ビジネスシーンで使えるアイスブレイクのネタ20選
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アイスブレイクとは、会議や研修などの冒頭(または合間)で、本題に入る前に実施する簡単なゲームやクイズ、雑談などのことをいいます。参加者の緊張をほぐし、コミュニケーションをスムーズにするために行うものです。
本記事では、ビジネスシーンで使えるアイスブレイクを、自己紹介系、短時間で行えるもの、トークネタの3つのカテゴリに分けて、全部で20選紹介します。
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ビジネスで使える自己紹介系アイスブレイク5選
内定者研修や新入社員研修のように初対面の人が多い場合や、緊張をほぐしつつ社員同士に相互理解も深めてもらいたい場合には、自己紹介系のゲームによるアイスブレイクがおすすめです。
1.積み木自己紹介
「積み木自己紹介」は、参加者の名前を積み木のように重ねていきながら、順番に自己紹介をしていくゲームです。
【例】
1番目の人:山田 太郎さん 2番目の人:田中 花子さん 3番目の人:高橋 たかしさん の場合
- 山田 太郎です。
- 山田 太郎さんの隣の、田中 花子です.
- 山田 太郎さんの隣の、田中 花子さんの隣の、高橋 たかしです。
同様の流れで、全員が自己紹介をします。後半の人ほど多くの名前を言わなければならないため、1グループの人数は4~5人程度がよいでしょう。名前を覚えられるため、初対面の人が多い場合に適しています。
2.しりとり自己紹介
「しりとり自己紹介」は、前の人の名前の最後の文字から自己紹介を始めるというゲームです。
【例】
「1番目の人:山田 太郎(やまだ たろう)さん、2番目の人:田中 花子(たなか はなこ)さん、3番目の人:高橋 たかしさん」で実施する場合、田中さんは「う」から、高橋さんは「こ」から始まる自己紹介をしなくてはなりません。
- 歌うことが大好きな、田中 花子です。
- 高校時代はバレー部に所属していた、高橋 たかしです。
「しりとり自己紹介」の名の通り、名前でしりとりをしていくため、お互いの顔と名前を覚えやすくなります。こちらも、初対面の人が多い場合に適しているアイスブレイクです。
3.「実は〇〇です」
「実は〇〇です」は、この〇〇の部分を埋める形で自己紹介をするゲームです。通常の自己紹介を行ったあとで、「実は私、〇〇なんです……。」というように、自分の情報を開示します。
【例】
- 実は私、××というボードゲームが大好きで、昨年地区予選を通過して全国大会に出場しました。
- 実は私、朝起きるのが苦手で、毎日目覚ましを5個セットしています。
〇〇の部分は、自分の特徴、趣味、特技、これまでの経験など何でも構いません。参加者が悩んでしまいそうな場合は、主催者側でテーマを指定してもよいでしょう。
「実は〇〇です」に当てはめて自己紹介をするだけで、場が盛り上がり、情報が相手の印象に残りやすくなります。参加者の意外な一面を知れることもあるため、相互理解を深めたい場合にもおすすめのアイスブレイクです。
4.サイコロ自己紹介
「サイコロ自己紹介」は、サイコロを振り、出た目に対応するテーマに沿って自己紹介をするというゲームです。あらかじめ、サイコロの目(1~6)ごとにテーマを決めておきます。テーマは、できるだけ参加者が悩まずに話せるような簡単なものがおすすめです。
【テーマの例】
- 好きな食べ物・嫌いな食べ物
- 趣味・特技
- 休日の過ごし方
- 今一番欲しいもの、またはしたいこと
- 最近うれしかったこと
- 子どもの頃の将来の夢 など
アイスブレイクとして実施するなら、一人あたりの自己紹介の時間を決めておくとスムーズに進められます。30秒~1分程度が目安です。
5.他己紹介
「他己紹介」は、自分ではなく他者のことを他の参加者に向けて紹介するというゲームです。
【やり方】
- 参加者を少人数のグループに分け、その中でペアを作ってもらう。
- ペアになった人同士でヒアリングをして、お互いに理解を深める。
- ヒアリングで得た情報を個人でまとめる。
- ペアを組んだ相手のことを、グループの他のメンバーに対して紹介する。
このゲームでは、ペアになった相手とじっくりコミュニケーションをとることができます。相互理解を深めたい場合におすすめのアイスブレイクです。ヒアリングの際、参加者が質問の内容に困らないように、質問項目をあらかじめ主催者側で決めておいてもよいでしょう。
「そもそもチームビルディングとは?」「何から進めればいい?」という方のために、基本の考え方からチームづくりの5段階、すぐ使えるフレームワーク15選までを1冊にまとめた入門ガイドをご用意しました。
ビジネスで使える短時間のアイスブレイク10選
次に、短時間で行えるアイスブレイクを紹介します。研修やセミナー、社内会議などに取り入れてみてはいかがでしょうか。
6.Good & New
「Good & New(グッドアンドニュー)」は、一人ずつ順番に24時間以内にあった良いこと(Good)と新たに発見したこと(New)を発表するという取り組みです。コミュニケーション活性化のために、朝礼に取り入れるなどして習慣的に実施している企業もあります。
【やり方】
- 参加者をランダムに少人数(3~10人程度)のグループに分ける。
- 一人ずつ順番に、24時間以内にあったGood & Newを1分以内にまとめて発表する。
- 一人の発表が終わったら、全員で拍手をする。
これを、全員が発表し終わるまで続けます。ルールや実施方法は以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてください。
Good&New(グッドアンドニュー)とは?ルール・実施方法を解説 – あそぶ社員研修
7.バースデーライン
「バースデーライン」とは、グループのメンバー同士で、言葉を使わずにお互いの誕生日を伝え合うというゲームです。
【やり方】
- グループのメンバー同士で、ジェスチャーのみでお互いの誕生日を伝え合う。
- 誕生日の早い人から順番に、一列に並ぶ。
- 最後に答え合わせをして、誕生日が早い順に並べていれば成功。
ジェスチャーで誕生日を伝えたり、列に並んだりと、身体を動かすゲームなので、緊張もほぐれやすいでしょう。また、「〇〇さん、今月が誕生日なのですね」「このチームは来月誕生日のメンバーが多いのですね。みんなでお祝いしませんか?」など、誕生日を知ったことでゲーム後に会話が生まれ、コミュニケーションが活性化することも期待できます。
8.1分時計
「1分時計」は、目を閉じて心の中で時間をカウントし、ぴったり1分を当てるというシンプルなゲームです。
【やり方】
- 参加者に目を閉じてもらう。
- 進行役はストップウォッチをスタートさせ、最初の10秒だけ声に出してカウントする。
- 10秒後、参加者は心の中でカウントを続け、1分経ったと思ったタイミングで静かに手を挙げる。
最終的に、最も1分に近かった人が勝ちとなります。特別な準備が必要ないため、手軽に実施できます。また、目を閉じることでリフレッシュの効果も期待できるため、研修や会議の冒頭だけでなく合間に実施するものおすすめです。
9.しりとり
簡単にできるアイスブレイクを探しているなら、「しりとり」もおすすめです。シンプルなしりとりでもよいですが、言葉以外でしりとりをしてみるのも面白いでしょう。難易度が上がり、盛り上がりやすくなります。
【例】
- イラストしりとり……順番に絵を描いてイラストでしりとりをする
- ものしりとり……実際にある「もの」でしりとりをする
- ジェスチャーしりとり……ジェスチャーだけでしりとりをする
頭だけでなく、「絵を描く」「ものを持ってくる」「ジェスチャーで伝える」など身体も使うことで、緊張がほぐれやすくなります。オンライン会議のアイスブレイクにもおすすめです。
10.流れ星
「流れ星」は、進行役から与えられるお題で絵を描き、出来上がった絵をみんなで見せ合うというアイスブレイクです。基本のお題は以下の3つで、これを順番に紙に描いてもらいます。
【基本のお題】
- 流れ星
- 月
- 木
質問はなしとし、お題を聞いて感じるままに絵を描いてもらいます。同じお題でも、人によって全く異なる絵になるはずです。最後に絵を見せ合うと、自然と会話が生まれ、場が盛り上がるでしょう。また、「同じもの・言葉でも、人によってとらえ方は異なる」ということを、改めて学べるアイスブレイクでもあります。
11.たけのこニョッキ
「たけのこニョッキ」は、他の人とかぶらないように「ニョッキ」の宣言とともにたけのこポーズをとっていくゲームです。
【やり方】
- 進行役から合図があったら、全員でリズムに合わせて「たこのこ、たけのこ、にょっきっき」と言う。
- たけのこポーズ(手のひらを合わせて突き上げる)をとり、「〇ニョッキ!」と宣言する。(〇の部分には数字が入ります。最初に宣言する人は「1ニョッキ」、続いて「2ニョッキ」、「3ニョッキ」と続きます。)
誰ともかぶることなくたけのこポーズと宣言ができたら、その人は一抜けです。他の人とかぶってしまった、または最後まで残ってしまった場合は、その人が負けとなります。
12.肩上げて
「肩上げて」は、旗揚げゲームを肩とあごを使って行うアイスブレイクです。参加者は進行役の指示に従って、自分の肩とあごを動かします。
【指示の例】
- 肩上げて
- 肩下げて
- あご上げないで
- ぐるりと1周回しましょう など
ストレッチ効果もあるため、座っている時間が長い研修の合間などにおすすめのアイスブレイクです。
13.古今東西ゲーム
「古今東西ゲーム」は、リズムに合わせてお題に沿うキーワードを順番に答えていくゲームです。答えられなかったり、すでに出たキーワードを答えたりした人は負けとなります。
【お題の例】
- 生き物や植物(虫の名前、花の名前、海の動物 など)
- 食べ物(野菜、果物、ケーキ など)
- 地理(国名、都道府県名、ある範囲内の駅名 など)
- 〇〇といえば(丸いものといえば、夏といえば、日本といえば など)
「NGワードを指定する」「一巡するごとにリズムを早くする」といったルールを設けて難易度を上げると、より盛り上げることができます。
14.後だしじゃんけん
「後だしじゃんけん」は、相手がグー・チョキ・パーのいずれかを出した後で手を出し、指定された条件をクリアするというゲームです。
【やり方】
- 最初に「勝ってください」「負けてください」など条件を提示する。
- 進行役がグー・チョキ・パーのいずれかを出す。
- 参加者は間を空けずに、条件をクリアする手を出す。
上記のように「進行役 vs 参加者全員」でもよいですし、2人ペアで実施するのもおすすめです。「後から出すなら簡単」と思われるかもしれませんが、条件をクリアする手を瞬時に判断して出すのは意外と難しいものです。脳に刺激を与えられるため、会議の冒頭など頭の中をスッキリさせたいときや、昼休み後のアイスブレイクに適しています。
15.〇×アンケート
「〇×アンケート」は、参加者に質問をして、〇か×(YesかNo)の2択で答えてもらうアイスブレイクです。
【やり方】
- 参加者に〇と×の札を1組ずつ配布する。
- 進行役が質問をして、参加者は〇か×の札を上げて答える。
- 進行役は何人か参加者を指名して、その答えを選んだ理由を聞く。
単なる質問でも、正解があるクイズでも構いません。ただ、最初は答えやすい質問から始めるのがポイントです。研修の冒頭でアイスブレイクとして実施するなら、徐々に質問の内容を研修のテーマに近づけていくとよいでしょう。
ビジネスで使えるアイスブレイクのトークネタ5選
研修やセミナーなどには、ここまでに紹介してきたようなゲームやクイズ系のアイスブレイクが有効ですが、会議やミーティング、商談、採用面接などの場面では、トーク(会話)によるアイスブレイクが適しています。しかし、「何を話せばよいのかわからない」という方も多いでしょう。そこで最後に、アイスブレイクにおすすめのトークネタを5つ紹介します。
16.相手の会社について
社外の人がいる場なら、相手の会社に関する話題を取り入れると、自然に会話が広がり、その後のコミュニケーションもスムーズになりやすいです。
【例】
- 「とても素敵な雰囲気のオフィスですね」(相手の会社を訪問した場合)
- 「御社は今特にお忙しい時期ですよね。最近はどのようなお仕事が多いのですか?」
- 「御社では〇〇の取り組みをされていると伺いましたが、いつから実施されているのですか?」
特に相手の会社の仕事や取り組みに関する話題を振ると、相手に「この人はうちの会社に興味を持ってくれている」「しっかり準備したうえでこの場に来てくれている」といった印象を与えられ、距離を縮めやすくなります。
17.業界のニュースやトレンド
業界の最新ニュースやトレンドに関する話題も、アイスブレイクにおすすめです。
【例】
- 「最近〇〇が話題になっていますが、△△様はどのようにお考えですか?」
- 「〇〇があったために、ここ数年で環境が大きく変わったように感じています。御社ではいかがですか?」
業界の話題を振ることで、相手の関心を引きやすくなります。また、上記のように質問を投げかけることで、相手も意見を述べやすくなり、その後のコミュニケーションもスムーズになるでしょう。ただ、意見が分かれそうな話題や、政治や宗教に関する話題は選ばないように注意してください。
18.周辺環境に関する話題
相手と打ち合わせを行う場の周辺環境に関する話題も、気軽に使えるトークネタの一つです。
【例】
- 「ここに来る途中におしゃれなお店がたくさんありました。素敵なエリアにオフィスがあって、うらやましいです」
- 「いつも渋滞していたあそこの道、新しくなりましたよね? スムーズに進んだので助かりました」
ただ、相手の自宅の住所がわかるような質問(例:〇〇さんのご自宅もここから近いのですか?)をはじめ、プライバシーにかかわる話題は選ばないように注意しましょう。
19.気候に関する話題
天気や季節に関する話題も、アイスブレイクでよく使われる定番のトークネタです。
【例】
- 「今朝の天気予報で、予想最高気温が38度と言っていました。本当に夏が年々暑くなっていますよね。」
- 「先週末から急に寒くなりましたよね。風邪などひかれていませんか?」
- 「今日はあいにくの雨です。そちらはいかがですか?」(オンラインで遠方の相手と打ち合わせを行う場合)
気候に関する話題は、どのような相手にも気軽に使えます。単に状況や感想を述べるだけよりも、質問につなげると会話が弾みやすくなります。
20.エンタメ系の話題
テレビや映画、スポーツ、音楽といったエンタメ系の話題も、気軽に使いやすいトークネタです。
【例】
- 「〇〇という映画がとても話題になっていますね。私はまだ観に行けていないのですが、ご覧になりましたか?」
- 「もうすぐオリンピックが始まりますね。〇〇様が注目されている競技などはございますか?」
相手が興味・関心を持っている話題なら、自然と会話が盛り上がります。振った話題に対して興味・関心を示さなかった場合は、無理に広げようとせず他の話題に切り替えましょう。
まとめ
アイスブレイクは、シーンに合ったものを選択することが重要です。初対面の人が多い場合や参加者同士に相互理解を深めてもらいたい場合には自己紹介系、研修で実施するなら短時間で行えるゲームやクイズ、社外の人も参加する会議や商談ならトークによるアイスブレイクが適しています。本記事で紹介した内容も参考にしていただき、シーンに合ったアイスブレイクを取り入れてみてください。
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この記事の著者
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