研修で使えるロジカルシンキングゲーム20選
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ロジカルシンキング(論理的思考)とは、ある物事の要素をモレ・ダブりなく整理し、矛盾のないように答えを導き出す思考法です。ビジネスで求められる基本的な思考法として、新入社員研修にロジカルシンキングのプログラムを取り入れている企業もあります。研修を実施するなら、ロジカルシンキングを楽しく学べるゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか。
本記事では、研修で使えるロジカルシンキングゲーム20選を紹介します。
ロジカルシンキングは本を読むだけでは実践できるようになりません。あそぶ社員研修のロジカルシンキング研修は、推理ゲーム「リアル探偵チームビルディング」を通じて、情報の整理・分析・結論づけを体感的に学べます。
「あそぶ社員研修」のロジカルシンキングゲーム8選
まずは、「あそぶ社員研修」のゲーム(アクティビティ)の中から、論理的思考力の向上に役立つものを8つ紹介します。
1.リアル探偵チームビルディング

リアル探偵チームビルディングは、ジグソー法に基づき開発されたロジカルシンキングゲームです。参加者は小グループで情報を受け取り、それを大グループで共有して教え合うことを繰り返し、一つの正解を導き出します。一人ひとりに発言力や論理的に考える力が求められるゲームです。
プランは「消えた資料と不明な持ち主」と「関ヶ原凸大軍議」の2種類で、対面・オンラインの両方に対応しています。
2.混乱する捜査会議からの脱出

混乱する捜査会議からの脱出は、チームで協力して事件の真相を解き明かす、体験型の推理ゲームです。参加者は、自身のスマートフォンを使って証拠品から手がかりを集めます(※特別なアプリ等のインストールは不要です)。それらをチームで協力して整理、分析して、真実を導き出すというものです。
大量の証拠品から犯人を特定していくため、論理的思考力が欠かせません。また、自身の推理を疑う批判的思考力(クリティカルシンキング)や、論理展開、仮設思考を駆使することも求められます。さまざまな思考力が鍛えられるため、中堅社員やリーダーを対象とした研修にもおすすめです。
3.ロケットPDCAチャレンジ

ロケットPDCAチャレンジは、チームで取り組むロケット開発のシミュレーションゲームです。参加者は購入したパーツを使ってロケットを作成し、発射テストをするという流れを繰り返し、制限時間内に月まで届くロケットを作ることを目指します。
パーツは約70種類、組み合わせは数千通りあります。その中からデータや結果をもとに、成功パターンを試行錯誤して見つけていくため、論理的思考力や分析力、仮設力など、さまざまなスキルが磨かれるでしょう。
4.ワールドリーダーズ
ワールドリーダーズは、企業経営を疑似体験しながら、ヒト・モノ・カネの流れやSDGsを学べるビジネスゲームです。ターンごとに与えられる労働力と資金を使って事業を拡大し、他チームと交渉も行いながら、より多くの利益を生み出すことを目指します。
ただ、このゲームは実際の世界と同じように、利益を上げるばかりでなく環境や社会に配慮することも求められます。さまざまな要素を考慮して戦略を立案する必要があるため、論理的思考や仮設思考、戦略思考など、さまざまな思考力を使うトレーニングになります。経営に必要な視点も身につくため、上層部を対象とした研修にもおすすめです。
5.グレートチーム
グレートチームは、チームの運営を疑似体験することを通じて、リーダーシップやマネジメントを学べるビジネスゲームです。チームで協力してプロジェクトを行い、最終的に稼ぐことができた報酬の額を競います。
このゲームで参加者は、プロジェクトへのメンバーの割り当てや、リーダーとしての選択を行います。一つの意思決定がどのような結果をもたらすのか、全体にどのような影響があるのかを考える必要があるため、ロジカルシンキングのトレーニングになるでしょう。
6.コンセンサスゲーム
コンセンサスゲームとは、その名の通りコンセンサス(合意形成)を体験して学べるゲームのことです。「あそぶ社員研修」では、株式会社IKUSAが開発したオリジナルのコンセンサスゲームを取り入れた研修プログラムを提供しています。あるシチュエーションにおけるアイテムの優先順位を、多数決などではなく話し合いによって決めるというゲームです。チーム内で意見を出し合い、それらを一つの答えにまとめる過程で、論理的思考力やコミュニケーションスキルも鍛えられます。
プランは、「ジャングルサバイバル」「帰宅困難サバイバル」「ゾンビパニック」の3種類があり、対面・オンラインの両方に対応可能です。
7.謎解き脱出ゲーム
謎解き脱出ゲームとは、ストーリーに沿って謎を解き進めていくゲームです。「あそぶ社員研修」の謎解き脱出ゲームは、チームで協力して制限時間内に謎や暗号を解き、危機的な状況からの脱出を目指すものとなっています。(※実際の空間から脱出するのではなく、架空の空間から脱出するゲームです。机と椅子さえあれば実施できます。)
謎解きと聞くと「ひらめき力が試されるもの」というイメージがあるかもしれませんが、謎の中には論理的思考力が求められるものもあります。また、「あそぶ社員研修」の謎解き脱出ゲームは、内容のカスタマイズが可能です。ロジカルシンキング研修に取り入れるなら、論理的思考力を駆使して答えを導き出すような謎を多めに用意することもできます。
8.先が見えない防災訓練からの脱出
先が見えない防災訓練からの脱出も、謎解き脱出ゲームの一つです。このゲームでは、防災に関する謎が出題され、それらを防災に役立つアイテムを使いながら解いていきます。
防災知識を学びながら、ロジカルシンキングなどの思考力も鍛えられるでしょう。オンライン形式の「崩れゆく会議室からの脱出」というプランも用意しておりますので、オンライン研修にもおすすめです。
「そもそもチームビルディングとは?」「何から進めればいい?」という方のために、基本の考え方からチームづくりの5段階、すぐ使えるフレームワーク15選までを1冊にまとめた入門ガイドをご用意しました。
おすすめのロジカルシンキングゲーム12選
次に、「あそぶ社員研修」以外で、ロジカルシンキング研修におすすめのものを12個ピックアップしました。
9.NASAゲーム
先ほど「あそぶ社員研修」のコンセンサスゲームを紹介しましたが、NASAゲームも代表的なコンセンサスゲームの一つです。参加者は宇宙飛行士になり、「宇宙船が故障して、母船のある月面より遠く離れた場所に不時着してしまった」という設定で、生き残るためには何が必要かを話し合い、全部で15あるアイテムに優先順位をつけていきます。
自分の考えをまとめてチームのメンバーに説明したり、メンバーの意見を組み合わせてチームとしての答えを導き出したりする過程で、論理的に考える力や説明する力が鍛えられます。
なお、NASAゲームの詳しいやり方や公式回答などは以下の記事で詳しく解説しています。
NASAゲームとは?ストーリー・公式解答・進め方やポイントを解説 – あそぶ社員研修
10.人狼ゲーム
人狼ゲームとは、会話により村に潜んだ人狼を見つけ出す(人狼側は見つからないようにする)というゲームです。このゲームでは、まず本人にしかわからないように一人ひとりに役職が与えられます。そして、「村人」「占い師」「霊媒師」「狩人」の役職は村人陣営、「人狼」「狂人」は人狼陣営となり、以下の2つのターンを繰り返し、自陣営の勝利条件を満たすことを目指します。
- 昼のターン:会話により「誰が人狼なのか」を推理し、人狼と思わしき人を処刑する。
- 夜のターン:人狼が村陣営の誰かを襲撃する。
処刑された人、襲撃された人はゲームから除外されます。人狼を全員処刑できれば村人陣営の勝ち、村人陣営の人数が人狼と同じ人数まで少なくなれば人狼陣営が勝ちとなります。
会話から得られる限られた情報から推理していくため、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングのトレーニングになるでしょう。
11.マーダーミステリー
マーダーミステリーとは、近年人気を集めている体験型の推理ゲームです。殺人事件などを題材としたシナリオが用意されており、参加者はその登場人物になりきって物語を進めます。さまざまなシナリオがありますが、情報共有や調査などを行い、事件の真相を解明することをゴールとしたものが多いです。
ゲームをクリアするには、論理的思考力や批判的思考力が必要となります。また、他者から情報を引き出す力、交渉する力などコミュニケーションスキルも養われるでしょう。さまざまなスキルを楽しく鍛えられるため、研修にもおすすめです。
12.ブロックス
ブロックス(Blokus)は、アメリカの玩具メーカーであるマテル社が製造するボードゲームです。一人ずつ順番にメインボードの上に自分の色のピースを置いていき、最終的にマス目を一番多く埋めることができた人が勝ちとなります。ピースを置くときは、必ず自分のピースの「角と角」がつながるよう配置しなければなりません。
ルールは非常にシンプルですが、ピースはさまざまな形をしており、勝つためには「どこにどのピースを置けば効率的か」「相手は次に何を出してくるか」など先読みする力が求められます。プレイ時間は15~20分と比較的短時間で実施できるため、研修にも取り入れやすいのではないでしょうか。
公式サイト:ブロックス | Mattele Games マテル ゲーム
13.No.1 BAKERY(ナンバーワン・ベーカリー)〜儲かるパン屋を作ろう〜
「No.1 BAKERY(ナンバーワン・ベーカリー)〜儲かるパン屋を作ろう〜」は、株式会社IoTメイカーズが販売する起業体験ゲームです。プレイヤーはパン屋になって「パンを仕入れて売る」ことを疑似体験し、マーケティングやキャッシュフローの仕組みを学ぶゲームとなっています。
公式サイトでも、「質問にロジックツリーの考え方を使うことで論理的思考力が身につく」と紹介されています。ロジカルシンキング研修だけでなく、会計初心者や新入社員、若手社員を対象とした研修にもおすすめです。
公式サイト:「No.1BAKERY」ナンバーワン・ベーカリー 〜儲かるパン屋を作ろう!!〜 – プログラメイク
14.コリドール
コリドールは、相手の進路を妨害しながら自分のコマを進め、より早く向かいのラインに到達させることを目指すゲームです。
このゲームは9×9のゲームボード上で行います。自分のターンでできるのは、「コマを1マス進める」か「フェンス(相手の進路を妨害する壁)を設置する」のいずれかです。勝つためには、常に変化する全体の状況を見ながら、この2つのアクションをバランスよく実行する必要があります。論理的思考力や戦略的な視点も養われるゲームです。
1ゲームは20分程度で実施できるため、研修にも取り入れやすいのではないでしょうか。
15.ロストレガシー
ロストレガシーは、その名の通り「失われた遺産(Lost Legacy)」を見つけるカードゲームです。
「山札からカードを引く → 手札から1枚選んでカードの効果を使う」という流れで順番にプレイしていき、山札がなくなったら手札の数字が小さい人から順番に探索(カードを指定する)を行います。指定したカードが「失われた遺産」であればその人の勝ちです。状況を把握し、分析や推理をしながら進めていく必要があるため、論理的思考力が鍛えられるでしょう。
カードは全部で16枚(9種類)、プレイ時間の目安は10分と短時間で実施できるため、ロジカルシンキング研修のアイスブレイクとして実施するのもよいのではないでしょうか。
16.ラッシュアワー
ラッシュアワー(RUSH HOUR)は、さまざまな教育ツールを開発するアメリカのThinkFun(シンクファン)社により開発されたゲームです。
まずはチャレンジしたい問題カードを選び、問題カードと同じように、ゲーム盤に車のブロックをセットします。その状態から車のブロックを前後に動かし、赤い車を出口まで移動し脱出させることができればクリアという、シンプルなルールです。クリアするためには、一つのアクション(車のブロックの移動)が与える影響や、障壁となっているものを見極め、ロジカルに考える必要があります。
難易度は4段階に分かれており、大人も楽しめるゲームとなっているため、ロジカルシンキング研修にも活用できるのではないでしょうか。
17.ドミノ電鉄
ドミノ電鉄は、ドミノで線路や建物を作り、鉄道を開通させるビジネスゲームです。このゲームのミッションは、チームで協力して制限時間内に設計書と同じものを作ることですが、「設計書を見ることができるのは1人1回だけ」「設計書の情報をメモするのは禁止(口頭のみで伝え合う)」などのルールがあります。メンバー間での情報共有や役割分担、協力し合うことの重要性を学べるゲームです。
ドミノ電鉄は、株式会社インソースが提供するビジネスゲームで、ロジカルシンキングを学ぶ研修プログラムに「自チーム内の反省点を振り返る」ワークとして取り入れられています。
出典:ビジネスゲーム研修~ロジカルシンキングと問題解決編(1日間) – 株式会社インソース
18.ヒアリングチャレンジ
ヒアリングチャレンジは、提案型営業の疑似体験ができるビジネスゲームです。参加者は車の販売員になり、お客様に10の質問をします。そしてお客様の回答からニーズを把握したうえで提案をし、最後にその提案が正解か・不正解かを発表します。質問と回答はカードに記載されているため、参加者や研修担当者が内容を考えたり、役を演じたりする必要はありません。
ゲームを通して、答えを導き出すために必要な情報は何かを考え、それを相手から引き出す力、それらを整理する力などが鍛えられます。
出典:ヒアリングチャレンジ実施の詳しい流れ | ビジネスゲーム研修なら株式会社HEART QUAKE
19.ジグソータウン
ジグソータウンは、街の一部が描かれた「地図カード」をジグソーパズルのように組み合わせて、地図を完成させるというゲームです。
参加者には、地図カードの他に、ある視点からの街の景色が描かれた「視点カード」、地図の完成に必要な情報が記載された「情報カード」も配られますが、これらは他のメンバーに見せてはいけません。カードの内容は、口頭でのみ他のメンバーに共有することができます。ただ、単に情報共有するだけでは地図を完成させるのは難しく、情報を整理し、論理的思考で答えを導き出すことが求められます。ロジカルシンキングやコミュニケーションスキルの向上、チームビルディングにも有効なゲームです。
出典:地図作成ゲーム「ジグソータウン」のやり方| ビジネスゲーム研修なら株式会社HERT QUAKE
20.7人の人事異動当てゲーム
7人の人事異動当てゲームは、各自が持つ情報を組み合わせて異動先を当てるというゲームです。参加者は4~6名のチームに分けられ、一人ひとりに情報カード(人事異動後の情報が書かれたカード)が3~4枚配布されます。そして自分のカードに書かれた情報を口頭説明のみで他のメンバーに共有し、誰がどこに異動になるのかを当てるというものです。
各自が持つ情報を組み合わせ、話し合って一つの答えを導き出す過程で、論理的思考や情報を整理する力、ロジカルコミュニケーションといったスキルを磨くことができます。
参考:コミュニケーションやロジカルシンキングを養える7人の人事異動当てゲーム – ビジネスゲーム研究所
まとめ
研修に使えるロジカルシンキングゲームのおすすめ20選を紹介しました。ロジカルシンキングの知識は持っていても、なかなか現場で「使えるようになる」レベルまで引き上げるのは難しいものです。研修の中で実際に「使ってみる」機会を用意すると、実践につながりやすくなります。また、参加者同士の交流が促され、コミュニケーション活性化やチームビルディングの効果も期待できます。ロジカルシンキング研修の実施を検討されているなら、ロジカルシンキングを楽しく学べるゲームを取り入れてみてはいかがでしょうか。
論理的思考力は、報告・提案・問題解決などあらゆる業務の土台になります。「あそぶ社員研修」では、チームで謎を解き明かす推理ゲームを通じてロジカルシンキングを鍛える研修をご用意しています。
「どの研修が自社に合うかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。目的やご予算に合わせて最適なプログラムをご提案します。
この記事の著者
あそぶ社員研修は、企業の研修担当者向けのお役立ち情報を発信するメディアです。研修に関するノウハウ、組織・人材開発の手法、ビジネススキルなどをわかりやすく紹介します。






