あそぶ社員研修 > 事例記事 > ロジカルシンキング > 「楽しさ」が「実務」を加速させる。中堅社員の主体性と協働性を引き出した2日間の研修 株式会社ナリス化粧品 「楽しさ」が「実務」を加速させる。中堅社員の主体性と協働性を引き出した2日間の研修 研修内容 ロジカルシンキングコミュニケーション 階層 中堅・リーダー 受講人数 〜50名 業種 製造業 研修実施前の課題 指示を待つ受講姿勢から脱却し、自ら考え、判断し、行動に移す主体性を身につけたい 個人の力だけで完結せず、他者と協力・連携しながら、組織としてより大きな成果を生み出す力を高めたい ロジカルシンキングや合意形成といった実践的なスキルを活用し、日々の業務における課題解決能力を一段階引き上げたい あそぶ社員研修を選んだ理由 座学中心の研修では得られない実体験を伴うことで、学びがより深く記憶に残りやすいと考えたため コミュニケーションが希薄化しやすい今の時代だからこそ、受講者が能動的に関わり合える形式が適していると感じたため 受講者全員が自分事として課題に向き合い、主体的に発言・参加できるプログラムを求めていたため 導入後の成果・効果 アクティビティでの体験を即座に実務へ紐付ける振り返りにより、学びを抽象的な感想で終わらせず、翌日からの具体的な行動計画にまで落とし込めた 「事実と解釈の切り分け」や「円滑な業務遂行のための適切な自己主張」など、実務課題の解決に直結する具体的な気づきと行動変容が見られた 難しすぎず、易しすぎない絶妙なレベル設定により、一部のメンバーだけが主導するのではなく、10名全員が自然と協力し合えていた 株式会社ナリス化粧品様の社員研修で「ロジカルシンキング研修(リアル探偵チームビルディング:消えた資料と不明な持ち主)」「合意形成研修(コンセンサスゲーム:ジャングルサバイバル)」を実施いただきました。中堅社員の主体性と協働性を引き出す没入型研修を導入入社3年目を迎え、周囲からの期待も高まる時期にある中堅社員(新卒・中途採用)の関係構築とスキルアップを目指されていた株式会社ナリス化粧品様。座学だけでは得られない「実体験」を通じた深い学びと、全員が自分事として主体的に参加できる研修サービスとして、株式会社IKUSAの「あそぶ社員研修」をご利用いただきました。アクティビティを通じて培う論理的思考と合意形成のスキルあそぶ社員研修のプログラムは、没入感のあるアクティビティを通じて個々の主体性を引き出し、その後の振り返りや講義・ワークとブリッジさせることで、学びを確かなスキルへと定着させます。 今回は、新卒3年目と中途採用の混合チームという特徴に合わせて、ロジカルシンキングと合意形成という2つのテーマを連動させ、現場での協働に直結するプログラムを実施しました。 1日目は、ロジカルシンキング研修「リアル探偵チームビルディング」を行いました。このアクティビティは、チームに配られた断片的な情報を整理・分析し、パズルを完成させて唯一の正解を導き出す推理ゲームです。自分たちのグループの情報だけでは正解にたどり着けない設計になっており、全体での情報共有と論理的な取捨選択が鍵となります。まずは2~3名の小グループで、手元の情報を読み込むことからスタートしました。それぞれが真剣に取り組んでいましたが、ここではまだ情報の全体像が見えず、まとまりきらないもどかしさが漂います。和気あいあいとした雰囲気の中にも、「何が重要で、何が不要なのか」を見極める難しさに直面している様子がうかがえました。全員で情報を持ち寄るフェーズでは、当初まとめ役がおらず、断片的な情報が飛び交い混乱が生じました。しかし、1人の受講者が「このままでは整理できない」とホワイトボードに書き出し始めたことをきっかけに、状況が好転。情報を可視化することで、足りない情報や矛盾点を探る動きへと変化していきました。「次はここを確認すべきでは?」と仮説を立てては検証するプロセスを繰り返します。仮説を立てて進めたものの、終盤で「実は事実ではなく個人の解釈(決めつけ)を前提にしていた」ことが判明し、積み上げた仮説が崩れるチームが続出。最終的に正解したのは1チームのみでした。 受講者様は、自身の思考がいかに「思い込み」や「解釈」に左右されていたかを、悔しさと共に実感されていました。午後からは、午前中のアクティビティで直面した「情報の混乱」や「思い込みによる失敗」を解決するための、具体的な講義とワークが行われました。 推理の段階で多くの受講者が陥った、事実と解釈の混同を解消するため、バラバラの情報を一定のルールで整理する「分類とラベリング」や「仮説検証」の手法を学習しました。さらに、漏れなく重複なく考えるための「MECE」や、論理の構成を可視化する「ロジックツリー」といったフレームワークを学び、午前中の自身の思考プロセスを振り返ります。「どの情報を読み飛ばしていたのか」「どこで論理が飛躍していたのか」を講義内容と突き合わせることで、曖昧だった失敗の理由が明確な課題へと変わっていきました。受講者様からは、「事実と解釈を分ける大切さに改めて気づいた」「自分の思考プロセスのクセがわかった」といった実感を伴う声が上がりました。 アクティビティを通じて課題を体感した直後だったからこそ、講義で示された技法が単なる知識に留まらず、上司への報告や提案といった日常業務を効率化するための「具体的なヒント」として、納得感を持って受け入れられていました。 2日目は、合意形成研修「コンセンサスゲーム」を行いました。ジャングルで遭難したという極限状態の設定で、生き残るために必要な10個の物資に優先順位をつけます。個人の意見を尊重しつつ、チーム全員が納得する「チームとしての回答」を導き出すプロセスを学びます。午前のワークは、まず1人で順位を決める「個人ワーク」からスタートしました。その後、チームでの議論に移ると、1日目で醸成された信頼関係を土台に、前日以上に熱量の高い対話が繰り広げられました。2つのチームでは、合意形成の進め方に顕著な違いが見られました。Aチームは座って着実に「命に関わる上位項目」から1つずつ納得解を積み上げていくスタイル。一方のBチームは、「これは絶対に必要」「これは後回しでいい」と活発に意見を戦わせる非常に勢いのある様子が見られました。Bチームは、重要度の高いものだけでなく「最も必要ない下位項目」を先に排除することで選択肢を絞り込むなど、各チームが独自の戦略で最適解を模索していました。議論が白熱する中、世界観に没入するあまり「二手に分かれて1人が助けを呼びに行く」という、ゲームの前提条件から外れそうになる場面もありましたが、MCからの「目的を再確認しましょう」というアドバイスをきっかけに冷静さを取り戻し、状況を再考。限られた時間の中で、多数決などの安易な妥協に逃げず、「なぜその順位なのか」という根拠を全員で突き合わせ、両チームとも無事に時間内での合意形成を成立させました。 午後の講義では、アクティビティで感じた「自分の意図が伝わらない」「意見を集約しきれない」という課題に対し、具体的なコミュニケーション手法が提示されました。相手を尊重しつつ自分の意見を誠実に伝える「アサーティブコミュニケーション」の考え方や、結論から端的に伝える「PREP法」を学び、これらを日常の業務シーンにどう落とし込むかを考えます。午前中に「自分の考えは思っている以上に相手に伝わっていない」というもどかしさを経験していた受講者様にとって、これらの技法は非常に説得力を持って受け入れられました。「円滑な業務遂行のためには、下手に出すぎず、時にははっきり主張することも責任だと気づいた」といったマインドの変化が見られ、単なる理論を超えた、実務で役立つ合意形成スキルとして定着していきました。最後に、2日間の学びを統合し、明日からのアクションプランを立案しました。研修当初の受け身な姿勢は影を潜め、最後には自らの言葉で「業務でこう活かしたい」と堂々と宣言する姿が非常に印象的でした。 2日間の連続開催により、1日目の気づきを2日目に活かすといった学びの連鎖が生まれ、同期としての結束力と、自律的に動く中堅社員としてのマインドセットが同時に醸成される結果となりました。没入型のアクティビティが学びを自分事化させ、主体的な姿勢と実務での行動変容へとつながった研修実施後のアンケート結果研修実施後の評価(5段階評価、小数点以下四捨五入)● 研修実施前の参加意欲:3.67● 研修全体の満足度:4.67● 研修内容の理解度:4.50● 学びの実務活用度:4.56● 仕事への役立ち度:4.73● 講師への満足度:4.84● 受講者同士の関係深化:4.84● アクティビティ後の参加意欲の向上:4.84● 継続受講への意欲:4.95受講者の声【1日目】● 論理的思考力の弱さを改めて認識し、ロジカルシンキングによって考えや伝え方を整理できると実感した● ロジカルシンキングは、コミュニケーションの場面でも実践的に活用できると感じた● 自分1人の考えは視野が狭くなりがちであり、他者の意見によって新たな解釈や理解が生まれると学んだ● 抽象的だったロジカルシンキングの手法を、日常業務で使えるレベルまで具体的に理解できた● 事実に基づいて考え、決めつけをせず多角的に物事を見る重要性を学んだ● アクティビティを最後まで解けなかった悔しさから、議論におけるメンバー統制の難しさを実感した● グループワークが実践的で、座学や日々の業務に落とし込みやすい内容だった【2日目】● 1日目の研修内容が2日目にもつながり、学びが継続的に活かされると実感した● グループワークでは、全員が同じ方向を向いているときこそ、異なる視点を持つ重要性を学んだ● 自分の考えは想像以上に相手に伝わらないため、言葉にして伝えることの大切さを認識した● 発言1つで相手に影響を与える可能性があるため、社会人として言葉選びに配慮する必要性を学んだ● 相手に配慮しすぎるだけでなく、自分の意見を明確に伝えることも仕事を円滑に進めるうえで重要だと理解した● 苦手意識のあったコミュニケーションについて、考え方や伝え方を学び、一定の改善を実感できた● 周囲が意欲的に参加していたことで、恥ずかしさを感じることなく積極的に取り組むことができた● アクティビティを通じて多様な考え方に触れ、発言の仕方も含めて今後の業務に活かせる学びを得た担当者の声担当者様からは、「ワークの一つひとつが現場の仕事に結びつくよう設計されている。振り返りから次の行動(アクションプラン)まで一連の流れがあった点が、特によかった」との高い評価をいただきました。また「以前の研修では難易度が高すぎて、一部の社員だけが主導しチームがギクシャクしたことが課題だった。今回は適切なレベル設定のおかげで、10名全員が協力しながら取り組めた」と、チームワーク向上の成果を実感していただいています。「MCの進行が非常に上手で、テーマパークに行ったような楽しさの中で受講できた」と、受講者様が楽しみながら、自然と主体的にワークへ没入できる環境づくりも評価いただきました。 導入いただいたサービス 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修は、「コンセンサスゲーム」と講義・グループワークを組み合わせた体験型研修です。受講者は、限界状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論するコンセンサスゲームを通して、合意形成の過程を学びます。没入感に浸りながらゲームを楽しんだ後に座学で講義を受けることで、学びが定着します。 合意形成・アサーティブコミュニケーション研修は、「コンセンサスゲーム」と講義・グループワークを組み合わせた体験型研修です。受講者は、限界状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論するコンセンサスゲームを通して、合意形成の過程を学びます。没入感に浸りながらゲームを楽しんだ後に座学で講義を受けることで、学びが定着します。 資料をダウンロードする 体験型ワークを通じて若手社員の「主体性」を喚起。部署を越えた連携と、自ら働きかけるコミュニケーションの重要性を体感 その他の事例 日鉄テックスエンジ株式会社 相互理解を深めて新卒社員の結束力を高め、配属先で必須となる自己発信スキル・傾聴スキルを習得 研修内容 コミュニケーション 階層 新入社員・若手 受講人数 〜50名 業種 建設業 株式会社カオナビ アクティビティでの学びが講義で定着。明日から使えるクリティカルシンキングが身につく研修 研修内容 クリティカルシンキング 階層 全階層 受講人数 〜50名 業種 情報処理・提供サービス業 日本情報通信株式会社 受講者が同期との絆をより深め、実践的な学びを得てクリティカルシンキングを業務で活用 研修内容 クリティカルシンキング 階層 新入社員・若手 受講人数 〜50名 業種 情報処理・提供サービス業 すべて見る