意思疎通ゲームとは?研修での活用方法や注意点も解説
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大学卒業後、クラシック音楽業界にて制作・マネジメント・プロデュースに従事し、アートと教育の融合をテーマに、「体験を学びとして届ける」手法を追求してきた。
その後、体験型コンテンツ会社を経て、株式会社IKUSAにクリエイティブプロデューサーとして入社。
現在は研修事業部の責任者として、体験型・ゲーム型の社員研修事業を統括している。
ユーザー視点に立ったサービス開発を得意とし、「楽しさが行動変容を生む」という信念のもと新しい研修体験を創出している。
意思疎通ゲームとは、お題に対する答えをグループの全員で一致させる簡単なクイズゲームです。意思疎通ゲームは「以心伝心ゲーム」、「全員一致ゲーム」とも呼ばれます。
意思疎通ゲームを成功させるには、グループ内の参加者同士で互いに歩み寄り、答えが一致するようにすり合わせていくことが必須となります。そのため、必然的に相互理解が深まり、関係性の構築にもつながるため、研修や懇親会でおこなうアイスブレイクに適しています。
本記事では、意思疎通ゲームの概要、ルールや用意する物、実施する際の流れ、注意点、研修に取り入れる際のポイントやメリット・効果について紹介します。
意思疎通ゲームとは

意思疎通ゲームは、お題に対する答えをグループの全員で一致させることができれば成功となる簡単なクイズゲームです。意思疎通ゲームは「以心伝心ゲーム」、「全員一致ゲーム」とも呼ばれます。
意思疎通ゲームを実施する際は、4~5人のグループに分かれます。「国民的スポーツといえば?」、「学生時代に一番人気があった部活といえば?」など、「○○といえば?」の形式でお題を出題し、グループ全員の答えが一致すれば成功となります。
基本的には一度で答えが一致することは稀で、数回に渡っておこないながらすり合わせていく必要があります。そのため、グループの参加者同士の相互理解を深められたり、コミュニケーションを通じて関係性の構築につながったりするため、それらが重要となる研修や懇親会などの社内イベントに適しています。
意思疎通ゲームで求められるビジネススキル
ここからは、意思疎通ゲームをおこなう際に求められるビジネススキルについて紹介します。
基礎的なコミュニケーション能力
意思疎通ゲームは簡単なクイズゲームであり、難しいスキルは求められません。また、以心伝心ゲームでは、コミュニケーションを取って答えを意図的に合わせることはできないため、「他者と話す」、「他者と協力する」などの基礎的なコミュニケーション能力があれば実施することができます。
フォロワーシップ
フォロワーシップは、リーダーが先導していくなかで、周囲をフォローしたり、巻き込み力を発揮したりして支援するスキルを指します。意思疎通ゲームを成功させるには、全体を俯瞰で見て、自分がどのような答えを書けばよいかを考えることが重要となります。そのため、周囲を見渡し、支援する意識が求められます。
意思疎通ゲームのルール
意思疎通ゲームのルールは下記の通りです。
- お題が発表されたあとにグループ内で会話をすることはできない
- 10分程度の制限時間を設けてその時間内であればやり直しできる
- グループ全員の答えが一致したら成功となる
ルールはシンプルで、「会話を通じてすり合わせることはNG」というのが基本となります。グループ全員の答えだけをヒントにしてすり合わせていく必要があるため、お題は20~30個程度用意しておくとよいでしょう。迅速に行動して多数のお題にチャレンジすることで、制限時間内に成功させやすくなります。
意思疎通ゲームを実施する際に用意する物
意思疎通ゲームを実施する際に用意する物は下記の通りです。
- お題
- 画用紙や小さいホワイトボード
- ペン
- タイマー
意思疎通ゲームを実施する際にアプリを使用することもできますが、集合しておこなう場合は画用紙または小さいホワイトボードとペンを使用し、クイズ形式で実施するとゲームらしさが感じられて盛り上がりやすくなります。タイマーについてはスマートフォンアプリなどで問題ありません。
意思疎通ゲームを実施する際の流れ
意思疎通ゲームを実施する際の基本的な流れは下記の通りです。
- お題の準備
- ルール説明
- 実施タイム
- 振り返りタイム
それぞれの工程について以下で詳しく紹介します。
お題の準備
意思疎通ゲームを実施する際には、お題を用意する必要があります。制限時間の長さにもよりますが、最低でも20個程度、できれば50個程度のお題を用意しておくことがおすすめです。お題を用意することで、より多くのグループが成功できる可能性を高めることができます。
お題の方向性については、下記が挙げられます。
- 食べ物(食材・料理など)
- 生き物(動物・虫・魚など)
- 趣味(スポーツ・エンタメなど)
「○○といえば?」というお題であれば基本的に問題ありませんが、コンプライアンスやハラスメントに抵触する可能性があるお題は避けましょう。
また、「強い・弱い」、「大きい・小さい」、「砂漠・海」、「春夏秋冬」などと、食べ物・生き物・趣味などと組み合わせることで、多くのお題を用意しやすくなるのでおすすめです。すべてのグループが同じお題を使用しない場合は、グループ数に20~30を掛けた数のお題を用意するとよいでしょう。
ルール説明
意思疎通ゲームのルールはシンプルですが、「会話を通じて答えを一致させてはいけないこと」を説明する必要があります。また、意思疎通ゲームを成功させるには、全員が協力して答えを合わせられるように努めることが必須となります。ファシリテーターがルール説明をおこなう際に、全員が答えを確認して少しずつすり合わせていくように促すとよいでしょう。
実施タイム
実施タイムでは、10分程度の制限時間内に、何度でも再挑戦することができます。十分な数のお題を各グループに振り分けましょう。10分程度の場合には、30~50個程度のお題を振り分けておくのがおすすめです。全グループに同じお題を用意する形でも問題ありません。
振り返りタイム
実施タイムが終了したら、振り返りをおこないます。成功できた場合は何が要因となったのか、成功できなかった場合はどのようにすれば成功できたのかを各グループで考えます。コミュニケーション研修やフォロワーシップ研修などに取り入れる場合には、コミュニケーション能力やフォロワーシップと関連付けて、講師が解説するとよいでしょう。
意思疎通ゲームを実施する際の注意点
以下では、意思疎通ゲームを実施する際に押さえておきたい注意点を紹介します。
全員がフォロワーシップを意識して取り組むように促す
1人でも答えが違うと失敗となるため、意思疎通ゲームを成功させるには、グループの全員がフォロワーシップを発揮する必要があります。意思疎通ゲームを進めていく過程で各々に責任感や協力意識が生まれ、自然とフォロワーシップを発揮するようになる場合が多いですが、ファシリテーターがそのように促すことで、全グループを成功に近づけることができます。
難易度を調整する
意思疎通ゲームは、限定的なお題であるほど、難易度が低くなります。たとえば、「強い動物といえば?」と比べて、「腕力が強い動物といえば?」のように限定的なお題は選択肢が限定されるため、答えを一致させやすくなります。2~3割程度は難易度の低いお題を含めたり、順番を指定して後半に進むほど簡単になったりするように工夫して、難易度を調整しましょう。
意思疎通ゲームを研修で実施するメリット・効果
以下では、以心伝心ゲームを研修に取り入れるメリットを紹介します。
アイスブレイクを活用して心理的安全性が高まる
アイスブレイクとは、コミュニケーションを通じて参加者の緊張をほぐし、心理的安全性を高められる簡単なゲームを指します。意思疎通ゲームを実施することで、研修で実施するグループワークで参加者同士が積極的にコミュニケーションを取れるように促すことができます。
ゲーム体験により主体性が発揮される
意思疎通ゲームは簡単なクイズゲームであり、ゲーム体験を通じて、参加者の主体性を高めることができます。参加者の行動変容を促し、研修効果を高めるには、主体性を高めることが重要です。意思疎通ゲームを活用し、参加者がゲーム体験を共有することで、主体性の発揮を促すことにつながります。
意思疎通ゲームを研修で活用するポイント
以下では、意思疎通ゲームを研修に取り入れる際のポイントを紹介します。
アイスブレイクを適切なタイミングでおこなう
アイスブレイクを取り入れることで参加者同士のコミュニケーションが促されたり、心理的安全性が高まったりしますが、温度感が長続きしにくいため、グループワークの直前におこなうことが重要です。意思疎通ゲームで積極的なコミュニケーションを促し、グループワークを実施する際の主体性を高めましょう。
フォロワーシップなどのスキルとゲーム体験を関連付ける
意思疎通ゲームで難しい知識やスキルを求められることはありませんが、フォロワーシップを発揮する際の前提となる考え方や姿勢など、フォロワーシップ研修で学ぶうえで重要となるポイントが含まれています。研修のテーマや内容と意思疎通ゲームを関連付けて、研修の学びが深まるように工夫することが大切です。
まとめ
意思疎通ゲームは、研修や懇親会などで心理的安全性を高めたり、コミュニケーションを促進させたりすることを目的としたアイスブレイクに適しています。10分程度の短時間での実施が可能で、簡単なアイスブレイクにおすすめです。コミュニケーション促進やチームビルディングが目的となる研修や懇親会の実施を検討している方は、ぜひIKUSAにご相談ください。
以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。 1.合意形成研修 合意形成研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。 学びのポイント 2.PDCA研修 PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します。 学びのポイント 3.戦略思考研修 戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します。 学びのポイント 4.コミュニケーション研修 コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 5.ロジカルシンキング研修 ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。 学びのポイント 6.クリティカルシンキング研修 クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します。 学びのポイント 7.リーダーシップ研修 リーダーシップ研修のアクティビティ「グレートチーム」では、チームの運営を疑似体験することでリーダーシップやマネジメントを学びます。 学びのポイント 8.ビジネスマナー研修 ビジネスマナー研修のアクティビティ「ビジトレ」では、実践形式・クイズ形式のアクティビティを通して、ビジネスマナーを楽しく学びます。 学びのポイント 9.防災研修 防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 10.OODA LOOP研修 OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します。 学びのポイント
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