風通しの良い職場とは?メリット・デメリット・施策・事例を紹介

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職場環境を改善するアイデアとして挙げられるのが、風通しの良い職場づくりです。職場の風通しの良さは、従業員のモチベーションや生産性、離職率にも影響を与えます。

本記事では、風通しの良い職場の特徴やチェックリスト、メリット・デメリット、具体的な施策と事例を紹介します

 

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風通しの良い職場とは

株式会社ジェイフィールのコンサルタント、長谷川晃大氏によると、風通しの良い職場とは「情報」「感情」「智慧(ノウハウ)」の3つの要素が、人を介して常に流れている職場とされています。情報・感情・智慧(ノウハウ)が1箇所に留まったり偏ったりすることなく、共有されやすい職場環境をつくるには、具体的にどのような状態を目指したらいいのでしょうか。

参考:「風通しのよい職場づくりの3要素」長谷川晃大(PDF)

風通しの良さ×情報

情報とは、ある物事の内容や事情についての知らせや、文字・数字などで伝達されて受け手に知識や適切な判断を生じさせるものを指します。社内の情報共有は、部署や部門の垣根を超えてスムーズに行われるのが理想です。

職場において情報共有というと、経営方針やトップメッセージ、商品開発に関する情報、各部門のプロジェクトや事業の進捗状況といった、業務に直結した情報ばかりを想像しがちですが、従業員の生活や趣味、学びなど業務外の情報も重要になってきます。ビジネスモデルや市場のニーズが急速に変化している昨今、会社内部だけでなく外部環境にも目を向ける必要があるからです。業務外で得た情報の交換によって、新たなビジネスチャンスをつかむ可能性が広がります。

風通しの良さ×感情

人は対話をするなかで、情報に感情を乗せて表現しています。感情はたとえ言語化されなくても、1人ひとりの態度や行動、職場の雰囲気などに醸し出され、その空気感が従業員の行動に影響を及ぼします。ポジティブな感情は、職場を活気づけてくれるでしょう。一方、ネガティブな感情は職場の雰囲気を悪化させかねません。「新しいことを始めてみよう」という前向きな気持ちの強い職場は、必要な情報が流れやすくなります。目標達成に必要な情報や、チャレンジを後押しする情報が共有されることで、従業員のモチベーションや仕事のパフォーマンスが向上し、生産性の向上が期待できるでしょう。

風通しの良さ×智慧(ノウハウ)

ビジネスにおける智慧(ノウハウ)とは、業務を通して得られた実践的な知識や経験、仕事を進めるスキルのことです。思いを込めて行動し、トライ&エラーを繰り返してさまざまな困難を乗り越えると、ノウハウが生まれます。こうしたノウハウを個人のなかだけに留めるのではなく、他のメンバーに還元することで、新しいことを始めるときや、同じような苦労を抱えたときの助けになるでしょう。ノウハウを蓄積・共有し、組織全体で活用すれば、自社のビジネスモデルは強化され、他社との差別化も図ることができます。

風通しの良い職場の特徴

風通しの良い職場には、以下のような特徴があります。

率直な意見を言える

風通しの良い職場は、上下関係に関係なく自由に意見交換しやすい組織風土があります。「失敗したら人前で激しく叱咤される」「成功者を妬む」「アイデアを出しても頭ごなしに否定される」「命令口調で指示される」といった重々しい雰囲気のなかでは、従業員は萎縮しストレスを感じてしまいがちです。しかし風通しの良い職場には、お互いを認め合い、助け合おうとする文化があるため、気負わずにコミュニケーションがとれ、本音で意見交換をしやすい雰囲気があります。イノベーションにつながる新しいアイデアや意見が生まれやすくなり、全体の競争力が高まる効果が期待できるでしょう。

人間関係が良好

社内の人間関係が良好であることも、風通しの良い職場に共通した特徴です。風通しの良い職場では、同僚同士はもちろん、上司と部下、先輩と後輩の垣根が低く、フラットな人間関係が築かれています。職場の人間関係はストレスの大きな要因のひとつで、仕事の成果への影響も少なくありません。人間関係が良好な職場であれば、従業員もストレスを感じることなく仕事に邁進できるでしょう。なんでも話し合える仲間がいる組織には自然と愛着が湧き、不満も感じにくくなるため、離職率の低下にもつながります。

コミュニケーションが活発

風通しの良い職場は、部署や立場を超えたコミュニケーションが活発です。お互いを尊重し、誰もが円滑なコミュニケーションをとれる雰囲気が醸成されています。仕事に関わることだけでなく、日常の何気ないことも気軽に話せるので、従業員同士の交流が自然と深まりやすいでしょう。また、コミュニケーションが活発な職場は、情報収集・共有がスムーズに行われるため、業務効率化や生産性の向上を期待できます。意思疎通に要する時間や心理的な抵抗が軽減されているのが特徴です。

なお、社内コミュニケーションを活性化させる方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

社内コミュニケーションを活性化させる方法とは?施策例と成功事例を紹介

風通しの良い職場チェックリスト

「風通しが良くない」といわれる職場には共通する特徴があります。自身の職場環境を振り返って、以下の項目をチェックしてみましょう。半分以上チェックがつくようであれば注意が必要です。改善へ向けて施策を検討してみましょう。

  1. 社内の情報共有は会議の場だけである
  2. 業務上必要な情報がどこにあるのか毎回迷う人たちが多い
  3. 業務上必要な情報が更新されておらず、最新情報の理解にばらつきがある
  4. 業務に直接関係をもたない情報はほとんど共有されていない
  5. 情報発信はされているが発信者の意図が伝わらない
  6. 何かを自由に発言する雰囲気がない
  7. お互いがどんな思いを持って仕事に取り組んでいるかよくわからない
  8. そもそもお互いどんな人なのかよく知らない
  9. 成果をみんなで共有する機会がない
  10. 成果を振り返り学習する習慣がない
  11. 成功体験や失敗体験が活かされず同じような過ちを繰り返すことが多い
  12. 職場以外(社外含む)の人たちとノウハウを交換する場がない

出典:「風通しのよい職場づくりの3要素」長谷川晃大(PDF)

風通しの良い職場のメリット

風通しの良い職場には次のようなメリットがあります。

業務効率化と生産性の向上が見込める

風通しの良い職場では、普段から活発なコミュニケーションを活発にとっているため、意思疎通が十分にできていないことによる情報伝達の漏れや連絡ミスを防いで、効率よく業務を進めることができます。迷うことがあってもすぐに周りに確認できるので「仕事の進め方がわからない」「進捗状況を把握できない」といったことも起こりにくいでしょう。また、企業が掲げるビジョンやミッションが組織全体に浸透し、従業員が目的意識を持って仕事に取り組めるため、適切な役割分担や全社横断的な業務連携が可能となります。業務時間の短縮や、生産性の向上が見込めるでしょう。

ミスやトラブルに迅速に対応できる

報連相(報告・連絡・相談)をする際は「悪い情報ほど早く報告すること」が重要です。悪い報告が遅れると、対応が後手に回り、トラブルが拡大するリスクがあります。風通しの良い職場では、上司・部下間のコミュニケーションが盛んに行われているので、ミスやトラブルが発生した場合も、速やかに上司に報告して指示を仰ぎ、スムーズに対応することが可能です。仕事にはミスやトラブルはつきものですが、失敗してもフォローできる体制が整っていれば、従業員も安心して働くことができます。

離職防止につながる

職場の風通しの良さは、離職率の低下にもつながります。厚生労働省がまとめた「令和4年雇用動向調査結果の概要」によると、「転職入職者が前職を辞めた理由」として「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由が、男女別と各年代別の離職理由のなかで上位に入っています。それだけ良好な人間関係は働きやすさに直結する要素といえるでしょう。

参考:-令和4年雇用動向調査結果の概況-(PDF)|厚生労働省

風通しの良い職場のデメリット

風通しの良い職場には、次のようなデメリットが起きる可能性もあるので留意しておきましょう。

上司と部下の関係性が曖昧になる

先輩後輩、上司部下の分け隔てなく率直に意見を言いやすい環境は、ざっくばらんに意見を言いやすいというメリットがある反面、指示系統が曖昧になる可能性があります。上司や先輩の指示を聞かずに、独断で業務を行う従業員がいると、チームのパフォーマンスが低下し、結果として職場全体の生産性が低下するケースもありえます。馴れ合いの関係に陥らないよう、定期的に業務の目的や進捗をすりあわせ、あくまでも仕事の場であるという意識を共有しましょう。

組織の緊張感が欠ける

従業員同士がフラットな関係で、自由に意見や提案を言い合える環境は快適ですが、対等な関係性ばかりを優先すると、職場の緊張感がなくなってしまうリスクがあります。気の緩みから業務に関係のない話が長くなり、集中力が低下してミスが増える可能性もあるでしょう。また、「なんでも思ったままのことを言える」職場環境だと誤解して、配慮のない発言をしてしまうと、働きづらさを感じる人が出る恐れもあります。オープンなコミュニケーションを尊重しながらも、一緒に働く相手への敬意が保たれた職場にすることが大切です。

居心地の悪さを感じる人もいる

従業員のなかには、人前で話すのが苦手な人や活発な意見交換を好まない人もいます。じっくり考えて結論を出そうとしても、周りの人たちがどんどん意見を言ったり結論を出したりすると、雰囲気に圧倒されて萎縮してしまい、居心地の悪さを感じるかもしれません。さまざまなタイプの従業員がいることを念頭に置き、内気な性格の人にも考えを聞いたり、メールやチャットなどオンラン上で発言を促したりして、それぞれが意見を出しやすい工夫をすることが大切です。

風通しの良い職場づくりのステップ

風通しの良い職場づくりについてステップを追って紹介します。

1.互いの仕事や気持ちを見える化する

職場でうまく情報を発信できなかったり、ノウハウが生まれなかったりするのは、従業員同士が信頼関係を構築できていないことが大きな要因になっています。自分の発言がきちんと受け止められるのかどうかわからない職場だと、せっかく得た貴重な情報を気持ちよくシェアしたいとは思いにくいでしょう。

以下の3つの取り組みによりお互いの仕事や気持ちを「見える化」すると、安心感・信頼感につながります。

  1. 全員の意見が平等に扱われる場を創出する
  2. オフィス内のコミュニケーションの動線を工夫する
  3. 互いを知るためにざっくばらんに話をする機会をつくる

職場がありのままの意見を言い合える安全な場所だとわかれば、1人ひとりが前向きな思いを表現できるようになり、良い感情の交流が活発になるでしょう。具体的な施策のアイデアについては後述するので、ぜひ参考にしてください。

2.情報発信を促す

職場内で信頼関係が構築されると、従業員同士で情報共有をしやすくなります。まずは、誰もが気軽に情報を発信できる仕組みづくりをすることが大切です。情報共有がうまくいかない職場は、従業員がその重要性を理解していない場合があるので、管理職が率先してお手本を示すとともに、メンバーにも情報発信を促しましょう。情報共有を効率化するために、社内SNSツールやビジネスチャットを活用するのもおすすめです。最近、社内にカフェや休憩コーナーといったリフレッシュスペースを設ける企業が増えていますが、掲示板を設置して、従業員同士の交流や情報共有に活用するのもいいでしょう。

3.ノウハウを生み出す仕組みや場をつくる

従業員の業務スキルの定着や成長を促すには、個人の経験をノウハウに変える仕組みづくりが必要です。ノウハウは企業にとって貴重な財産ですが、個人のなかに留まり、共有されないままになっているケースが少なくありません。社内でノウハウを蓄積・共有する体制を構築することが大切です。たとえば部下と管理職が1対1で面談をする1on1は、管理職が自分のノウハウを部下に提供したり、部下の経験を一般化したりする機会となります。さらに、それぞれの部署が持つノウハウを持ち寄る場を設けることで、シナジー効果が期待できるでしょう。

参考:「風通しのよい職場づくりの3要素」長谷川晃大(PDF)

風通しの良い職場づくりのアイデア15

風通しの良い職場づくりのアイデア15選をご紹介します。

1.挨拶の励行

風通しが良い職場を目指すにあたって、まず取り組みたいのが挨拶の励行です。社会人としての基本的なマナーではありますが、相手の目を見てきちんと挨拶できる人は意外と少ないかもしれません。挨拶は相手とのコミュニケーションのきっかけになります。職場に挨拶を浸透させるために、トップから率先して挨拶しましょう。

2.定例会議前の近況報告

定例会議のはじめの10分に1人ひとり、いまの仕事の状況と気持ち、および協力してほしいことを伝え合う場を設けてみましょう。仕事の偏りや表情には映らなかった気持ちが表現され、職場の課題が見えやすくなります。互いの状況を配慮し合うコミュニケーションが生まれ、相互理解が深まります。

3ランダムなチームでの時間共有

毎週従業員全員でくじ引きを行い、ランダムに3人の即席チームを組み、チームで1週間のうちに何らかのコミュニケーションをとることを決め、実行するというミッションを与えます。チームでランチに行く、夜に飲みに行く、休憩時に集まって対話するなど、何をするかは自由です。チームで一緒に過ごすことで、部署を超えて問題意識を共有できます。

4互いの歴史紹介

チームやグループのメンバー同士、自分の歩んできた歴史をモチベーション曲線とともに示して、週1回のペースで1人ずつ自己紹介をします。まだお互いがどんな人なのかよく知らない場合に有効です。どのようなキャリアの過程で、どのような価値観が形成され、何を大切に生きている人なのか、そして実はどのような強みを持っているのかなど、本人の人となりがわかり、互いに知ることで職場が徐々に安心安全なスペースになります。

51on1の実施

1on1とは、上司と部下が11で行う定期的な面談のことです。米国シリコンバレーで発展したとされる人事マネジメントの手法で、従来の面談のように上司から部下への一方的なコミュニケーションではなく、対話型のミーティングであることが特徴です。円滑なコミュニケーションが促進され、上司と部下の信頼関係を深めるのに役立ちます。

6.チャットツールの活用

チャットツールを導入し、従業員同士が気軽にコミュニケーションをとれる仕組みづくりをするのも効果的です。チャットツールを活用することで、タイムリーな情報共有が可能になります。メンバー同士が自由に意見を交換することで、新しいアイデアが生まれるかもしれません。

7.研修の実施

研修は有意義な学びの場です。風通しの良い職場をつくるために必要な知識やノウハウを効率よく身につけることができます。外部研修を活用すれば、その道の専門家から直接講義を受けられるため、社内ではまとまっていないスキルや知識を得ることができます。社内で一から企画する必要がないのも大きなメリットです。最近は楽しみながら学べるユニークな研修も増えています。

おすすめの研修「アサーティブコミュニケーション研修」

アサーティブコミュニケーション研修は、相手を尊重しながら自分の考えや要望を伝える、アサーティブコミュニケーションを習得する研修です。ロールプレイングを行うことで、自身のコミュニケーションの傾向を把握し、実務に活かします。心理的安全性が高く、風通しの良い職場をつくるのに適した研修です。

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なお、アサーティブコミュニケーションについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

アサーティブコミュニケーションとは?メリットやスキルの高め方を紹介

8.メンター制度の導入

メンター制度は、先輩社員が後輩社員とペアになり、仕事の進め方や人間関係など幅広くアドバイスを行う制度です。新入社員や若手社員の不安や悩みを払拭することができ、早期離職の防止にも役立ちます。

9.社内SNSおよび社内ブログ

社内SNSとは、LINEFacebookといった個人向けのSNSを企業向けにカスタマイズしたものです。従業員同士の気軽なコミュニケーションや情報交換を実現します。社内ブログは、その会社の従業員だけが閲覧できる非公開型のブログです。社内ブログを運用することで、社内SNSと同じく、従業員同士のコミュニケーションの活性化や円滑な情報共有を図ることができます。

10.社内報の発信

社内報とは、企業理念やトップメッセージ、社内の出来事などを社内向けに発信する広報メディアです。従業員への情報共有やコミュニケーションの活性化に役立ちます。これまでは紙媒体が主流でしたが、最近ではデジタル化したWeb社内報を取り入れる企業が増えてきました。Web社内報はタイムリーな情報発信ができるのがメリットです。

11. サンクスカードの交換

サンクスカードは、従業員同士が日頃の感謝の気持ちをカードに書いて送り合う制度です。「ありがとう」の気持ちを贈り合うことで相互理解が深まり、コミュニケーションが活性化します。

12.ランチ交流会の実施

ランチタイムを利用した交流会です。ランチを兼ねたフランクな会なので、普段は緊張して発言できない人も話しやすいでしょう。リラックスした雰囲気のなか、自然と会話が弾みやすく、チームビルディングにも役立ちます。

13. 社内アンケートの実施

社内アンケートを実施することで、企業が理想とする「風通しの良い職場像」と現状のギャップを把握し、適切な対策を講じることができます。社内アンケートによる現状把握の精度を高めるためには、本音で回答してもらうことが重要です。

14.マグネットスペースの設置

マグネットスペースとは、磁石(マグネット)に引き寄せられるように自然と人が集まるような場所を指します。従業員の憩いの場となるカフェスペースやリフレッシュスペースを設けることで、部署を超えた偶発的な出会いや雑談が生まれ、新たなアイデアの創出が期待できます。

15.フリーアドレス制度の導入

フリーアドレスとは、オフィスのなかに固定席を設けず、各従業員がその日の業務内容や気分に合わせて自由に席を選べるワークスタイルです。毎日異なる人と席を隣り合わせるため、部署や役職を超えた従業員同士の交流がしやすくなります。

風通しの良い職場づくりへの取り組み事例

風通しの良い職場づくりに向けた企業の取り組み事例をご紹介します。

日本マイクロソフト株式会社(情報通信業)

日本マイクロソフト社では、コミュニケーション活性化を目的にフリーアドレス制度を導入しました。席を自由に選べるようにすることで、部署の垣根を超えたコミュニケーションが実現し、社内の風通しの良さにつながっています。

参考:フリーアドレス制が変えたワークスタイル:日本マイクロソフト品川オフィス探訪(前)|ITmedia エンタープライズ

北見木材株式会社(製造業)

北見木材株式会社では、ベテラン従業員の下に若手を配置して、人から人への技能伝承を行い、若手従業員の中核技能継承者としての意識醸成に取り組んでいます。また、入社半年後の新入社員を対象に「新入社員フォローアップ懇談会」を実施することで、定着率の向上を図っています。

参考:働きやすい・働きがいのある職場づくり事例集│厚生労働省(PDF)

まとめ

職場の風通しの良さは、従業員の生産性や定着率を上げる良い影響をもたらす一方で、上司と部下、先輩と後輩の距離が近いことから、かえって緊張感が失われてしまうことがあります。上司や先輩に対する敬意が失われてしまっては本末転倒です。風通しの良さを保ちながらも適切な組織運営ができるよう、メリハリのある職場づくりを意識して会社を良い方向に改善していきましょう。

 

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この記事の著者

masaki

福岡在住。大学を卒業後、大手食品メーカー勤務を経て、異業種のライターへ転身。求められている情報をわかりやすく伝えることがモットー

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