まずはリーダーシップを深く学び、自分がどのようなリーダーシップを発揮したいのかを明確にするとよいでしょう。リーダーシップを学ぶ具体的な方法としては、研修を受ける、本を読むなどが挙げられます。
2.自分を理解する
リーダーシップを鍛えたいなら、自分を深く理解することも大切です。
リーダーシップは、さまざまな能力やスキルで構成されています。具体的には、目標設定力やコミュニケーション能力、問題解決力などが挙げられます。立場や目指すリーダーシップスタイルによっても求められる能力・スキルは変わりますが、これらは共通して必要な要素といえるでしょう。
自己理解を深めることで、今の自分に何が足りないのか、どこを鍛えるべきなのかが明確になります。また、自己理解を深めて、自分がネガティブな状況に陥ったときの行動特性や思考の癖などを知っておくことも重要です。人はそのようなときほど、もともと持っている性質が現れやすくなるためです。自分を客観的に理解できれば、少しずつ自分をコントロールできるようになり、リーダーとして理想的な立ち振る舞いができるようになるでしょう。
リーダーに求められる能力・スキルと高め方は、以下の記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。
リーダーシップ力とは?9つの能力・スキルの高め方を解説
3.ポジティブに考える
リーダーは、周りに大きな影響を与える存在です。そんなリーダーがポジティブだと、それが周りにも伝播して、チームや組織全体がエネルギッシュになります。逆に、リーダーがネガティブだと、全体の士気が下がったり、雰囲気が暗くなってしまったりする可能性があります。
リーダーシップを鍛えたいなら、いつでもポジティブに考え、前向きな姿勢でいることも意識してみてください。
4.進んで行動する
リーダーの役割に就いている人なら、指示や命令で人(チームのメンバー)を動かすことも可能です。しかし、人を動かしてばかりのリーダーには、いずれ人はついてこなくなるでしょう。ときにはリーダー自身も動いて、チームの良い模範になることも重要です。リーダーが進んで行動する姿を見せることで、周りも指示を待たずに主体的に動けるようになることが期待できます。
また、冒頭で述べたように、リーダーシップはリーダーだけが発揮するものではありません。リーダーの役割に就いていなくても、自分の立場でできることを進んで行うことで、その姿を見た周りが良い影響を受けることもあるでしょう。これも、1つのリーダーシップです。
リーダーシップを鍛えたいなら、自分の行動が周りにも影響を与えることを理解し、何事にも積極的に取り組んでみましょう。
5.積極的にコミュニケーションをとる
リーダーシップを鍛えたいなら、リーダーのほうから積極的にコミュニケーションをとることも意識しましょう。リーダーには以下のような役割がありますが、これらをこなすためにはコミュニケーションが欠かせないからです。
【リーダーの役割】
- 目標や方向性を決めて共有する
- メンバーの動機づけ
- チーム内の問題解決
- メンバーへの指示やアドバイス など
チームをまとめるためには、普段からしっかりコミュニケーションをとって、メンバーと信頼関係を築いておくことが大切です。信頼関係が築けていれば、メンバーはリーダーにミスの報告や悩みの相談などをしやすくなり、リーダーとしては問題が大きくなる前に対処が可能となります。業務をスムーズに進め、トラブル等を防ぐためにも、コミュニケーションは重要なのです。
普段から意識したいコミュニケーションのポイント
周りとコミュニケーションをとるときは、以下のポイントを意識してみましょう。チームの雰囲気が明るくなり、メンバーと良好な関係を築きやすくなるはずです。
- 自分から笑顔で、明るい声で挨拶をする。
- 感謝や期待はきちんと言葉にして伝える。(例:「手伝ってくれてありがとうございました。とても助かりました。」「さすが〇〇さんですね!次も期待しています。」)
- 相手の話をアクティブリスニング(積極的傾聴法)でしっかり聴き、共感する。
- わかりやすく伝える。(ビジネスでは結論→理由の順に伝えるのが基本)
6.明確な目標を持つ
明確な目標を設定してメンバーに共有し、達成まで導いていくのがリーダーの役割の1つです。目標設定力を高めるために、普段から自分自身も目標を持つようにしてみてはいかがでしょうか。
目標は、具体的で、誰が聞いても同じように理解できるものでなくてはなりません。そうでなければ、メンバーはどこに向かえばいいのか(何をすればいいのか)が理解できなかったり、向かう方向がバラバラになってしまったりする可能性があるためです。わかりやすい目標とするために、設定の際は「SMART(スマート)の法則」を活用するとよいでしょう。
- Specific……具体的である
- Measurable……達成度合いを測定できる
- Achievable……達成可能である
- Relevant……目標と仕事(または個人)との間に関連性がある
- Time-bound……達成期限が設けられている
「SMART」は、上記5つの英単語の頭文字をとったものです。目標を設定する際は、この5つの要素をできるだけ満たすことを意識してみてください。そして目標が設定できたら、それを達成するためのアクションも考えましょう。
7.OODAループを活用する
「OODA(ウーダ)ループ」とは、アメリカ空軍のジョン・ボイド氏により提唱された、迅速な意思決定を行うためのフレームワークです。
- 観察(Observe)……現状を観察・把握して、必要なデータを集める。
- 判断(Orient)……集めたデータをもとに、状況を判断する。
- 決定(Decide)……判断に基づいて、やるべきことやその計画を決定する。
- 行動(Act)……決定したことを実際に行動に移す。
「OODA」は、上記4つのプロセスの頭文字をとったものです。
変化し続けるビジネス環境に対応するため、リーダーにはスピード感と柔軟性が求められるようになっています。OODAループを高速で回すことで、スピーディーな意思決定や行動が可能となります。リーダーシップを鍛えたいなら、OODAループを活用してみてはいかがでしょうか。
社員のリーダーシップを鍛える方法6選
次に、「どうすれば社員のリーダーシップ力を高められるだろう?」とお悩みの人材育成担当者様や、部下を持つ上司やリーダー、管理職の方に向けて、社員のリーダーシップを鍛える方法を6つ紹介します。
1.求める「リーダー像」を明確にする
お伝えしたように、リーダーシップにはさまざまな定義や種類があり、良いとされるリーダー像も理論によって異なります。社員のリーダーシップを鍛えたいなら、まずは企業として、社員にどのようなリーダーになってほしいのかを明確にする必要があるでしょう。これをしないと、育成計画も立てることができません。
その方法ですが、現在の企業が抱えている課題から、リーダーに求める資質や能力、スキルを定義するとよいでしょう。そして、それらを測る基準や目標も設定しておきます。
リーダー像が明確になったら、次は育成計画です。リーダーは、短期間で育成できるものではありませんので、中長期的な計画を立てることが大切です。
2.リーダーシップ研修を実施する
先ほどお伝えしたように、リーダーシップを鍛えるには、まずはリーダーシップについて理解を深める必要があります。企業から社員に、「研修」という形でリーダーシップを学ぶ機会を提供してはいかがでしょうか。
社員には、リーダーシップを「知っている」「説明できる」というだけでなく、実際に現場で発揮できるようになってもらわなければなりません。リーダーシップ研修は、座学で理論を学ぶだけでなく、「どのように発揮するのか」を学べる体験型のプログラムにできるとよいでしょう。外部の研修サービスを利用するなら、その点も重視してサービスを選ぶことをおすすめします。
研修の内容
ここで、リーダーシップ研修の内容の一例として、「あそぶ社員研修」のリーダーシップ研修を紹介します。
「あそぶ社員研修」は、講義・ワークとテーマに関連するアクティビティがセットになっているのが大きな特徴です。リーダーシップ研修には、リーダーとしてチームの運営を疑似体験できるビジネスゲーム「グレートチーム」が取り入れられています。まずはこのアクティビティでリーダーシップを体験して学び、その後で講義・ワークにより、理解を深めていくという流れです。詳しくは、以下のページをご覧ください。
リーダーシップ研修
また、リーダーシップ研修以外に、自社で定義したリーダーに求められる能力やスキル別に研修を行うのもおすすめです(例:コミュニケーション研修、問題解決研修など)。その能力・スキルを重点的に鍛えることができます。「あそぶ社員研修」でも、スキルや目的別にさまざまなプログラムを用意しています。お気軽にご相談ください。
3.リーダーシップを発揮する機会を与える
社員にリーダーシップを発揮できるようになってもらうためには、研修後に、学んだことを職場で実践する機会を与えることも重要です。いろいろな仕事や役割をどんどん任せて、実践経験を積んでもらいましょう。
ストレッチアサインメントもおすすめです。ストレッチアサインメントとは、「あえて本人にとって困難なこと、実力以上の仕事や役割を与えることにより成長を促す手法」をいいます。ただ、成長のためには成功体験を積んでもらうことが重要です。難しすぎる仕事や役割を与えると成功体験が得られず、逆効果になる可能性がありますので、その点は注意しましょう。
また、チームビルディングもリーダーシップを実践する機会として有効です。活動を通じて、コミュニケーションや役割分担などを学ぶことができます。
4.1on1を実施する
1on1とは、上司と部下の組み合わせで定期的に実施する、1対1の面談のことです。ただ、通常の面談のように、上司から部下へ指導やアドバイスをするというものではありません。1on1は、対話により上司が部下の成長をサポートするものです。リーダーシップを鍛えたい社員がいるなら、その社員を対象に1on1を実施してはいかがでしょうか。
リーダーは、大きなストレスやプレッシャーがかかるポジションです。一人で悩みを抱え込んでしまったり、うまくいかずにモチベーションが下がってしまったりすることもあります。適切なサポートを行うためにも、育成対象者と対話をする機会を設けて、状態を把握するのは重要なことです。
また、最近はそもそも「リーダーになりたい」「リーダーシップを発揮したい」という考えを持っていない人も多いといわれています。対話の機会を設けることで、育成対象者の考え方や課題、キャリアビジョンなども把握できるでしょう。
5.キャリアについて考える機会を提供する
前項でお伝えしたように、そもそもリーダー志向がない人もいます。理由はさまざまですが、なんとなく「大変そうだから」「責任だけが重くなるから」リーダーにはなりたくないという人もいるでしょう。
このように、なんとなくリーダーというものに対してネガティブな印象を持っている場合は、自分のキャリアを具体的にイメージできるようになれば、「リーダーも経験する必要がある」「リーダーシップを発揮できるようになりたい」という考え方に変わる可能性もあります。企業から、キャリアについて考える機会を提供してみてはいかがでしょうか。
具体的には、キャリア研修を実施する、キャリアコンサルティングを実施するなどの方法が考えられます。
6.人事評価制度を見直す
社員のリーダーシップを鍛えたいなら、リーダーに求める行動や目標を定め、人事評価に反映させるとよいでしょう。これにより社員は、企業がどのようなリーダーを求めているのかを理解しやすくなります。また、モチベーションが高まり、主体的にその行動がとれるようになることも期待できます。
業績だけを評価するような制度になっている場合は、「結果さえ出せばよい」という考えになってしまいやすくなります。人事評価制度を見直し、行動やプロセスも評価できる仕組みにできるとよいでしょう。
まとめ
一口に「リーダーシップ」といっても、さまざまな考え方があります。リーダーシップを鍛えたいなら、リーダーシップについて理解を深めたうえで、まずは理想のリーダー像を明確にすることが大切です。
そして、リーダーシップを学ぶなら研修がおすすめです。現場で実際にリーダーシップを発揮できるようになるために、体験型のプログラムが組み込まれている研修を選ぶとよいでしょう。「あそぶ社員研修」は、リーダーシップを鍛えるのに役立つ研修を多数用意しています。お気軽にご相談ください。
以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。 1.合意形成研修 合意形成研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。 学びのポイント 2.PDCA研修 PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します。 学びのポイント 3.戦略思考研修 戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します。 学びのポイント 4.コミュニケーション研修 コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 5.ロジカルシンキング研修 ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。 学びのポイント 6.クリティカルシンキング研修 クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します。 学びのポイント 7.リーダーシップ研修 リーダーシップ研修のアクティビティ「グレートチーム」では、チームの運営を疑似体験することでリーダーシップやマネジメントを学びます。 学びのポイント 8.ビジネスマナー研修 ビジネスマナー研修のアクティビティ「ビジトレ」では、実践形式・クイズ形式のアクティビティを通して、ビジネスマナーを楽しく学びます。 学びのポイント 9.防災研修 防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 10.OODA LOOP研修 OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します。 学びのポイント
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