集合研修とは?対面とオンラインのメリット・デメリット、効果を高めるポイントを紹介

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多くの企業に導入されている「集合研修」。文字どおり、受講者を1つの場所に集めて行う研修のことです。新型コロナウイルス感染症が拡大して以降は、テレワークが普及したことで、研修のスタイルも多様化しています。このまま集合研修を続けていくか、形態を変えてみるか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、集合研修とは何か、メリット・デメリットを、改めて解説していきます。さらに、対面とオンラインの特徴の比較、対面の集合研修が向いている研修、効果を高めるポイントについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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集合研修とは

集合研修とは、講師と受講者が1つの会場に集まって行われる研修のことです。「集合研修=リアル会場で行われる対面式の研修」とされることもありますが、本記事では、ライブ配信型で、かつ受講者同士でコミュニケーションが生まれるようなオンライン研修も、集合研修に含むこととします。集合研修では、基本的に一人の講師が講義や指導を行います。同じことを学んでほしい社員が複数人いる場合に適している研修のスタイルです。

企業研修の場合は、内容にもよりますが、座学だけでなく、ディスカッションや複数人で取り組むワークなど、実践につながるような体験型プログラムが組み込まれた研修が多いです。新入社員研修や中堅社員研修のような階層別研修や、営業、経理などの業務・職種別に行われる研修、コミュニケーション研修やリーダーシップ研修などの特定のスキルの習得を目的とした研修など、テーマもさまざまなものがあります。

集合研修は、企画から当日の運営まで社内の社員だけで実施もできますが、専門的な知識やスキルを習得してほしい場合は、外部から講師を招いたり、研修会社が提供するサービスを利用したりするほうが、より深い学びが得られるでしょう。

 

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集合研修のメリット

集合研修には、次のようなメリットがあります。

受講者同士でコミュニケーションが生まれる

研修のテーマにもよりますが、集合研修では、通常の業務では関りが少ない社員同士が同じ場所に集められるので、普段は生まれないような交流が生まれることが期待できます。また、普段関わりがある社員同士でも、研修を通して違う一面が見えることもあります。研修のなかにディスカッションやグループワークを組み込めば、受講者の間に自然とコミュニケーションが生まれ、チームビルディングにもつながります。

研修を通して受講者同士が相互理解を深め、良好な関係を築くことができれば、その後の業務もスムーズに進められるようになるでしょう

体系的な知識を学んでもらえる

集合研修は、座学を中心に設計されることが多いため、基礎的・体系的な知識の習得に向いています。そのため、これから取り組んでもらう業務の土台を形成するために行われることが多いです。集合研修を行うことで、受講者は現場でどのように行動すればよいかイメージしやすくなり、スムーズに業務に入っていけるようになります

また、OJTという実務を通して指導や教育を行う研修の手法もありますが、OJTは実践的なスキルやノウハウの習得に向いており、概念や理論、フレームワークといったものを教えるのは難しい部分があります。このようなスキルを身につけてほしい場合も、集合研修が適しているでしょう。

受講者の疑問をその場で解消できる

eラーニングも、集合研修と同様に基礎的・体系的な知識の習得に向いていますが、オンデマンド配信の場合は、受講者が疑問に感じることがあったとしても、それをリアルタイムで解消できないというデメリットがあります。その点、集合研修は、その場で質問をして、回答やフィードバックを受け取ることができるため、疑問点や不明点をすぐに解消できます

また、一人の受講者の質問が、ほかの受講者に気づきを与えることもあります。そこから、新たな議論が生まれることもあるかもしれません。質問とフィードバックにより、受講者は研修内容に対する理解をより深めることができるでしょう。

企業の文化や風土を伝えられる

どれだけ優秀な人材が揃っていても、それぞれが違う方向を向いていては、なかなか成果は得られないものです。組織力(チーム力)や一体感を高めるためには、全員が同じ意思を持って、同じ方向に進んでいくことが大切です

集合研修は、企業の文化や風土、ビジョン、価値観などを直接社員に伝えられる機会でもあります。これらをプログラムに反映させることで、受講者は改めて自分が所属する組織が目指す方向性を再確認できます。

集合研修のデメリット

集合研修にはさまざまなメリットがあることがわかりました。しかし、メリットばかりではありません。集合研修には、次のようなデメリットもあります。

コストがかかる

集合研修を実施するには、金銭的なコストがかかります。たとえば、会場費、受講者の交通費や宿泊費、教材の印刷代などです。外部から講師を招く場合は講師代が、研修会社を利用する場合は委託費なども発生します。研修の規模が大きくなるほど、かかるコストも大きくなります。

また、準備には時間的なコストや労力もかかります。たとえば、会場の手配やセッティング、スケジュールの調整、プログラムや教材の作成などです。研修会社を利用する場合は、担当者と打ち合わせも行わなければなりません。研修担当者にかかる負担が大きいという点も、集合研修のデメリットの1つです。

スケジュール調整が難しい

講師と受講者はもちろん、研修の運営にかかわるスタッフ全員の都合が合わなければ、集合研修は開催できません。研修の規模が大きいほど、かかわる人数も多くなるので、スケジュールを合わせるのが難しくなります。遠方の支店に勤める社員にも受講してもらうなら、移動時間も考えてスケジュールを調整しなくてはなりません。

新入社員研修は、まだ入社して間もない時期に行われるため、比較的対象者を集めやすいですが、中堅社員や管理職になってくると、抱えている仕事も多くなってくるため、なかなか全員のスケジュールが合わなくなります。また、取引先との商談や打ち合わせなど、どうしても抜けられない仕事が急に入ってしまうこともあるでしょう。そのため、日程を組んでも、全員に受講してもらえないこともあります。

社員の通常業務に影響が出る

基本的に研修は就業時間内に行われますので、受講者は、研修を受けるために仕事から離れなくてはならなくなりますその間仕事が中断したり、周りの社員の負担が増えたりなど、少なからず現場に影響が出ることも、デメリットの1つといえるでしょう。

これは、どの手法で研修を実施する場合でも同じことですが、集合研修は、会場までの移動にも時間がかかり、半日~数日と長めのプログラムが組まれることが多いため、ほかの手法よりも現場に与える影響が大きくなりやすいです。特に、管理職やリーダーなどを対象とする研修の場合は、現場への影響も大きくなりますので、繁忙期を避けて日程を組む、職場から近い会場を手配するなど、現場への影響が最小限になるように配慮する必要があります。

効果がわかりづらい

先ほど、集合研修のメリットとして、「受講者の疑問をその場で解消できる」を挙げましたが、集合研修の場合、講師は基本的には一人です。積極的に質問をしてくれる受講者に対しては、その場で回答やフィードバックを与えることができますが、受講者のなかには、疑問を感じていても、「大勢の前で質問をするのが苦手」という人もいるかもしれません時間内に受講者一人ひとりとしっかり向き合うのは難しいため、理解度を把握しにくいという点は、集合研修のデメリットといえるでしょう。

また、研修の場では理解しているように見えても、その後の行動変容につながらなければ、その研修は「効果があった」とはいえません。集合研修を実施した後は、一定期間が過ぎたタイミングで、フォローアップアンケートを行ったり、受講者の上司にヒアリングをしたりして、研修の効果を評価する必要があります。

対面とオンラインの特徴を比較

新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、日本でも多様な働き方を導入する企業が増えました。それに伴い、研修もオンラインで実施するケースが増えています。ここで、集合研修を対面で実施する場合とオンラインで実施する場合の、メリット・デメリットを比較してみましょう。

 

メリット

デメリット

対面で実施する場合

  • オンラインよりもコミュニケーションがとりやすい。
  • 実技を伴う研修も可能。
  • オンラインよりもコストがかかる場合が多い。
  • 教材や資料を人数分用意しなければならず、準備に手間がかかる。
  • スケジュール調整が難しい。
  • 受講者は長時間仕事を離れなければいけなくなる。

 

オンラインで実施する場合

  • 対面よりもコストを抑えられる場合が多い。
  • 受講者はどこからでも受講できるので、スケジュール調整がしやすい。
  • 教材や資料を一斉に配信できるので、研修担当者の負担を減らせる。
  • 遠方の支店に勤める社員にも本社と同じ研修を受けてもらえる。
  • 長時間の研修には不向き(集中力が低下しやすく、目や耳も疲れてくるため)。
  • 対面ほど活発にコミュニケーションをとることができない。
  • 実技を伴う研修は難しい。
  • インターネット環境を整備したり、機材を揃えたりするのに手間やコストがかかる。

 

このように、それぞれにメリット・デメリットがあります。研修の目的やテーマ、規模、企業の状況などによっても、どちらで実施するのが効果的かは変わってきます。それぞれの特徴を理解したうえで、自社に合ったスタイルで実施することが重要です。

なお、オンライン研修の形態やメリット・デメリット、実施する際のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

オンライン研修とは?メリット・デメリット、実施するときのポイントを解説

対面の集合研修が向いている研修

次のような研修を実施する場合は、対面での集合研修がおすすめです。

新入社員研修

新入社員研修は、新入社員に企業の文化や風土、これから取り組む業務などについて理解を深めてもらうだけでなく、同期や先輩社員と交流を深めてもらうために実施するものでもあります。オンライン研修でも双方向のコミュニケーションは可能ですが、対面に比べると発言が聞き取りにくく、非言語のコミュニケーションが伝わりにくいというデメリットがあります。そのため、オンラインよりも対面で実施したほうが、交流を深めることができるでしょう。

また、新卒の新入社員は、社会人の経験がありません。基本的なビジネスマナーや社会人としての心構え、姿勢などを習得してもらうためには、ロールプレイングなどを組み込み、実践的な内容にする必要があるので、オンラインよりも対面での研修が望ましいといえるでしょう。

身体を動かす研修

「現場で実際にどのように動くのか」を身体で学ぶロールプレイングのようなプログラムがある場合は、オンラインで研修を実施するのは難しいです。集合研修なら、受講者にその場でフィードバックを与えることもできるため、現場に戻ったときにより高いレベルで実践できるようになるでしょう

オンライン研修は、どちらかというと新しい知識をインプットしてもらいたい場合に適しています。アウトプットを重視するなら、オンライン研修よりも集合研修がおすすめです。

受講者同士のコミュニケーションが必要な研修

研修のなかで、課題解決に向けたディスカッションや、受講者全員でアイデアを生み出すようなグループワークを実施するなら、オンライン研修よりも集合研修が効果的です。このような受講者同士でコミュニケーションをとらなければならないプログラムがある場合は、オンラインよりも対面のほうが、より活発な意見交換が行えるでしょう。

また、近年はチームビルディングやエンゲージメント向上を目的とする研修を実施する企業も増えていますが、このようなテーマの研修も、対面での実施がおすすめです。直接向き合うことで、それぞれの思いや考えが伝わりやすくなります。オンラインで実施する場合よりも、相互理解を深めることができるでしょう。

集合研修の効果を最大にするためのポイント

最後に、集合研修の効果を高めるための2つのポイントを紹介します。

ほかの手法と組み合わせる(ブレンディッドラーニング)

研修の手法には、集合研修やオンライン研修、OJTなどがありますが、異なる手法をバランスよく組み合わせて学びを提供することを、「ブレンディッドラーニング」といいます。各手法には、それぞれメリット・デメリットがあります。どれか1つではなく、複数を組み合わせることで、より効果的な学習を効率よく提供できるようになるのです。

たとえば、オンライン研修で基本的な知識を習得してもらったうえで集合研修を実施すれば、集合研修はよりアウトプットを重視した内容にできます。「知識の習得→アウトプット」の流れをすべて集合研修で実施するより、一部をオンライン研修にすることで、スケジュールも調整しやすくなり、通常業務への影響も小さくできるでしょう。さらに、コスト削減にもつながるかもしれません。

また、最近はeラーニングだけでなく、集合研修の管理もまとめて行えるLMS(学習管理システム)を提供するベンダーも増えています。このようなツールを導入すれば、業務も大幅に効率化するでしょう。

なお、ブレンディッドラーニングのメリットや、効果を高めるポイントについては、以下の記事でも解説しています。

ブレンディッドラーニングとは?企業研修に導入するメリットやポイントを解説

研修の振り返りを実施する

集合研修の最後には、振り返りの時間を設けましょう。どんなにこだわってプログラムを設計しても、研修後、受講者の行動が変わらなければ、あまり実施した意味がありません。研修の締めくくりとして、研修の目標を改めて確認したり、受講者に今後の行動目標を設定してもらったりすることで、その後の行動変容につながりやすくなるでしょう

また、研修の直後だけでなく、実施してから一定期間過ぎたタイミングで、再度振り返りの機会を設けるのがおすすめです。そうすることで、受講者は改めて自分の成長を実感することができ、仕事に対するモチベーションの向上も期待できます。同時に、研修の効果を確認もできます。研修は、当日実施したらそれで終わりではなく、効果を測定して改善につなげていくことが大切です。

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あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティ・振り返り・講義をブリッジすることで学びを最大化させ、翌日から業務で活かせる知識・スキルが身につく講義・アクティビティ一体型の研修プログラムです。

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以下では、講義・アクティビティ一体型の研修テーマの例を紹介します。

1.コミュニケーション研修

コミュニケーション研修のアクティビティ「謎解き脱出ゲーム」では、チームでコミュニケーションをとりながら問題に隠された法則を発見する謎解きゲームのクリアを目指します

学びのポイント

  • 受講者が「自分しか見えていない情報・問題・解き方」をチームで共有することでコミュニケーション促進やスキルアップにつながる
  • 突飛な発想・ヒラメキをチームのなかで積極的に発言できる心理的安全性の高い環境づくりが求められる

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2.PDCA研修

PDCA研修のアクティビティ「ロケットPDCAチャレンジ」では、パーツを組み合わせてロケットを制作し打ち上げ結果から原因を考えて、より良く飛ぶロケットに改善していき、目標の達成を目指します

学びのポイント

  • 計画を立ててロケットを飛ばし、その結果から組み合わせの誤り・部品の不足・不良部品の有無を推察し、それを繰り返すことで組み合わせの精度を上げていく
  • 資金稼ぎ・パーツの選択・打ち上げの準備を繰り返し、作戦タイム振返りを経て行動を改善していくことで、最適化されていく

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3.ロジカルシンキング研修

ロジカルシンキング研修のアクティビティ「リアル探偵チームビルティング」では、チームに配られた断片的な情報を取捨選択し、論理パズルを完成させ、全問正解を目指します

学びのポイント

  • 小グループで得られた情報を論理的に整理し、確定情報・曖昧情報・不要な情報を選り分ける
  • 大グループで全体に必要な情報を論理的に判断・共有することや、自分たちに足りない情報を聞き出すことが求められる。

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4.クリティカルシンキング研修

クリティカルシンキング研修のアクティビティ「混乱する捜査会議からの脱出」では、推理ゲームで論理的に情報を整理するなかで証拠の違和感に気づき、仮説立てや検証を行って目標を達成します

学びのポイント

  • 証拠品や証言など多くの情報を手分けして読み、組み合わせて論理的に結論を導き出す
  • フェーズが進むごとに情報が増え、複雑になっていくなかで必要な情報を取捨選択する
  • 出た結論に満足せず、常に新しい情報と照らし合わせて再検証する

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5.合意形成・アサーティブコミュニケーション研修

合意形成・アサーティブコミュニケーション研修のアクティビティ「コンセンサスゲーム」では、危機的な状況下でどの物資を優先して確保すべきかをチーム内で議論し、最適な結論を導きます

学びのポイント

  • 各々が個人ワークで考えた答えを聞くことで、チームメンバーの状況に対する認識や物資の重み付けの違いを受講者が理解する
  • 話し手は自分の答えにいたった理由を論理的・説得的に説明する
  • より良い根拠を導き出すための比較検討をして、チーム全員が納得する結論を出す

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6.戦略思考研修

戦略思考研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します

学びのポイント

  • 不確実な状況のなかで自チームにとって最適な行動方針を考え、実行していく
  • 戦略を決めるために与えられた手段のなかでどの情報を取得していくかの優先順位決めが求められる

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7.防災研修

防災研修のアクティビティ「先が見えない防災訓練からの脱出」では、チームで協力して、防災のアイテムや知識を使用しながら謎解きゲームのクリアを目指します

学びのポイント

  • 謎解きの答えが災害時のNG行動にまつわる内容となっており、解説時になぜ行なってはいけないかもセットで学ぶ
  • 被災時は様々な情報が飛び交うため、情報を取得する際にどのようにすれば惑わされないかを学ぶ

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8.SDGs研修

SDGs研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、労働力や資本を使って事業を設立し、利益を稼ぐことを目指します

学びのポイント

  • 環境に配慮する事業としない事業それぞれのメリットおよびデメリットを学ぶ
  • 企業経営のシミュレーションを通して、社会における企業活動と環境を両立することの重要性を学ぶ

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9.交渉術・ネゴシエーション研修

交渉術・ネゴシエーション研修のアクティビティ「ワールドリーダーズ」では、利益を増やすことを目指し、自チームでの戦略構築や他チームとの交渉を行います

学びのポイント

  • 配られた事業・資金・労働力などの資源だけで目的が達成できない場合に、他チームと交渉してそれらを手に入れるための交渉力を習得する
  • 他チームの情報を得てから相手にとって価値のあるものを提供し、自チームにとってさらに価値のあるものを引き出すことが求められる

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10.OODA LOOP研修

OODA LOOP研修では、瞬間的な判断力が求められる運動系のアクティビティである「サバイバルゲーム」または「チャンバラ合戦」を実施することで、意思決定のフレームワークである「OODA LOOP」を実践的に習得することを目指します

学びのポイント

  • 敵チームをよく観察して作戦を練り、状況に応じた行動を素早く判断しながら、チームで共有して一体となって行動する
  • ミッションの勝利条件をもとに、観察、判断、行動を繰り返すことで、本当にすべき行動が何なのか、行動の最適化を行う

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まとめ

受講者を直接指導できるだけでなく、社内コミュニケーション活性化させたり、一体感を醸成できたりすることも、集合研修のメリットです。ただ、研修の規模によっては多大なコストがかかることや、スケジュールの調整が難しい、受講者は長時間仕事を離れなければならなくなるというデメリットもあります。オンライン研修やOJTなどと組み合わせることで、集合研修のデメリットを補えるだけでなく、研修の効果も高められます。まずはそれぞれの手法の特徴を理解し、研修の目的やテーマを明確にして、ベストなバランスを考えてみてください。

 

あそぶ社員研修」は、受講者全員が没入して取り組むアクティビティと専門講師の講義・振り返りをブリッジすることで、翌日から業務で活用できる知識・スキルが身につく研修プログラムです。
アクティビティが受講者の主体性を高めてコミュニケーションを促進させ、スキルアップやチームビルディングをはかれます。
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この記事の著者

あらたこまち

雪国生まれ、関西在住のライター・ラジオパーソナリティ・イベントMC。不動産・建設会社の事務職を長年務めたのち、フリーに転身。ラジオパーソナリティーとしては情報番組や洋楽番組を担当。猫と音楽(特にSOUL/FUNK)をこよなく愛し、人生の生きがいとしている。好きな食べ物はトウモロコシ。

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