レジリエンスを高める方法20選!個人やチームへのアプローチ別に紹介
- 組織・人材開発

レジリエンスとは、ビジネスシーンにおいては「困難にぶつかっても回復し、乗り越える力」として用いられる言葉です。終身雇用が一般的ではなくなり、変化が激しく人材が流動的な環境にある昨今では「レジリエンス」の重要性が注目されています。
本記事では、レジリエンスを高める20の方法を紹介します。
レジリエンスとは
レジリエンス(resilience)とは、精神的回復力を指す言葉です。元々は物理学の用語で「物体の弾性」を指す言葉ですが、ビジネスシーンでは「困難にぶつかっても、回復し、乗り越える力」として使われています。
レジリエンスは、業務で責任を負ったり、ミスをしてしまったりしたときに、ストレスから回復し、自身の成長につなげるために必要な力です。外部からかかるストレスへの耐性だけでなく、跳ね返すような「しなやかな強さ」を指します。
個人がレジリエンスを高める方法8選
社員それぞれが個人として、レジリエンスを高める方法を紹介します。
1.感情をコントロールする方法を学ぶ
物事の捉え方を変え、自分の感情をコントロールできるようになることで、レジリエンスを高められます。たとえ失敗しても失敗も成長のチャンスとして気持ちを切り替えて活かせるようになるでしょう。
ポイント・注意点
感情をコントロールするには、臨床心理学の博士アルバート・エリスが提唱した心理療法、「ABCDE理論」が効果的とされています。
「ABCDE理論」には、A(Activating Event)=状況、事実、B(Belief)=考え方、思い込み、C(Consequence)=解釈により生じる感情や行動、反応、D(Dispute)=Bに対する反論(自分の考え方への疑問)、E(Effect)=Dによる効果、の5つの要素があります。
なかでも大切なのはDであり、出来事に対する自分の解釈(B)を見つめ直し、客観的に捉え直すことです。そうすることで思考が変わり、前向きな感情へとコントロールできるようになるでしょう。
「ABCDE理論」を用いた考え方の例を紹介します。
- 業務の失敗を同僚に指摘された
- ミスに自分で気づけず、同僚に呆れられたに違いない
- 自分はダメな人間だ
- ミスが大きくならないように、同僚は自分のためを思ってフォローしてくれた
- 同じミスをしないように注意し、自分も周りのフォローができるように努めよう
Bに対して、Dの方が前向きに物事を捉えられています。解釈を見つめ直すことで、経験を建設的に活かせます。
2.自己肯定感を高める
自己肯定感を高めれば、他者に必要以上に振り回されず行動できるようになります。
自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れ、尊重し、価値を見出せている状態を指します。自己肯定感が高いと、自分の長所や短所を正確に把握し、強みを活かして行動できたり、失敗を恐れず挑戦できたりするようになります。そのため、自己肯定感を高め、感情をコントロールすることは、レジリエンスの向上につながるでしょう。
ポイント・注意点
自己肯定感を高めるには「自分のどんな点に自信がないか」「何に不安を感じるか」を書き出し、内容を客観的に検討する、小さな成功体験を積み重ねるなどの方法が効果的です。自分の強みだけでなく、弱みも見方を変えると強みとなります。たとえば「一つひとつの作業が遅い」という点は「丁寧に仕事をする」と捉えることも可能です。自分の強みや弱みを正確に把握することが、自己肯定感を高めることにつながります。
3.自己効力感を高める
自己効力感は、レジリエンスを高めるうえでの重要な要素です。自己効力感とは、目標に対して、それを達成できる能力が自分にあると感じられている状態を指します。
自分の能力を信じ、物事を前向きに捉えられる傾向にあります。失敗を恐れず立ち向かえるため、たとえ失敗しても比較的早く立ち直れるでしょう。
ポイント・注意点
自己効力感を高めるには、自分にとって少し背伸びをした目標を立てて成功体験を積み重ねていくことが大切です。また、自分にとって理想的なロールモデルを身近に見つけて観察し参考にするのも効果的でしょう。
「期待している」「君ならできる」といった他者からの声がけも自己効力感を高めるため、指導する立場にある場合、部下や社員へ積極的に言葉をかけるよう意識しましょう。
4.問題解決思考を身につける
問題解決思考とは、何か課題にぶつかったときに、問題の本質を見極めて、解決までの道筋を立て、実行していく思考力を指します。
問題に対して挑戦する精神や、失敗から学ぶ行動力が身につき、レジリエンスを高められます。
ポイント・注意点
問題解決思考を身につけるには「現状」を正確に把握して「理想の状態」とのギャップを捉えることが前提となります。
問題解決のプロセスは大きく以下の3つです。
- 問題を正しく捉える
- 問題を分析して原因を突き止める
- 解決策を考え実行する
日頃から取り組んでいることに対して疑問を持つよう癖づけをしていると、何事においても一度考える習慣ができるでしょう。また感じた疑問や問題を紙に書き出して可視化することで、周囲への共有ができ、スピーディーな問題解決につなげられます。
5.目標を設定する
自身の仕事における目標をしっかりと立てておくことで、課題に直面しても目指すべき方向性を見失いにくくなります。方向性が定められていることは、目標達成への原動力となり、レジリエンスが高まるでしょう。
ポイント・注意点
目標は、短期的な目標と長期的な目標を立てるのがおすすめです。短期的な目標があることで短いスパンで成功体験を積み上げられ、モチベーションを保ちながら仕事ができます。
また、自分だけでは目標を設定しにくい場合は、適宜上司や同僚にアドバイスをもらうとよいでしょう。
6.成功体験を積む
成功体験を積み重ねることでは、自分に自信がつくため、レジリエンスを高められます。
自信がついてくると、自分で行動を決めて納得感が持てるため、たとえその結果失敗したとしても立ち直りやすくなるでしょう。挫折を成長のきっかけにできるようになることが大切です。
ポイント・注意点
たとえ通常業務であっても、達成しやすい目標をこまめに立てることがおすすめです。たとえば「メール対応は毎日何時までに完了させる」「一日一社、新規顧客につながりそうな企業をリサーチする」など、達成可能な目標を設定してみましょう。
7.周囲の人材の長所を取り入れる
自分が魅力に感じた他者の長所を取り入れることで、自分に自信が湧き、レジリエンスが高まるでしょう。常日頃から自分の周囲に気を配り、成長につながる発見を得ることが大切です。
ポイント・注意点
周囲の長所を見つけるためには、積極的に相手と関わる時間をつくり、属性などに惑わされずありのままの相手を見るように意識することがポイントです。
たとえば仕事をたくさん振ってくる上司に対し「プレッシャーをかけられている、上司なのにフォローしてくれないのはおかしい」と捉えるのではなく「期待されている、頼りにされている」と捉えてみましょう。相手をポジティブに見る癖をつけることで、周囲の長所を見つけやすくなります。
8.健康意識を高める
レジリエンスを高めるために、自身の精神状態を健康に保ちましょう。寝不足や体調不良など、身体面のコンディションは精神状態に大きな影響を与えるため、健康を維持することも、レジリエンスを高めるうえで重要です。
ポイント・注意点
健康を維持するため、適切な運動や睡眠をとれるような生活習慣をつくりましょう。また、喫煙や、過度なアルコール摂取といった健康状態に影響を与える行動は避けることをおすすめします。
可能であれば、定期的に健康診断を受け、自身の健康状態を正確に把握することができると安心です。
チームのレジリエンスを高める方法12選
チームや企業としてレジリエンスを高める方法を紹介します。
1.職場の心理的安全性を高める
心理的安全性とは、組織において安心して自分の意見や考えを伝えられる環境を指します。心理的安全性が高まると社員同士の関係が築きやすく、サポートし合えるようになるでしょう。
よい人間関係を構築できることで一人ひとりの自己肯定感が上がり、チームのレジリエンスを高めることにつながります。
ポイント・注意点
安心して発言できる環境が大切であるため、ミーティングを行う際は偏りなくメンバー全員に発言してもらえるよう配慮しましょう。また、リーダーは社員にこまめに話しかけ、相談・質問がしやすい雰囲気をつくることも効果的です。
発言したとしても聞き入れてもらえない環境であると、社員は発言を躊躇するようになる可能性があります。意見や提案はできる限り尊重するよう努めることが大切です。
2.楽観的な社内風土を醸成する
物事をポジティブに捉えられる「楽観性」は、レジリエンスを高めるうえで重要です。なぜなら物事を建設的に捉えるためには、前向きな思考が必要だからです。
失敗を責め過ぎず「次に活かし学んでいこう」と考えられる企業風土や雰囲気を醸成することで、チームのレジリエンスを高められるでしょう。
ポイント・注意点
形式だけの制度や業務内容は見直して改善していくことで、前向きな刷新を厭わない企業風土をつくれます。
また、社員から自分に合わないと感じている会社の風土や改善点について意見を募ることもおすすめです。現状を正確に把握することで、効果的な改善策を講じられるでしょう。
3.職場のコミュニケーションを活性化する
社員同士がコミュニケーションを取りやすい環境を整えることで、よい人間関係を構築できます。フォローし合える関係性があることで、失敗から素早く回復しやすくなり、レジリエンスを高められるでしょう。
ポイント・注意点
フリーアドレス制を取り入れて人間関係を流動的にすることで、コミュニケーションを活性化させられます。フリーアドレス制とは、オフィスに固定席を設けず社員が好きな席で働ける制度です。
また、オフィスの一角にフリースペースを設けるのもおすすめです。部署を問わず集まれる場をつくることで、社員が人間関係を広げやすくなります。
4.社員の強みを活かす
社員一人ひとりが自己肯定感を高められる環境を整えることで、チームのレジリエンスを高められます。そのためには社員の強みを把握し、それを活かせるような仕事を任せていくことが大切です。
ポイント・注意点
1on1ミーティングを実施し、社員一人ひとりの強みを把握できる環境を整えましょう。どんな業務を行いたいのか、将来のビジョンを聞き出すことで、希望にそえるよう調整できます。
また強みをより強化するための研修を実施するなどの、サポートにもつなげられます。
5.社員のエンゲージメントを強化する
エンゲージメントとは英語で「約束」「誓約」を指す言葉で、ビジネスシーンでは「企業と社員」の関係性を表すために用いられます。
エンゲージメントを強化することは、社員が業務に対して情熱を持って取り組み、企業に貢献したいと思える関係性の構築につながります。企業に対して愛着心が持てることは、困難に立ち向かう動機づけとなり、レジリエンスを高められるでしょう。
ポイント・注意点
社員の自己実現をサポートするによって「この環境に身を置けば、なりたい自分に近づける」と感じてもらうことが大切です。たとえば希望する仕事を積極的に任せたり、書籍・研修代を福利厚生で補助したりする方法が考えられます。
また、こまめにフィードバックを行い、社員が企業に必要な存在だと実感してもらえるよう言葉をかけることを意識しましょう。貢献できていると感じられることで、社員のエンゲージメントを強化できます。
6.企業理念を浸透させ、一体感を醸成する
会社が描くビジョンや大切にしたい考え方を社員に浸透させることで、企業に一体感を醸成できます。一体感があれば、困難に対してチームで立ち向かえるため、レジリエンスを高めることにつながるでしょう。
ポイント・注意点
社員に企業理念やビジョンを丁寧に説明し、共感してもらえる機会を設けることが大切です。社内報や社内SNSで企業の方向性をこまめに発信し、理念やビジョンを浸透させるタイミングを増やしていきましょう。
7.コンフリクトを恐れない社内風土をつくる
コンフリクトとは、英語で「衝突」「争い」を指す言葉です。ビジネスシーンでは、異なる意見が衝突し、妥協点を見出しにくい状況を指す言葉として用いられます。
致命的な対立が起きることは避ける必要がありますが、ある程度の意見の衝突は許容できる文化をつくることが大切です。話し合いで互いが歩み寄れる関係性を築くことで、社員のストレス耐性が上がり、レジリエンスを高めることができます。
ポイント・注意点
「衝突」に対しては、ネガティブなイメージを持ちやすいかもしれません。しかし、互いが歩み寄り、新しい意見が生まれるきっかけになると伝えることで、社員にポジティブな面を認識してもらえます。
また、人がコンフリクトに直面した際には、次の5つの態度をとるとされています。
- 競争 (パワーで相手を圧倒し、自分の意見を相手にのませる)
- 受容 (自分の意見より相手を優先して解決する)
- 妥協 ( 双方が要求水準を下げて解決を目指す)
- 回避 (対立状況そのものを回避し、解決を先送りする)
- 協調 (対立点を明確にしつつ、お互いの意見を尊重し建設的な対話で解決する)
上記の「協調」につなげていくことが大切です。
8.社員同士で意見交換する機会を設ける
社員同士で意見交換する機会を設け、それぞれが困難から回復した過程を共有しましょう。他者の経験を聞くことで、気持ちの立て直し方を学び、レジリエンスを高められます。
また、意見交換することで、自分の業務や考え方を振り返ることができます。自分は前に進んでいると認識することで自己肯定感も高まるでしょう。
ポイント・注意点
意見交換の場として、定期的な会議やランチミーティングを設ける方法が考えられます。
また、社内イベントも交流の機会として効果的です。例として「社内運動会」や「ファミリーデー」などが挙げられます。
9.社員同士がサポートし合える環境をつくる
社員同士がサポートし合えることで、失敗が起きてもチームとして解決に動けます。社員同士の絆を強化することは、失敗しても支えてもらえるという安心感を生み、レジリエンスを高められるでしょう。
ポイント・注意点
社員同士のつながりを深めるためには、チームビルディング研修を行うことが効果的です。
株式会社IKUSAでは、アクティビティを通じて交流を深められるチームビルディング研修を提供しています。そのなかの1つ「チャンバラ合戦」は、スポンジ製の刀で相手の腕についているボールを斬り合う「チャンバラ」を使ったアクティビティです。
シンプルなルールのため、世代を超えて参加できます。また「合戦」の前には必ず「軍議」という名の作戦会議を行うため、メンバー同士のコミュニケーションを促進できるでしょう。
社員同士のつながりを深めたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
10.レジリエンス研修を行う
レジリエンス研修とは、メンタルを自ら立て直す心を育てる目的で取り組む研修です。ストレスを成長の糧として前向きに捉える方法や、ストレスに対するアプローチ方法を学びます。
研修を行うことで、社員一人ひとりが困難への対処法を学べ、チームのレジリエンスを高められるでしょう。
ポイント・注意点
研修内容の例は以下の通りです。
- ストレスを抱えやすいポイントや、それに対する対処法を学べるメンタルヘルス研修
- 自分と向き合い感情をコントロールする方法を学ぶ研修
- 自己肯定感・自己効力感の高め方を学ぶ研修
- ビジネスシーンで生まれるストレスへの対処法を学ぶストレスマネジメント研修
- 結果を受け止め、行動の選び方を学ぶ研修
社内リソースでの開催が難しい場合は、研修を提供する外部サービスを利用するのがおすすめです。
11.社員が自己理解を深める研修を行う
社員一人ひとりが自分を理解し、感情のコントロールや目標設定を行うことで、チームのレジリエンスを高められます。
自分の思考の傾向や特性を把握することで、感情をコントロールできるようになり、軌道修正がしやすくなるでしょう。
ポイント・注意点
社員が自身を客観的に評価してもらえる機会として、メンター制度やコーチングを取り入るのもおすすめです。
また、以下のような感情をコントロールする方法を学ぶ勉強会や研修を開催することも効果的です。
- アンガーマネジメント
- マインドフルネス瞑想
- 感情日記
12.健康経営に取り組む
健康経営とは「社員が健康になることは、将来の企業成長のための投資である」と捉える経営方法です。
心身ともに健康であってこそ、ストレスからしなやかに回復できるレジリエンスが高まるため、社員が健康を維持しやすい環境を整えることが大切です。
ポイント・注意点
健康診断を受診する機会を定期的に提供するほか、残業時間の削減やテレワークやフレックスタイム制の採用など、ワークライフバランスを整える施策を取り入れましょう。
まとめ
レジリエンスとは困難にぶつかっても、回復し乗り越える力を指し、変化の激しい現代においてビジネスシーンでも注目を集めています。
社員個人が高める方法と、企業が主導しレジリエンスを高めやすい環境を提供する方法があり、アプローチの仕方はさまざまです。社員の様子や社内環境を振り返り、取り組めるものから着手しましょう。
以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。
1.合意形成研修
合意形成研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。
学びのポイント
- 各々が個人ワークで考えた答えを聞くことで、チームメンバーの状況に対する認識や物資の重み付けの違いを受講者が理解する
- 話し手は自分の答えにいたった理由を論理的・説得的に説明する
- より良い根拠を導き出すための比較検討をして、チーム全員が納得する結論を出す
2.PDCA研修
PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します。
学びのポイント
- 計画を立ててロケットを飛ばし、その結果から組み合わせの誤り・部品の不足・不良部品の有無を推察し、それを繰り返すことで組み合わせの精度を上げていく
- 資金稼ぎ・パーツの選択・打ち上げの準備を繰り返し、作戦タイム振返りを経て行動を改善していくことで、最適化されていく
3.戦略思考研修
戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します。
学びのポイント
- 不確実な状況のなかで自チームにとって最適な行動方針を考え、実行していく
- 戦略を決めるために与えられた手段のなかでどの情報を取得していくかの優先順位決めが求められる
4.コミュニケーション研修
コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。
学びのポイント
- 受講者が「自分しか見えていない情報・問題・解き方」をチームで共有することでコミュニケーション促進やスキルアップにつながる
- 突飛な発想・ヒラメキをチームのなかで積極的に発言できる心理的安全性の高い環境づくりが求められる
5.ロジカルシンキング研修
ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。
学びのポイント
- 小グループで得られた情報を論理的に整理し、確定情報・曖昧情報・不要な情報を選り分ける
- 大グループで全体に必要な情報を論理的に判断・共有することや、自分たちに足りない情報を聞き出すことが求められる
6.クリティカルシンキング研修
クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します。
学びのポイント
- 証拠品や証言など多くの情報を手分けして読み、組み合わせて論理的に結論を導き出す
- フェーズが進むごとに情報が増え、複雑になっていくなかで必要な情報を取捨選択する
- 出た結論に満足せず、常に新しい情報と照らし合わせて再検証する
7.リーダーシップ研修
リーダーシップ研修のアクティビティ「グレートチーム」では、チームの運営を疑似体験することでリーダーシップやマネジメントを学びます。
学びのポイント
- メンバーのリソース管理や育成、リーダーとしての決断を繰り返すことで、いろいろなリーダーシップの型を知ることができる
- 現代に合わせたリーダーシップの発揮の必要性を知り、自分らしいリーダーシップを学べる
8.ビジネスマナー研修
ビジネスマナー研修のアクティビティ「ビジトレ」では、実践形式・クイズ形式のアクティビティを通して、ビジネスマナーを楽しく学びます。
学びのポイント
- 堅い内容になりがちなビジネスマナー研修にゲーム形式を取り入れることで、受講者が没入して学べる
- 名刺交換や報連相などを実行し、動作・マナーに慣れることで、翌日から実践できるようになる
9.防災研修
防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します。
学びのポイント
- 謎解きの答えが災害時のNG行動にまつわる内容となっており、解説時になぜ行なってはいけないかもセットで学ぶ
- 被災時は様々な情報が飛び交うため、情報を取得する際にどのようにすれば惑わされないかを学ぶ
10.OODA LOOP研修
OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します。
学びのポイント
- 敵チームをよく観察して作戦を練り、状況に応じた行動を素早く判断しながら、チームで共有して一体となって行動する
- ミッションの勝利条件をもとに、観察、判断、行動を繰り返すことで、本当にすべき行動が何なのか、行動の最適化を行う
この記事の著者
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