あそぶ社員研修 > お役立ち情報 > 組織・人材開発 > 団結力を高める方法15選!チームの特徴・低下する原因も紹介 団結力を高める方法15選!チームの特徴・低下する原因も紹介 2024.09.13 組織・人材開発 チームの団結力が高まれば連携できるようになり、生産性が高まります。また、心理的安全性が高まることで、メンバーのパフォーマンスやエンゲージメントなどが向上することも期待できます。本記事では、団結力が高いチームの特徴、団結力を高める方法や低下する原因を紹介します。 受講者が没入して取り組むアクティビティと専門講師の講義・振り返りをブリッジすることで、翌日から業務で実践できる知識・スキルを習得⇒受講者のスキルアップとチームビルディングをはかる「あそぶ社員研修 総合資料」を無料で受け取る目次団結力が高いチームの特徴団結力を高めるメリットチームの団結力を高める方法15選チームの団結力が低下する原因参加者の団結力を高める研修まとめ団結力が高いチームの特徴団結力が高いチームの特徴を紹介します。スムーズに連携が取れている団結力が高いチームは、全員が同じ目標を見据えられているため、自然と連携がとりやすくなり業務効率が上がります。また、連携がよく取れていれば互いに協力する意識が生まれ、発生したトラブルに対して力を合わせて解決したり、業務上のミスをカバーしたりすることにもつながるでしょう。チームの全員が能力を発揮できている団結力の高いチームは、互いに適性や性格を理解し、各々が役割を担うことで、全員が能力を発揮することができます。能力が発揮できればメンバーが仕事に対してモチベーションを高く保て、チーム全体の士気が上がります。コンセンサスを取れる団結力が高いチームは、立場に関わらず意見を伝え、それを互いに尊重するため、コンセンサスを取る(意見を一致させる)ことができます。「コンセンサスを取る」とは、影響力の強いメンバーの意見や多数決による決定を重視せず、全員の意見を集め、話し合いを通じて全員が納得する答えを導き出すことです。話し合いを通じて正解に近い結論に至れるため、成果向上につながります。 退屈になりがちな研修、あそびで楽しくしませんか?⇒「あそぶ社員研修」の資料を見てみたい団結力を高めるメリットチームの団結力が高まることのメリットを紹介します。チームの方向性が統一される団結力が高いと、チームの方向性が統一されます。団結力が高いチームは、メンバーの一人ひとりが目標に納得している状態なので、自ずと足並みが揃い、軌道修正がしやすくなります。方向性が定まっていないと、判断を逐一リーダーに仰がねばならなくなり、業務を効率的に進められません。各メンバーが自走できないことで、業務が進行しにくくなり、業務への意欲が低下してしまうおそれがあります。メンバーのモチベーションが向上するチームの団結力が高いと、職場の空気が居心地のよいものになり、仕事へのモチベーションが高まります。モチベーションを維持しやすい環境は、会社への愛着形成にもつながるでしょう。会社へ貢献したいと思えることで、業務の効率がより上がるという好循環を生み出せます。業務の進行がスムーズになるメンバーの団結力を高めることで、コミュニケーションが円滑になり、業務の進行がスムーズになります。連携が取れることで、各メンバーが主体的に動きやすくなるため、業務の質が上がっていくでしょう。各メンバーの推進力の高さは、企業全体のパフォーマンス向上につながり、企業全体が活性化します。新しいアイデアが生まれやすくなる団結力を高めることでコミュニケーションが活性化され、新しいアイデアが生まれやすくなります。建設的な話し合いには、意見が尊重され、オープンに議論できる環境が必要です。団結力を高めることでつくられる信頼関係が土台となり、よく議論されなければ生まれなかった革新的なアイデアや解決策を提案できるようになるでしょう。チームの団結力を高める方法15選メンバーの団結力を高める方法を紹介します。1.心理的安全性を高める心理的安全性とは、立場に関係なく自分の意見を言える状態を指します。本音で話し合える環境を整えることが、団結力を強める第一歩となります。ポイント・注意点会議や朝礼などで立場に関わらず発言の機会を与え、意見が尊重される経験をメンバーが積めるように工夫する褒め合う文化をつくり、メンバーの一人ひとりに成功体験が積み重なっていくことで、本音で話せる関係性を育む2.チームの目標を定める業務でのメンバーの方向性を合わせるために、チームの目標を定めることは大切です。目標がないと仕事の進め方が異なったり、話が噛み合わなくなったりしてしまい、団結力が高まりにくくなります。ポイント・注意点目標は最終的なものとは別に、過程を評価する短期的な目標も設定する。細かい成功体験を積み重ねることで、モチベーションを維持しやすくなる最終的な目標達成に向けて戦略の修正をしやすくするために、中間チェックポイントをおく3.情報を全体で共有する業務における情報はできるだけ全体に周知させるようにしましょう。情報を開示することは、相手への信頼表明になり、団結力を高められます。またメンバーの一人ひとりにとっては仕事の全体像が見えることで、自分ごととして受け止められるようになるため、業務に対して主体的に取り組めるでしょう。ポイント・注意点情報の伝達漏れがないように、チャットやメーリングリストなどの情報の共有方法を決めておく伝達事項がないか確認するタイミングを、メンバーで統一し、確認漏れを防ぐ4.個人の役割を定める役割分担を行うことで、一人ひとりが仕事に責任感を持って取り組めます。自分の役割が明確化することで自分が行った仕事がどれだけチームに貢献したかがわかりやすくなり、モチベーションの向上につながります。ポイント・注意点負担が偏りすぎないよう留意し、状況に応じて調整する全体の進捗状況をガントチャートを用いて共有し、メンバー同士がフォローし合える環境をつくる5.メンバーのモチベーション管理を行うメンバーのモチベーションを適切に管理することは、メンバー同士のよい連携を生み出すのに不可欠です。モチベーションが低いメンバーがいると、周りの人も業務への意欲を削がれてしまう可能性があるため注意が必要です。ポイント・注意点メンバーの適性を見極めそれに合った配置をする定期的に顔を合わせる機会を設け、メンバーの持つ意見に耳を傾けるモチベーションを高める方法14選!役割・種類・維持させるポイントも紹介6.スキルアップや学び(自己研鑽)の機会をつくるメンバーに自己研鑽の場を用意し、「身につけたスキルを業務に生かしたい」と思ってもらうことで、チームのパフォーマンスが上がります。メンバー同士の成長が業務にプラスに働くことで仕事へのやりがいが生まれ、団結力が高まるでしょう。ポイント・注意点社内講義やオンライン講義の場を用意したり、外部セミナーの受講料補助をしたりしてメンバーが学びやすい環境を整える講義・セミナーの種類を充実させ、メンバーが興味を持って参加できるように工夫する自己研鑽がメンバーのプライベートな時間を圧迫しないよう、業務時間内に枠を設け配慮する7.褒める風土をつくるメンバー同士で褒め合う風土をつくり出せると、互いに好印象が持て、良好な関係構築が促されるため、団結力が強まります。前向きな人間関係はメンバーの働きやすさにもつながり、チームや会社へのエンゲージメントを上げられるでしょう。ポイント・注意点チームへの影響力が強いリーダーから積極的に行動し、褒め合う風土づくりに努める相手の長所や仕事での成果に目を配り、こまめに声がけを行う8.組織の価値観を明確化する団結力を高めるために、組織やチームが向かう方向性や価値観を言語化し、メンバーに共有しましょう。示された価値観がメンバーの行動指針となり、足並みが揃いやすくなることで団結力が高まります。またリーダーにとっては、メンバーへの指導の基準となるので、行動に一貫性を担保でき、メンバーからの信頼獲得につながります。ポイント・注意点組織の価値観をチームミーティングで定期的に確認し合い、メンバーが意識を向けるよう工夫する組織の価値観を机に貼り出してもらったり、チームのチャット名にしたり、目につきやすいところに掲げておく9.メンバー同士のコミュニケーションの機会を増やすメンバー同士がオープンなコミュニケーションが取れることで、メンバー個人の努力やちょっとしたアイデアをシェアしやすくなり、団結力が高まります。ポイント・注意点ランチミーティングやオンラインミーティングなど、気軽に集まりやすいコミュニケーションの場を定期的に設けるチームチャットに雑談用のグループをつくる10.リーダーはメンバーと意識的に交流する挨拶や進捗確認など、リーダーはこまめにメンバーへ声かけしましょう。特にリーダー的な立場の人とメンバーに年齢差がある場合、メンバーからはなかなか声をかけづらい可能性があります。普段からコミュニケーションが取れていないと、大切な判断を迫られたときや、指導するときなどの肝心なタイミングで意思疎通が取れない可能性があるため、交流を意識して行いましょう。ポイント・注意点定例ミーティングなどでは、業務の本題の前に「休日の様子」や「最近凝っていること」といった雑談の時間を交える業務をうまく進行できないメンバーがいた場合、「なぜできないのか」という態度ではなく、「どうしてできないのか」を一緒に考える姿勢を持つ11.アクティビティを活用するイベントやレクリエーションなどの力を借りて、メンバー同士のチームビルディングを行うことは、チームの団結力を高めるために有効です。業務上では知り得ない相手の人となりがわかるような交流が生まれることで、チームの団結力が高まるでしょう。ポイント・注意点社内旅行や社内運動会などのイベント、研修にチームビルディング効果が期待できるアクティビティを取り入れる会議や研修の前に、短時間でできるアイスブレイクを取り入れる12.適材適所の配置や環境づくりを意識するメンバーそれぞれが自分の得意なことを行えれば業務の生産性が向上し、仕事の成果が上がることで、よりチームの団結力が高まるでしょう。仕事がしやすい環境を整えることでメンバーが仕事に対するやりがいを感じやすくなります。ポイント・注意点どのようなことが得意か、集中力を持続して取り組める業務は何か、メンバーにヒアリングして得手不得手を見極める挙手制のプロジェクトを企画し、メンバーが普段とは別の業務に携われる機会をつくることで、メンバーが得意分野の幅を広げる仕掛けをつくる13.チームや個人の問題に適切に対処するリーダーが業務を進めるうえで起こる問題やトラブルを把握することで、スムーズにフォローに入れます。メンバーが一人で問題を抱え込むことを防げ、プロジェクト全体の進捗にもよい影響を与えられます。ポイント・注意点定期的なミーティングを設けるほか、リーダーが自分のデスクにいる時間を増やして相談しやすい空気づくりを行うメンバー個人の問題でも、一人に押し付けるのではなく、チーム全体で解決策を考えフォローする姿勢をメンバーに根付かせる14.チームや業務の特性に合った人材を迎えるどのような企業やチームにも個性があり、全ての人にフィットする環境づくりはできません。また特性から、向き不向きが分かれる業務もあります。リーダーは自社文化をよく理解したうえで、新しいメンバーを迎える際には合った人材を迎えるようにできると、共同作業がスムーズに行えます。ポイント・注意点リーダーは取り組んでいるプロジェクトがどういう性質の人材を必要としているか、業務の特性を把握する「集中力が高い」「細かい作業が得意」「人に指示できる」など、業務上で発揮できる能力のチェックリストをメンバーの一人ひとりにつくっておき、メンバーの特性を日頃から把握しておく15.チーム全員で成功を祝う機会をつくるプロジェクトが終了した際には、メンバー同士で集まる機会をつくり、成功を祝いましょう。成果の大小に関わらず、メンバー同士の努力を認め合ったり、リーダーから評価されたりする時間はチームの団結力を高めます。ポイント・注意点リーダーからメンバーに言葉をかける際は、役割を問わずメンバー全員を評価し、一人ひとりが重要な役割を担っていることを伝える打ち上げはランチミーティングで行うなど、参加メンバーの負担にならないよう配慮するチームの団結力が低下する原因チームの団結力が低下する原因を紹介します。ミスやトラブルが起きたときに助け合わない業務でミスやトラブルが起きたときに、助け合えないことがきっかけに、チームの団結力が低下するおそれがあります。助け合えない原因として、メンバー同士のコミュニケーションが適切に取れていないことが考えられます。そのような状態を放置すれば、ミーティングや業務において建設的な意見交換が難しくなります。さらにコミュニケーションのとりにくさはメンバー同士に距離感を生み、業務が円滑に運ばないことで団結力が低下してしまう可能性があります。孤立している人がいる団結力を高めるには、信頼関係が不可欠です。しかし、メンバーのなかで孤立している人がいる場合、コミュニケーションに食い違いが生じやすくなります。業務のフィードバックや意見交換が滞ることでうまく仕事が進められず、団結力の低下を招くおそれがあります。効果的な共同作業を行うためにも、メンバーの一人ひとりが意識してコミュニケーションを深めていくようリーダーは促しましょう。目標や役割が明確化されていない目標や役割が明確化されていないと、業務を漫然と進めることになり、チームに一体感が出ません。またメンバーそれぞれに責任感が育まれないため、業務に積極的に関わる姿勢が生まれず、団結力が低下する要因となります。参加者の団結力を高める研修「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。⇒あそぶ社員研修の資料を無料で受け取る以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。1.コミュニケーション研修コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します。学びのポイント受講者が「自分しか見えていない情報・問題・解き方」をチームで共有することでコミュニケーション促進やスキルアップにつながる突飛な発想・ヒラメキをチームのなかで積極的に発言できる心理的安全性の高い環境づくりが求められる⇒コミュニケーション研修の資料を無料で受け取る2.合意形成・アサーティブコミュニケーション研修合意形成・アサーティブコミュニケーション研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます。学びのポイント各々が個人ワークで考えた答えを聞くことで、チームメンバーの状況に対する認識や物資の重み付けの違いを受講者が理解する話し手は自分の答えにいたった理由を論理的・説得的に説明するより良い根拠を導き出すための比較検討をして、チーム全員が納得する結論を出す⇒合意形成・アサーティブコミュニケーション研修の資料を無料で受け取る3.交渉術・ネゴシエーション研修交渉術・ネゴシエーション研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、利益を増やすことを目指し、自チームでの戦略構築や他チームとの交渉を行います。学びのポイント配られた事業・資金・労働力などの資源だけで目的が達成できない場合に、他チームと交渉してそれらを手に入れるための交渉力を習得する他チームの情報を得てから相手にとって価値のあるものを提供し、自チームにとってさらに価値のあるものを引き出すことが求められる⇒交渉術・ネゴシエーション研修の資料を無料で受け取る4.ロジカルシンキング研修ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します。学びのポイント小グループで得られた情報を論理的に整理し、確定情報・曖昧情報・不要な情報を選り分ける大グループで全体に必要な情報を論理的に判断・共有することや、自分たちに足りない情報を聞き出すことが求められる。⇒ロジカルシンキング研修の資料を無料で受け取るまとめチームやメンバーの団結力を高めることは、メンバーそれぞれの仕事へのモチベーションや企業全体のパフォーマンスの面で大きなメリットがあります。コミュニケーションを深める機会をつくったり、チームや個人の目標や役割を定めたり、さまざまな方法で団結力は高められます。自社やチームで取り組めるものからぜひ試してみてください。 「あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。⇒あそぶ社員研修 総合資料を受け取る 研修の相談をする この記事の著者 さおり 士気を高める方法13選!メリット・低下する原因も紹介 α世代とは?今から取り組みたい職場づくりを解説 よく読まれている記事 2023.09.28 エンゲージメントとは?ビジネスにおける意味や重要性を解説 組織・人材開発 2023.09.28 チームビルディングとは?チームづくりのポイントや具体例を含めて網羅的に解説 組織・人材開発 2023.09.26 ロジカルシンキングとは?思考法やツールをわかりやすく解説 ビジネススキル 2023.09.28 グループワークの進め方や効果的に進めるポイントを解説 組織・人材開発 すべて見る とりあえずこの記事 2023.09.28 組織・人材開発 グループワークの面白いテーマ20選!タイプ別に紹介 2023.09.29 組織・人材開発 合意形成とは?メリット・進め方・ポイント・対処法を紹介 2023.09.28 組織・人材開発 チームビルディングとは?チームづくりのポイントや具体例を含めて網羅的に解説 カテゴリ ビジネススキル フレームワーク ワークスタイル 学習法 研修ノウハウ 組織・人材開発 タグ 研修 ゲーミフィケーション 内定者フォロー レジリエンス クリティカルシンキング OODA LOOP PDCA アクティブラーニング ウェルビーイング エンゲージメント グループワーク コミュニケーション チームビルディング ビジネスマナー フォロワーシップ メンバーシップ リーダーシップ ロジカルシンキング 合意形成・コンセンサス 心理的安全性 成功循環モデル 戦略思考 社会人基礎力 組織