入社式の挨拶で会社側が意識するポイントは?役職別の文例を解説

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この記事の監修者
友水 一喜
株式会社IKUSA
あそぶ社員研修事業部 責任者

入社式は、企業が新たに加入する社員を迎え入れるための式典です。入社式では、一般的に会社側から新入社員への挨拶の時間を設けます。社長や役員、上司や先輩社員が挨拶を行うケースもよくありますが、いざ自分が挨拶をすることになったとき、どんなことを言えば良いか悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、入社式の挨拶を行う目的、挨拶に盛り込みたい内容、挨拶を成功させるポイントについて、文例を交えて紹介します

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入社式とは

入社式とは、企業が新入社員を正式に迎え入れる際に開催する式典です。その年に入社する新入社員と、企業のトップや役員、人事担当者が出席し、代表者からの挨拶や入社辞令の交付、新入社員の決意表明などを行います。日本では、新卒一括採用をする企業が多いため、新卒社員が入社する4月に実施するのが一般的です。入社式を経て、新入社員と企業が正式な雇用関係になります。

入社式の挨拶を行う目的

入社式の挨拶には以下のような目的があります。

新入社員を歓迎する

入社式に参加する新入社員は、これから始まる社会人生活に向けて不安や緊張感を抱えているものです。経営陣や先輩社員からの「これから一緒に頑張りましょう」という激励と歓迎のメッセージを送ることで、緊張がほぐれます。会社の一員として迎え入れられたという実感が、働くことへのモチベーションにもつながるでしょう。

社会人としての自覚を促す

新卒入社の場合、つい先日までは学生だったので、まだ学生気分が抜けていないままの新入社員も少なくありません。入社式は、新入社員を仲間として迎え入れるとともに、学生から社会人へとマインドを切り替え、社会人としての自覚を持たせる機会でもあります。社長のスピーチや先輩からの祝辞を聞くことで、新入社員は自分が組織の一員であることを理解し、仕事への責任感や向上心が芽生えるようになります。

企業の理念や経営方針を共有する

入社式では、社長や役員などの経営陣が、企業の理念や経営方針、事業への想いなどを語ります。実際の職務に就く前に企業のビジョンを共有することで、新入社員の自社に対する理解がより深まり、一人ひとりが企業理念の実現に向けて志を一つにすることができます。企業理念の実現に向けた方向性を明確に示すことで、新入社員はどのような行動をとるべきなのかを考えやすくなるため、仕事に自発的かつ意欲的に取り組めるでしょう。

会社への帰属意識を高める

入社式は、新入社員の組織に対する愛着を醸成し、帰属意識や一体感を高める絶好の機会となります。「この会社に入って良かった」「これから頑張ろう」という気持ちになれるような挨拶をして、新入社員のやる気を引き出しましょう。社長や役員、部門の代表者からの祝辞やメッセージを通じて、会社から歓迎されている、活躍を期待されていることを理解すれば、その期待に応えようという想いが強くなり、モチベーションアップにつながります。

入社式の挨拶に盛り込みたい内容

入社式での挨拶では、以下の内容を盛り込むのがおすすめです。

社会人としての心得

入社式の最も大きな目的は、新入社員が社会人として、また企業の一員としての自覚を持つことにあります。新入社員にとって入社式は、学生から社会人へと気持ちを切り替え、新たな人生のスタートラインに立つ場です。

したがって、会社側の挨拶では新入社員に対して、社会人として必要な心得や、現場で求められている行動をはっきりと示すことが重要です。挨拶を通して、新入社員が自身の役割や責任を正しく理解することで、マインドの変革を促します。

挨拶の文例

「皆さんが、社会人として新たなスタートラインに立たれたことを、心からお喜び申し上げます。今や皆さんは、私どもの会社の一員となられたわけですから、学生時代とは気持ちのうえでも一線を引き、企業人としての自覚を持っていただきたいと思います。

これからは自らの仕事に主体的に取り組み、責任を持ってやり遂げる姿勢が求められます。ただし、一人で抱え込む必要はありません。報連相(報告・連絡・相談)を心掛け、積極的にコミュニケーションをとってください」

会社が大切にしていること

入社式の挨拶では、企業として大切にしている理念や価値観を伝えることが重要です。新入社員にとって企業理念は自身の行動指針となるため、自社の考え方や信念といった組織文化を明文化しましょう。新入社員も含めて全員が企業理念を理解し、同じ方向を向いて行動すれば、社内に一体感が生まれます。与えられた業務をただこなすだけでなく、前向きにやる気を持って仕事に取り組めるでしょう。社員間の意思疎通もスムーズになり、業務の効率化や生産性の向上が期待できます。

社内の具体的な成功事例

入社式の挨拶で、先輩社員が成功した具体的な事例を共有すると、新入社員のモチベーション向上につながります。成功するイメージを持てるようになり「企業の一員として自分も頑張ろう」という気持ちが芽生えるでしょう。努力を重ねることが将来の成長や目標達成につながると考えれば、新入社員のやる気が湧きます。また身近にいる先輩や上司をロールモデルとして、キャリアプランを立てやすくなります。

過去の失敗体験

入社式の挨拶に、上司や先輩にあたる社員の過去の失敗体験を盛り込んで、新入社員のやる気につなげる方法もあります。単に失敗談を語るだけでなく、失敗を通して学んだことや、どのように乗り越えたのかを伝えることが大切です。仕事をしていれば、壁にぶつかることも当然あります。先輩社員の失敗体験は、新入社員が悩みや不安の壁を乗り越えるヒントとなるでしょう。新入社員にとって、上司や先輩は能力のかけ離れた遠い存在に感じられるかもしれませんが、過去に失敗した話を聞くと、身近に感じられて勇気づけられます。

挨拶の文例

「私は今年で入社10年目になりますが、営業成績が伸び悩んでスランプに陥った時期があります。

今思えば、当時は『完璧にやらなければならない』と思いこみ、準備に時間をかけすぎて、全ての行動が遅くなっていました。また、そのような状況でも先輩に相談するのを躊躇し、一人で抱え込んでいました。

しかし大切なのは、一人で完璧を目指すのではなく、周囲も巻き込んで結果を出すことです。スランプに悩んでいることを先輩に相談すると、似た経験があることを教えてくれました。アドバイスに素直に従って行動をするうちに、改善の糸口を掴み、やがて成績も上がっていきました。

皆さんも、困ったときには周囲の人に相談してください。最初はつまずくこともあるかもしれませんが、諦めずに頑張るうちに、成果はついてきます」

新入社員に期待していること

人は期待されていると、その気持ちに応えたくなるものです。これを「ピグマリオン効果」と呼びます。会社側が新入社員に何を期待しているか伝えることで「信頼されているから期待に応えたい」「成果を挙げられるように動こう」というモチベーションが生まれ、困難な物事にも意欲的に取り組めるようになります。結果として、期待に添った成果を出すことにつながります。

挨拶の文例

「ビジネスを取り巻く環境は常に変化しています。皆さんには、変化に柔軟に適応するよう努めてほしいと思います。チームや会社の状況に応じて新しい考え方を受け入れ、積極的に挑戦することが大切です。最初は戸惑うことの方が多いかもしれませんが、その都度学びがあるはずです。

1年後、3年後、あるいは10年後に自分がどうありたいか、そのために今何をしなければならないかを考えて行動することを期待しています」

励ましのメッセージ

新人社員には、慣れない環境への緊張や不安がつきものです。「これから仕事で成果を出せるのか」「職場の上司や先輩に仲間として受け入れてもらえるのか」などさまざまな想いを抱いています。入社式の挨拶で激励の言葉を贈り、新入社員の緊張感や不安を取り除きましょう。

挨拶の文例

「慣れない環境で、不安になったり緊張したりする瞬間がたくさんあると思います。新しい仕事を始めるときは、誰でも不安を感じるものです。それは皆さんがチャレンジをしている証拠ですので、焦らず周りの人と協力しながら、着実に仕事を進めましょう。不安を乗り越えることで、あなた方は大きく成長します。失敗を恐れず、どんどん挑戦してください。

周りの先輩たちがしっかりとサポートしますので、わからないことはすぐに質問してください。皆さんが成長する姿を見るのが楽しみです」

入社式における会社側の挨拶文例

ここからは、役職ごとの挨拶の文例を紹介します。

社長の挨拶文例

「このたびは、入社おめでとうございます。本日こうして皆さんを迎えられたことを心より嬉しく思っています。皆さんが今ここに集まったことは、当社にとって大きな意味があります。皆さんが新しい挑戦をし、自分の可能性を広げることが、会社の成長にもつながるためです。私たちは社員一人ひとりが力を発揮できる場を提供し、ともに成長し続けたいと考えています。

私たちが創業以来最も大切にしているのは、『顧客第一主義』という企業理念です。この理念を軸に事業を展開し、社会に貢献してきたことで、当社は発展してきました。皆さんがこの考え方を自分のものにして、力を発揮することを期待しています。力をあわせて、さらなる発展を目指しましょう。」

役員の挨拶文例

「新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。私たちは、『変化と挑戦』という理念を掲げ、常に変動する市場環境に対応しています。皆さんがこれから取り組む仕事もその一環です。あなた方が持っている力を、会社の成長にどう活かすかが、今後の大きな課題です。皆さんの日々の仕事が、少しずつ会社に影響を与え、最終的に社会に変化をもたらすことを忘れないでください。

皆さんが若い創造力や行動力を発揮して、さまざまなことに挑戦してくれることを期待しています。素晴らしい未来へ向けてともに歩んでいきましょう」

上司の挨拶文例

「このたびは、入社おめでとうございます。希望に満ちた皆さんをお迎えすることができ、大変嬉しく思っています。最初に、皆さんがこれから過ごす日々が充実したものとなるように、私たちが全力でサポートすることをお伝えします。

皆さんが仕事をするなかで最も大切にしてほしいのは「チームワーク」です。この会社、そしてこのチームは、社員一人ひとりの力を結集することで、大きな成果を上げてきました。皆さんも、チームの一員として協力し合いながら成長していってください。

私たち先輩や上司はもちろん、本日肩を並べている同僚もチームの一員です。仲間とともに仕事をすることで、新しい視点を得ることは多いでしょう。仲間と助け合い、切磋琢磨してほしいと思います」

先輩社員の挨拶文例

「入社おめでとうございます。一緒に働く新しい仲間を迎えることができて、とても嬉しく思っています。

私は今年で入社して5年経ちましたが、入社した当時のことは今でも鮮明に覚えています。たくさんの業務を覚える必要があり、わからないことが多くて困った経験ばかりでした。そんなときに先輩から言われた「失敗を恐れずやってみること、そして周りに頼ること」という言葉を、皆さんにも送りたいと思います。

皆さんはこれからたくさん新しい業務に取り組み、ときには失敗することもあるかもしれませんが、それは悪いことではありません。むしろ、失敗があるから成長できるのです。困ったときは、周りの先輩や仲間に頼ってください。私が先輩方にしてもらったように、次は私が皆さんの力になれるよう努めます。ともに頑張っていきましょう」

入社式の挨拶を成功させるポイント

入社式の挨拶を成功させるために、以下のポイントを押さえましょう。

歓迎する気持ちを伝える

挨拶の冒頭部分は、新入社員に対する歓迎の気持ちを伝えることから始めましょう。「入社おめでとうございます」というだけでなく、新入社員が来てくれて嬉しいという気持ちが伝わるような工夫が必要です。企業の戦力として、新入社員の力に期待しているという激励の言葉も添えるとなおいいでしょう。

5分程度の短めの挨拶におさめる

入社式の挨拶は5分程度、長くても10以内にまとめましょう。挨拶が長いと、聞き手が集中力を継続できなくなり、伝えたい内容が十分に伝わらない可能性があります。反対に短すぎてもそっけない印象になり、新入社員に歓迎の気持ちが伝わりにくいでしょう。5分間の挨拶の文字数は、およそ1500文字です。原稿用紙4枚程度を目安に文章を作成して、実際に時間を計りながらスピーチの練習をするといいでしょう。

シンプルでわかりやすい言葉で伝える

入社式の挨拶文は、なるべくシンプルにわかりやすい言葉で伝えるのが基本です。新入社員が内容を理解できるように、専門用語や難解な言葉はできるだけ避けましょう。自然な飾らない言葉で迎える側の気持ちを伝えることで、挨拶がより親しみやすく、心に残るものとなります。

文章の構成は起承転結を意識する

挨拶では起承転結を意識して話の流れを構成すると、内容が整理されて相手に伝わりやすくなります。

具体的には以下のような例文にまとめてみましょう。

  • 起:挨拶の導入部分で、新入社員の注意や関心を引く
  • 承:挨拶の本題部分で、新入社員に伝えたいことを説明する
  • 転:挨拶の展開部分で、新入社員に驚きや感動を与える
  • 結:挨拶の結論部分で、新入社員が次にとるべき行動や考え方を促す

起承転結の構成を用いることで、挨拶の内容をより魅力的に伝えることができます。

関連記事:若手社員を育成する方法・ポイントを解説

オンラインで入社式の挨拶を行う場合の注意点

近年ではオンラインで入社式を行う企業も増えてきました。オンライン入社式では、TV会議を用いるのが一般的です。従来の入社式のように広い会場を準備する手間は省けますが、オンライン環境ならではの注意点があります。オンライン入社式の開催を検討している企業は、以下の2点をチェックしておきましょう。

インターネット環境を事前に確認する

オンライン入社式の開催にあたっては、インターネット環境の整備が必須です。接続不良が起こると、挨拶が途切れてしまい、内容が伝わらなくなるため、企業・新入社員の双方の通信環境や通信機器を整えておく必要があります。特に新入社員はTV会議に慣れていない可能性があるため、インターネット接続はもちろん、TV会議の使い方や注意点を事前に連絡すると安心です。新入社員が問題なく閲覧できるか、事前にリハーサルをするとよりいいでしょう。

普段よりはっきり大きな声で話す

オンライン入社式の場合、対面よりも言葉が聞きとりにくい場合があるので、はっきりと大きな声で話すことを心掛けましょう。声のトーンを普段より少し高めにすると、自然と声も大きくなります。オンライン入社式では話し手の雰囲気や表情がわかりにくく、臨場感に欠けるため、少し大袈裟なリアクションを意識しましょう。身振りや手振りを大きくしたり、笑顔やうなずきを増やしたりするのがおすすめです。

まとめ

入社式での挨拶は、なるべく簡潔にわかりやすい内容にまとめることが大切です。新入社員は、社長や役員・先輩社員からの挨拶を通して、自分たちが歓迎されていること、期待されていることを理解し、この会社で頑張っていこうという気持ちになります。さらには、社会人としてふさわしい行動を促すことで、企業の一員としての自覚を新入社員に持たせることができます。今回紹介した文例を参考に、ポイントを押さえて、新入社員の心に響くメッセージを送りましょう。

 

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以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。

1.合意形成・アサーティブコミュニケーション研修

合意形成・アサーティブコミュニケーション研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。

学びのポイント

  • 各々が個人ワークで考えた答えを聞くことで、チームメンバーの状況に対する認識や物資の重み付けの違いを受講者が理解する
  • 話し手は自分の答えにいたった理由を論理的・説得的に説明する
  • より良い根拠を導き出すための比較検討をして、チーム全員が納得する結論を出す

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2.PDCA研修

PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します。

学びのポイント

  • 計画を立ててロケットを飛ばし、その結果から組み合わせの誤り・部品の不足・不良部品の有無を推察し、それを繰り返すことで組み合わせの精度を上げていく
  • 資金稼ぎ・パーツの選択・打ち上げの準備を繰り返し、作戦タイム振返りを経て行動を改善していくことで、最適化されていく

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3.戦略思考研修

戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します。

学びのポイント

  • 不確実な状況のなかで自チームにとって最適な行動方針を考え、実行していく
  • 戦略を決めるために与えられた手段のなかでどの情報を取得していくかの優先順位決めが求められる

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4.コミュニケーション研修

コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。

学びのポイント

  • 受講者が「自分しか見えていない情報・問題・解き方」をチームで共有することでコミュニケーション促進やスキルアップにつながる
  • 突飛な発想・ヒラメキをチームのなかで積極的に発言できる心理的安全性の高い環境づくりが求められる

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5.ロジカルシンキング研修

ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。

学びのポイント

  • 小グループで得られた情報を論理的に整理し、確定情報・曖昧情報・不要な情報を選り分ける
  • 大グループで全体に必要な情報を論理的に判断・共有することや、自分たちに足りない情報を聞き出すことが求められる

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6.クリティカルシンキング研修

クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します。

学びのポイント

  • 証拠品や証言など多くの情報を手分けして読み、組み合わせて論理的に結論を導き出す
  • フェーズが進むごとに情報が増え、複雑になっていくなかで必要な情報を取捨選択する
  • 出た結論に満足せず、常に新しい情報と照らし合わせて再検証する

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7.リーダーシップ研修

リーダーシップ研修のアクティビティ「グレートチーム」では、チームの運営を疑似体験することでリーダーシップやマネジメントを学びます。

学びのポイント

  • メンバーのリソース管理や育成、リーダーとしての決断を繰り返すことで、いろいろなリーダーシップの型を知ることができる
  • 現代に合わせたリーダーシップの発揮の必要性を知り、自分らしいリーダーシップを学べる

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8.ビジネスマナー研修

ビジネスマナー研修のアクティビティ「ビジトレ」では、実践形式・クイズ形式のアクティビティを通して、ビジネスマナーを楽しく学びます。

学びのポイント

  • 堅い内容になりがちなビジネスマナー研修にゲーム形式を取り入れることで、受講者が没入して学べる
  • 名刺交換や報連相などを実行し、動作・マナーに慣れることで、翌日から実践できるようになる

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9.防災研修

防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します。

学びのポイント

  • 謎解きの答えが災害時のNG行動にまつわる内容となっており、解説時になぜ行なってはいけないかもセットで学ぶ
  • 被災時は様々な情報が飛び交うため、情報を取得する際にどのようにすれば惑わされないかを学ぶ

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10.OODA LOOP研修

OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します。

学びのポイント

  • 敵チームをよく観察して作戦を練り、状況に応じた行動を素早く判断しながら、チームで共有して一体となって行動する
  • ミッションの勝利条件をもとに、観察、判断、行動を繰り返すことで、本当にすべき行動が何なのか、行動の最適化を行う

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この記事の著者

masaki

福岡在住。大学を卒業後、大手食品メーカー勤務を経て、異業種のライターへ転身。求められている情報をわかりやすく伝えることがモットー

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