ストロータワーとは?研修での活用方法や注意点も解説
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ストロータワーは、先が折れ曲がるタイプのストローやテープなどを使用し、チームで力を合わせて制限時間内にできるだけ高く安定して立つことができるタワーをつくる協力型ゲームです。
チームで協力して取り組むなかでコミュニケーションが自然と促され、心理的安全性の向上や、関係性の構築による人間関係の改善などが期待できます。また、コミュニケーション能力や合意形成力などのビジネススキルが求められるため、関連する研修のグループワークに適しています。
本記事では、ストロータワーの概要、求められるスキル、ルール、実施の流れ、注意点、研修で活用することで期待できるメリットや効果について紹介します。
ストロータワーとは
ストロータワーは、先が折れ曲がるタイプのストローやテープ、はさみなどを使用して、制限時間内にできるだけ高く安定して立つタワーをつくるチーム協力型のゲームです。
ストロータワーでは、ストローを折り曲げたり切り貼りをしたりして、倒れずに立って静止するタワーをつくることを目指します。4~5人程度のチームで実施することが一般的で、協力してタワーをつくるなかでコミュニケーションを促進させることができます。
ストロータワーではまずチームで作戦を立てます。意見を出し合い、どのようにしてより高いタワーをつくるかを話し合うなかで心理的安全性が向上します。また、コミュニケーションを通じて相互理解が深まり、チームビルディングにつなげることもできます。内定者懇親会や新入社員研修など、関係性の構築が重要なビジネスシーンで活用するとよいでしょう。
ストロータワーで求められるビジネススキル
ストロータワーは楽しみながら多くのビジネススキルを鍛えられる点が強みです。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、聞く力・伝える力に関する基礎的な能力のことです。ストロータワーでは作戦を立てるために話し合いをすることが必須となり、組み立てるなかでも自然とコミュニケーションが発生するため、コミュニケーション能力が求められます。
合意形成力
合意形成力は、チームで話し合い、全員が納得できて成果につながる結論を導き出すための能力です。合意形成は「意見の一致」を指し、ストロータワーでは話し合いを通じて全員が納得できる答えを導き出すためのリーダーシップや傾聴力などが求められます。
協働力
協働力は、関係する人たちとコミュニケーションを取りながら一緒に取り組むなかで力を発揮する能力のことです。ストロータワーでは、同じチームの参加者と足並みを揃えつつ、より高い成果を上げることができるように取り組むことが求められます。
ストロータワーのルール
ストロータワーの基本的なルールは以下の通りです。
- 作戦タイムは5~10分程度
- 組立タイムは5~10分程度
- 計測時にタワーが倒れずに立っていること
- 床からの高さを計測する
- 最も高いタワーをつくったチームの勝ち
ストロータワーでは、制限時間内に最も高いタワーをつくることを目指します。制限時間は柔軟に設定することができます。計測時にタワーが立っていることが条件となり、最も高いタワーをつくれたチームの勝ちとなります。
ストロータワーを実施する際に用意する物
ストロータワーで使用する物は下記の通りです。
- 先が折れ曲がるストロー
- テープ
- はさみ
- メジャー
- 台
ストロータワーを実施する際には、大量のストローが必要となります。場合によっては1チームあたり50~100本程度のストローを使用することもあり、多めに用意しておくことが重要です。また、先が折れ曲がるストローを用意することもポイントとなります。折れ曲がらないタイプのストローを使用すると、タワーが安定しにくくなります。
また、計測時に必要になる可能性があるため、乗ることができる台も用意しておくとよいでしょう。
ストロータワーの実施手順・流れ
ストロータワーを実施する際の手順・流れは下記の通りです。
- ルール説明
- 作戦タイム
- 組立タイム
- 計測タイム
ストロータワーは、「ルール説明」、「作戦タイム」、「組立タイム」、「計測タイム」の流れで実施されます。作戦タイムや組立タイムの時間に決まりはなく、柔軟に調整することが可能です。ストロータワーを実施する際は、作戦タイム5分、組立タイム5分~10分程度がおすすめです。組立タイムが制限時間に達したあとに、タワーが静止している状態で高さを測ります。
ストロータワーを実施する際の注意点
以下では、ストロータワーをおこなう際に押さえておきたい注意点を紹介します。
チームごとの主体性や協働意識に委ねる
ストロータワーでより高いタワーを作成する方法は1つではなく、形や組み合わせ方は多岐に渡ります。また、参加者の特徴・性格などはチームごとに異なり、コミュニケーションの取り方や求められるリーダーシップなどの形もさまざまです。そのため、ストロータワーを実施する際には、チームごとの主体性や協働意識に委ねて、自由に取り組めるようにすることが重要です。
しかし一方で、参加者同士の相性が悪かったり、内向的な方が多かったりして、主体性が発揮されずになかなか進まない場合もあります。そのような場合は、進行役となるファシリテーターがフォローし、チーム内でのコミュニケーションを促すようにするとよいでしょう。
一度で終わりではなく複数回繰り返す
ストロータワーでは、うまくいくことに限らず、失敗する体験も得られます。1回目にうまくいったことや失敗したことをチーム内で整理し、改善方法を検討することで、2回目にはより高いタワーを作成することができるでしょう。
そのため、ストロータワーを実施する際には、作戦タイム・組立タイム・計測タイムのあとに振り返りをおこなって、改めて組立タイムをおこなう形にするのがおすすめです。ストロータワーの協働を通じてPDCAサイクルを回し、問題解決や合意形成の方法を学ぶことができます。
ストロータワーを研修で導入するメリット・効果
以下では、ストロータワーを研修に取り入れることで期待できるメリットや効果について紹介します。
参加者の主体性を高められる
ストロータワーのゲーム体験を通じて、参加者の好奇心が刺激され、主体性を高めることができます。参加者の主体性が発揮されることで研修に取り組むうえでのモチベーションが向上し、前のめりになって学ぶことが期待できます。
研修での学びを深めることにつながる
ストロータワーでは、コミュニケーション能力、合意形成力、協働力などのビジネススキルが求められます。研修テーマとして扱うビジネススキルと関連づけることで、体感的な学びを通じて知識・スキルの習得が促されます。
参加者同士の関係性を構築できる
ストロータワーでは、チームで話し合って合意を得ながら進めていくことが求められます。また、作業を分担して協働することも必須となります。そのため、ストロータワーを通じてチームで協力して取り組むことで、参加者同士の関係性を構築することにつながります。
ストロータワーに似ているゲーム2選
以下では、ストロータワーと同様により高いタワーをチームで協力してつくるゲームを2種類紹介します。
マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジは、マシュマロとパスタの乾麺でより高いタワーを作成することを目指すゲームです。
制限時間内に最も高いタワーを建てたチームの勝ちとなります。少しの力でポキッと折れてしまうパスタの乾麺を使用してタワーを自立させることが難しく、やや難易度が高いゲームとされています。
マシュマロチャンレジでは、チーム内での連携や役割分担が重要となります。また、基本的には複数回チャレンジを繰り返し、2回目以降に改善することで、問題解決や合意形成などを学ぶことができます。
なお、マシュマロチャレンジについては以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:マシュマロチャレンジとは?ルール・研修での実施方法・効果を解説
ペーパータワー
ペーパータワーは、30枚のA4用紙を使用し、より高いタワーを作ることを目指すゲームです。
ペーパータワーでは、A4用紙を折る・ちぎるなどの方法で加工し、組み合わせてタワーを作成します。A4用紙以外の道具を使うことはできず、計測時に自立できるタワーをチームで協力して作成することが条件となります。
ペーパータワーの作戦タイムと組立タイムはそれぞれ5分間となります。5分間の間にチームで話し合い、どのようにして紙を加工するか、誰が何を担当して進めるかなどを決めていきます。組立タイムが終了したらタワーの高さを計測し、最も高いタワーを作成することができたチームの勝利となります。
なお、ペーパータワーについては以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
ストロータワーを活用することで、チームビルディングや主体性の向上などにつなげることができます。研修や懇親会などで実施するゲーム型のグループワークをお探しの方は、ぜひIKUSAにご相談ください。
以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。 1.合意形成研修 合意形成研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。 学びのポイント 2.PDCA研修 PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します。 学びのポイント 3.戦略思考研修 戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します。 学びのポイント 4.コミュニケーション研修 コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 5.ロジカルシンキング研修 ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。 学びのポイント 6.クリティカルシンキング研修 クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します。 学びのポイント 7.リーダーシップ研修 リーダーシップ研修のアクティビティ「グレートチーム」では、チームの運営を疑似体験することでリーダーシップやマネジメントを学びます。 学びのポイント 8.ビジネスマナー研修 ビジネスマナー研修のアクティビティ「ビジトレ」では、実践形式・クイズ形式のアクティビティを通して、ビジネスマナーを楽しく学びます。 学びのポイント 9.防災研修 防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します。 学びのポイント 10.OODA LOOP研修 OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します。 学びのポイント
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