ブラインドスクエアとは?研修での活用方法や注意点も解説
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大学卒業後、クラシック音楽業界にて制作・マネジメント・プロデュースに従事し、アートと教育の融合をテーマに、「体験を学びとして届ける」手法を追求してきた。
その後、体験型コンテンツ会社を経て、株式会社IKUSAにクリエイティブプロデューサーとして入社。
現在は研修事業部の責任者として、体験型・ゲーム型の社員研修事業を統括している。
ユーザー視点に立ったサービス開発を得意とし、「楽しさが行動変容を生む」という信念のもと新しい研修体験を創出している。
ブラインドスクエアは、6~8人程度のグループを組んでロープを持ち、目隠しをした状態で正方形にすることを目指すゲームです。参加者の感覚とコミュニケーションで形作る必要があり、信頼関係の構築や心理的安全性の向上などにつながります。
また、ブラインドスクエアではコミュニケーションスキル、論理的思考力(ロジカルシンキング)、リーダーシップなどのビジネススキルが求められるため、研修での実施に適しています。
本記事では、ブラインドスクエアの概要、求められるスキル、ルール・用意する物、実施する際の流れ・注意点、研修に取り入れるメリット・効果・ポイントについて解説します。
ブラインドスクエアとは
ブラインドスクエアは、6~8人程度のグループに分かれ、各々が目隠しをした状態でロープを手に持ち、正方形にすることを目指すゲームです。
視界が遮られている状態で正方形を作る必要があり、成功させるには参加者同士のコミュニケーションが不可欠となります。また、「誰がどのように指示を出すか」「どのようにすれば正しく伝わるか」といったリーダーシップや論理的思考力なども重要です。
ブラインドスクエアではコミュニケーションスキルやリーダーシップ、フォロワーシップ、論理的思考力、合意形成スキルなどのビジネススキルが求められるため、研修での実施に適しています。
ブラインドスクエアで求められるビジネススキル
ここからは、ブラインドスクエアを実施する際に求められるビジネススキルの詳細について紹介します。
コミュニケーションスキル
目隠しをした状態で正方形を作るためには、伝える力・聞く力の言語コミュニケーションに関するコミュニケーションスキルが必須となります。他者が発信する情報に対して積極的に傾聴し、自分が得た情報を他者に正しく伝えることで、ブラインドスクエアの成功に近づきます。
なお、コミュニケーションスキルを高める方法については以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:コミュニケーション能力を鍛える方法10選
リーダーシップ
ブラインドスクエアを進めていくには、先導する人が必要なため、リーダーシップが求められます。わかりやすく方針や方向性を伝えたり、他者の意見を引き出してブラッシュアップしたりするリーダーシップを発揮することで、ロープの形が正方形に近づいていきます。
論理的思考力
ブラインドスクエアでは、「どのようにすれば目隠しをした状態でロープの形を正方形にすることができるか」を考えることで必要となります。グループの人数、自チームに振り分けられた人の特徴や、ブラインドスクエアの性質、正方形を作るプロセスなどについて考え、論理的に具体的な方法を導き出していきます。
合意形成スキル
ブラインドスクエアを円滑に進めていくには、グループ内での合意を得ながら進めていくことが必要です。リーダーシップにも通じますが、同じグループの参加者の意見を引き出し、全員が納得したうえで進めていくことで、効率的かつ円滑に正方形の完成に向かうことにつながります。
ブラインドスクエアのルール
- 1つのグループの人数は6~8人程度
- グループの全員が目隠しをする
- グループの全員が1本のロープを持つ
- コミュニケーション手段は「言語コミュニケーション」のみ
- 3~5分程度の制限時間を設ける
- 正方形が完成したらロープを床・地面に置いて座る
- 目視で確認して正方形と思えれば成功となる
ブラインドスクエアのルールはシンプルでわかりやすいため、初心者でも実施しやすいことが特徴ですが、目隠しをした状態で正方形を作ることは難しく、振り返りを実施したり、2~3回実施して改善するチャンスを与えたりすることは必要です。
ブラインドスクエアを実施する際に用意する物
- 10~12m程度のロープ
- 人数分のアイマスクやタオル
- 制限時間を確認するためのタイマー
ブラインドスクエアを実施する際には、10~12m程度のロープと人数分アイマスクやタオルが必要です。制限時間を確認するためのタイマーについては、スマートフォンアプリなどで問題ありません。制限時間に達した際に音が鳴らない場合は、ブラインドスクエアを実施する際のファシリテーターが確認して全体に周知させます。残り時間が1分や30秒になったタイミングなど、途中経過も伝えるとよいでしょう。
また、ブラインドスクエアを実施する場所については、屋内・屋外を問わず、十分なスペースがあれば実施可能です。ただし、目隠しをした状態で歩くため、テーブルやイスなどの障害物を片づけておくことは必要となります。
ブラインドスクエアを実施する際の流れ
ブラインドスクエアを実施する際の基本的な流れは下記の通りです。
- グループ分け
- ルール説明
- 実施タイム
- 振り返りタイム
- 再挑戦タイム
- 解説
以下では、ブラインドスクエアを実施する際の流れと詳細について紹介します。
グループ分け・ルール説明
6~8人程度のグループに分かれたあとに、ファシリテーターがルール説明をおこないます。ルール自体はシンプルですが、注意点なども含めて説明することが重要です。
実施タイム
ブラインドスクエアを実施する際には、グループで作戦を立てる時間を設けず、実施タイムからはじめます。目隠しをしてからコミュニケーションを取って進めていくことで、合意形成やリーダーシップの難しさが高まり、より主体的にブラインドスクエアに取り組むことが促されます。
判定・振り返りタイム
実施タイムが終了したら、判定と振り返りをおこないます。失敗した場合には「どのようにすれば良かったか」などのアイデアを出し合い、次回に向けて改善をはかります。成功できた場合には「さらに効率的な方法がないか」を考えるように促すとよいでしょう。
再挑戦タイム
振り返りタイムを経て、再挑戦タイムに移ります。グループ内でPDCAサイクルを回し、改善をはかることで、ブラインドスクエアの成功につながります。成功できたグループの数が少ない場合には、再挑戦タイムを複数回に渡って実施するとよいでしょう。
ブラインドスクエアを実施する際の注意点
以下では、ブラインドスクエアを実施する際に押さえておきたい注意点を紹介します。
身体的な接触や安全面に配慮して実施する
ブラインドスクエアを実施する際には参加者が目隠しをする必要があるため、意図せずにグループ内の他者と接触したり、つまずいて転んだりしてしまう可能性があります。同性でグループを組んだり、段差や障害物がない場所で実施したりして、接触や安全に配慮することが重要です。
ファシリテーターからのアドバイスは最小限にする
ブラインドスクエアを実施する際には、参加者同士で考えながらコミュニケーションを取り、試行錯誤や創意工夫を発揮して成功に近づくことが重要です。ファシリテーターがアドバイスを伝えすぎてしまうとそのようなプロセスを経ることができなくなる可能性があるため、基本的には最小限にするのが望ましいといえます。
ブラインドスクエアを研修で実施するメリット・効果
ここからは、ブラインドスクエアを研修に取り入れるメリットや効果について紹介します。
主体性が高まる
ブラインドスクエアはコミュニケーションゲームの1種で、楽しく積極的に取り組みやすいため、受講者の主体性を高めることにつながります。ブラインドスクエアで求められるビジネススキルと関連するテーマで研修を実施する際に取り入れることで、受講者の学びを深めることができます。
チームビルディング効果が高い
ブラインドスクエアを成功させるにはグループ内で連携・協力することが重要です。また、コミュニケーションを通じてグループ内の相互理解が深まるため、チームビルディング効果が期待できます。そのため、ブラインドスクエアは同期の関係性の構築や強化をはかる必要がある新入社員研修や若手社員研修などに適しています。
ブラインドスクエアを研修で活用する際のポイント
以下では、ブラインドスクエアを研修に取り入れる際に押さえておきたいポイントを紹介します。
研修テーマとビジネススキルを関連付ける
ブラインドスクエアでは、コミュニケーションスキルやリーダーシップ、フォロワーシップ、論理的思考力、合意形成スキルなどのビジネススキルが求められます。そのため、それらのビジネススキルと研修テーマが関連付けられていれば、実践的な学びを通じて、研修内容を深く理解することにつながります。
振り返りと改善のプロセスを取り入れる
ブラインドスクエアはゲームとしての難易度がやや高く、一度目で成功できることは多くありません。失敗を経て、改善をはかり、グループで協力して成功に至るプロセスが個人・グループの成長につながるため、振り返りタイムや再挑戦タイムを設けるのがおすすめです。
まとめ
ブラインドスクエアは、視界が遮られた状態でコミュニケーションを取り、グループで協力してロープを使って正方形を作るゲームです。コミュニケーションスキルやリーダーシップなどのビジネススキルが求められ、研修での実施にも適しています。
グループ形式で主体的に取り組める研修アクティビティの実施に関しては、ぜひIKUSAにご相談ください。
以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。 1.合意形成研修 合意形成研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。 学びのポイント 2.PDCA研修 PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します。 学びのポイント 3.戦略思考研修 戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します。 学びのポイント 4.コミュニケーション研修 コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 5.ロジカルシンキング研修 ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。 学びのポイント 6.クリティカルシンキング研修 クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します。 学びのポイント 7.リーダーシップ研修 リーダーシップ研修のアクティビティ「グレートチーム」では、チームの運営を疑似体験することでリーダーシップやマネジメントを学びます。 学びのポイント 8.ビジネスマナー研修 ビジネスマナー研修のアクティビティ「ビジトレ」では、実践形式・クイズ形式のアクティビティを通して、ビジネスマナーを楽しく学びます。 学びのポイント 9.防災研修 防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 10.OODA LOOP研修 OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します。 学びのポイント
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