チームビルディング研修のアウトドア企画例20選│普段と異なる環境で高める協働力
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チームビルディング研修は、組織の関係性や成果を高めるうえで重要な取り組みです。近年では、屋外でおこなうアウトドア型の研修も注目を集めています。
屋外での研修は、オフィスにはない開放感や非日常感があり、自然のなかに身を置くことで参加者の緊張が和らぎ、肩書きや役職に縛られない、フラットなコミュニケーションが生まれやすくなります。また、普段の業務では見えにくい一面が表れやすい点も、アウトドアならではの特徴です。
本記事では、チームビルディング研修のアウトドア企画例20選をカテゴリに分けて紹介します。
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チームビルディング研修のアウトドア企画例10選丨体を動かす
体を動かすチームビルディング研修のアウトドア企画例を10選紹介します。
1.登山
山道をチームで歩き、目的地となる山頂やチェックポイントを目指す「登山」はチームビルディングにおすすめです。体力や登山経験には個人差があるため、歩くペースや休憩の取り方、前を歩く人が後方を気にかけるなど、チームとしての動き方も重要になります。
無理なく目的地にたどり着けることが大切なため、カジュアルな登山コースを選ぶのが無難です。山頂や展望スポットに到着すれば達成感とチームとしての一体感を得ることができるでしょう。
2.フォトトレッキング
「フォトトレッキング」とは、自然のなかを歩きながら、指定されたテーマやお題に沿った写真を撮影していく企画です。公園や森林、山などを、チームで移動しながら被写体を探し、撮影のタイミングや構図を相談しつつ進めていきます。登山とは異なり、登頂を目指すのではないため、体力に自身がなくても安心です。
「季節を感じるもの」「チームらしさが伝わる一枚」といった抽象度のあるテーマを設定することで、それをどう解釈するかをチーム内で話し合うきっかけになります。また、写真を撮る役、アイデアを出す役、ルートや時間を管理する役などが自然に分かれ、全員がカメラ操作に慣れていなくても参加しやすい企画です。
3.ロゲイニング
「ロゲイニング」とは、制限時間内に地図に記されたチェックポイントを巡り、得点を集める企画です。全てのチェックポイントをまわることができないため、どのチェックポイントをどの順番でまわるか、どこで引き返すかが重要です。
スタート前に地図を確認し、チームごとに行動計画を立てます。高得点だけど距離の遠いポイントを狙うのか、確実に回れるポイントを優先するのかなど、チームの考え方によって選択が分かれやすいのが特徴です。
ロゲイニングでは、判断を一人に委ねるのではなく、チームとして納得できるルートを選ぶことが求められます。意見が分かれたときになにを基準に決めるのか、急な変更をどう受け入れるのかといったやり取りは、チーム内での合意形成の図り方にもつながります。
4.運動会
業務から離れ、チームで運動に集中する「運動会」もチームビルディングに適しています。リレーや玉入れ、綱引きなど、チームで楽しめる種目を選ぶとよいでしょう。
普段の業務ではわからない運動が得意な人が活躍するシーンや、それを応援するメンバーなど、運動会を通して出てくる強みやチームの楽しさを実感しやすいです。
チームの勝利を目指すことで一体感が生まれやすく、盛り上がる企画です。
5.モルック
「モルック」とは、フィンランド発祥の木製ピンを使ったスポーツで、番号が書かれたピンを倒しながら多くの得点を目指すアウトドアスポーツです。地面に立てた複数のピンに向かって木の棒である『モルック』を投げ、ピンの倒れ方によって得点が決まるルールで、力の強さではなく狙いと判断力が求められます。
個人戦ではなくチームでおこない、参加者は順番に投げ、得点の状況を見て次の一投を考えます。高得点を狙うのか、安全に点を重ねるのかなど、チーム内で作戦を話し合うことも重要です。
誰でも参加しやすく、判断と実践を繰り返すチーム競技として取り入れやすい企画です。
6.無人島サバイバル
「無人島サバイバル」とは、無人島を舞台にチームで協力して過ごす企画です。携帯電話や財布をはじめとした私物を持たず、食材の調達や調理、寝る場所の確保など、1日を過ごすためにチームで知恵と力を合わせます。
安全管理や移動手段、最低限のものは用意されているものの、無人島での過ごし方や作業の進め方はチームに委ねられ、必然的に協働が活発になる企画です。
7.ラフティング
「ラフティング」とは、複数人でゴムボートに乗り、川の流れを読み、協力しながら下っていく企画です。
チームで同じボートに乗り込み、パドル操作や体の向きをそろえながら進みます。川の流れにも緩急があるため、ボートの進め方は一定ではなく、臨機応変に対応しなければならず、その都度チーム内で判断が求められます。
一部の人だけが強く漕いでも思うように進まず、全員の動きがかみ合って初めてボートが安定して進んでいきます。声かけのタイミングや役割の取り方次第で結果が大きく変わるため、協働を学びやすい企画です。
8.農業体験
「農業体験」とは、農園や畑での作業を実際におこなう企画です。土に触れ、作物を引き抜いたり刈り取ったりする感触は、デスクワーク中心の業務では得られない新鮮な体験になります。植え付けや手入れ、収穫の工程も組み込むことで、コンパクトながら農業の一連の流れと成果を経験できます。
採れた作物を並べて眺めたり、持ち帰ったりすることで、その日の体験が形として残るのもポイントです。
9.チャンバラ合戦
「チャンバラ合戦」とは、株式会社IKUSAが提供している、スポンジの刀を使って相手の腕についたボールを命に見立て、それを互いに落とし合うアウトドア型のサービスです。参加者はチームに分かれ、仲間と連携しながら相手チームと戦います。
特徴的なのは、合戦の合間に設けられる作戦タイム「軍議」を通じて、チーム内で役割や動き方を話し合うことです。前線に出る人、周囲を警戒する人、味方をフォローする人など、状況に応じたチームとしての判断が求められます。
また年齢や運動能力に差があってもチームワークで工夫できる仕組みになっているため、コミュニケーションが活発になりやすい企画になっています。
サービスページ:OODA LOOP研修│株式会社IKUSA
10.サバ研
「サバ研」とは、株式会社IKUSAが提供する、サバイバルゲームを用いたアウトドア型のサービスです。軸となっているのが「OODA LOOP」と呼ばれるフレームワークで、これは状況を観る(Observe)、今どうなっているかがわかる(Orient)、決めて(Decide)、行動する(Act)という一連の流れを高速でおこなうことで、時間をかけずに適した判断を下せるようになるという考え方です。
少人数のチームで役割の異なるメンバーが積極的にコミュニケーションを取りながら進行します。全員で力を合わせることが不可欠なため、誰か一人に任せることはできず、リーダーの示す方向性やチーム内の意思決定が重要になります。
なお、当たっても痛くないレーザー銃の使用といった安全面への配慮がされており、初心者でも安心です。
OODA LOOPの考え方を、チームで動きながら体感することができます。
サービスページ:OODA LOOP研修│株式会社IKUSA
チームビルディング研修のアウトドア企画例10選丨自然のなかで過ごす
自然のなかで過ごすチームビルディング研修のアウトドア企画例を10選紹介します。
11.バーベキュー
「バーベキュー」は、屋外で肉や野菜を焼き、食事を楽しむ企画であり、チームで役割分担することで協働のプロセスも体験できる企画です。
調理担当、火加減の管理、食材の準備や配膳、全体進行や時間管理など、あらかじめ役割を決めておくとよいでしょう。ただし役割は柔軟に変え、途中で交代したり、積極的に声かけをするなど、協力しやすい雰囲気にしておくことが重要です。
屋外で調理し、食事をするという非日常の体験は参加者の緊張を和らげ、チームメンバーの普段と異なる一面を見られる機会を生み出します。
12.テント設営
キャンプにおける「テント設営」も、チームビルディングに組み込むことができます。あらかじめ時間制限内でどうテントを設営するかを計画することで、タイムマネジメントを身につけることにもつながります。
途中で想定外の事態が起きて進行が遅れた場合も、残り時間を考えて計画に修正を入れる必要があり、計画と実際の進行のギャップを体感しつつ、チームで補う力が高まるでしょう。
13.焚き火トーク
「焚き火トーク」とは、焚き火を囲みながら対話する企画です。
企画は火起こしから始まり、薪の準備や火の管理などをチームで分担しながら進めていきます。うまく火がつかない場面や、煙の向きが変わるといった場面に応じて、声をかけ合い、手を動かしながら場を整えていきます。
火が安定したあとは、焚き火を囲んで腰を下ろし、静かな時間のなかで対話を始めます。揺れる炎や自然の音があることで、沈黙が気まずくなりにくく、フラットな会話になりやすいです。
輪になって座ることで発言の順序が固定されにくく、聞く側と話す側が入れ替わりながら進められます。火を保つ作業と対話が並行するのも場のマンネリを防ぎ、興味を持続させやすいです。
14.瞑想
「瞑想」は、屋外の静かな環境で呼吸や身体感覚に意識を向けた時間を過ごす企画です。自然の音や風、光といった要素があることで、屋内とは異なる感覚で自分自身と向き合う時間をつくることができます。実施する際は、チーム全員が無理なく集中できるよう、気温が安定している時間帯や日差しの強すぎない場所を選び、座る姿勢や距離感にも配慮しましょう。
屋外での瞑想は、成果や発言、役割といった業務から完全に切り離される体験となり、「なにもしない時間」をチームで共有する点が特徴です。これにより改めてチームそのものをフラットに捉えることにもつながります。
全員が同じリズムで呼吸し、同じ時間を過ごしたという感覚が、チームとしての静かな一体感をつくります。
15.森林ヨガ
「森林ヨガ」とは、森や林のなかで森林浴をしながらヨガをおこなう企画です。チーム全員が同じ場所で、木漏れ日や心地よい風、鳥の鳴き声に包まれながら体を動かすことで、リラックスする時間を共有できます。また自然のなかに身を置くことで、業務のことを忘れ、呼吸や姿勢に意識を向けやすくなります。
実施にあたっては、難度の低いポーズを中心に構成し、初心者でも無理のなく取り組める内容にしましょう。うまくできるかどうかよりも、ただ落ち着いて、同じ時間・同じ空間をチームで過ごすことに重きを置くのがポイントです。
業務や思考から一度距離を取り、チーム全体の空気を穏やかにする企画としておすすめです。
16.ウォーキングミーティング
「ウォーキングミーティング」とは、屋外を歩きながらおこなうミーティング企画です。敷地内の遊歩道や近場の公園など、チームで同じ方向に進みながらテーマについて話します。
歩いている間は視線が自然と前を向き、身体も動き続けるため、気持ちも前向きになりやすく、通常の会議よりも沈黙が起きにくくなります。話題が行き詰まった場合でも、場所が変わることで会話が再び起きやすいのが特徴です。
歩くことが思考の支えとなり、チームで考え続ける時間を生み出す企画です。
17.野外ブレスト
「野外ブレスト」とは、大きめのテントを用意し、屋外でブレインストーミングをおこなう企画です。テント内にはホワイトボードや紙を置いて、立ちあがったり移動したりしながら意見を書き出すことができます。
ブレインストーミングは、自由なアイデアをたくさん出すことを目指します。野外ブレストでは会議室のように席が固定されづらいため、意見を出す人・書く人・全体を眺める人が自然に入れ替わり、流動的な話し合いになりやすいです。
ブレストの途中で場所を少し変えたり、外に出て考えた内容をテントに戻って書き足したりするなど、屋外ならではやり方ができ、発想の幅が広がることが期待できる企画です。
18.防災キャンプ
「防災キャンプ」とは、災害時を想定し、電気・水道・通信などのインフラが使えない状況で、サバイバル力を鍛えるアウトドア企画です。雨風をしのぐ場所の確保、限られた道具での火起こしや簡単な調理など、被災後に起こる状況で過ごすことになります。
防災キャンプでは、リュックと簡単な道具と食料だけを持ち、他人や状況任せにせず、「なにが足りないのか」「今できることはなにか」など自分自身の判断力や対応力が問われます。
こうした防災キャンプを研修として実施することで、防災意識の向上はもちろん、同じ状況を体験したメンバー同士の共通認識や仲間意識を高め、チームでの連携や役割意識につながります。
19.ビーチクリーン
「ビーチクリーン」とは、海岸に流れ着いたゴミを回収する企画です。ペットボトルや漁具、細かなプラスチック片など、海のゴミはさまざまあり、チームで分担しながら作業します。
エリアを分けて担当を決めたり、回収物を種類ごとに分類したりと、チーム内で役割を分担していきます。
ゴミ問題やSDGsといった社会的なテーマを、現場で手を動かしながら実感できる企画であり、地域貢献や問題に対する意識向上にもつながります。
20.キャンピングオフィス
ここまで屋外でおこなうアウトドア企画を紹介してきましたが、必ずしも屋外でしかアウトドアができないわけではありません。
「キャンピングオフィス」では、実際に屋外へ出かけるのではなく、普段使っているオフィスをアウトドア風に整え、その環境で業務やワークをおこなう企画です。
テントやタープ、簡易チェア、アウトドア用テーブルなどを室内に持ち込み、会議室やフリースペースを「キャンプ場のような仕事場」に変えていきます。床に座ることができる、視線が低くなる、資料の広げ方が変わるなど、環境が変わることで気持ちが新鮮になり、業務の進め方や会話にも変化が生まれます。
実際のアウトドア研修が難しい場合でも、普段のオフィスを少し変えるだけで、チームにおけるマンネリ感を解消し、新しいコミュニケーションが生まれるきっかけづくりになるでしょう。
まとめ
アウトドアで実施するチームビルディング研修は、業務から離れた環境だからこそ、チームの関係性やメンバーの個性に新しい発見があるものです。開放感のある空間や非日常の体験は、参加者を新鮮な気持ちにさせ、自然な対話や協働にもつながります。
アウトドア企画を研修として活かすには、「なにを体験するか」以上に、「その体験をどう位置づけるか」が重要です。本記事で紹介した企画例を通じて、チームの現状や目的と照らし合わせながら、適した企画を考えるきっかけになれば幸いです。
アウトドアという場を、新しいチームの形を発見する一つの手段として活用してみてください。
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「どの研修が自社に合うかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。目的やご予算に合わせて最適なプログラムをご提案します。
この記事の著者
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