あそぶ社員研修 > 事例記事 > コミュニケーション > 新入組合員研修で「合意形成研修コンセンサスゲーム」を実施 ダイキンアプライドシステムズ労働組合 新入組合員研修で「合意形成研修コンセンサスゲーム」を実施 研修内容 コミュニケーション 階層 新入社員・若手 受講人数 〜50名 業種 製造業 今回は、ダイキンアプライドシステムズ労働組合様の皆さまにご利用いただいた防災コンセンサスゲーム『帰宅困難サバイバル』の様子をお伝えしていきます。防災コンセンサスゲームとは?コンセンサスゲームとは、複数人でコンセンサスを取る(合意形成)重要性や具体的な方法を実践的に学ぶことができるアクティビティです。多数決や発言力がある人の意見を通す形ではなく、話し合いで全員が納得した結論を出す必要があります。コンセンサスゲームを実施することで、一人ひとりが価値観や考え方の違いを受け入れ、建設的な議論を通じて意見を一致させることができます。コンセンサスゲームの詳細はこちら防災コンセンサスゲーム(帰宅困難サバイバル)では、土地勘のない場所で地震が発生したと仮定し、帰宅するために必要なアイテムの優先順位を話し合います。模範解答(正解)は防災の専門家が監修して作成され、振り返りを行う際に防災に関する正しい知識を得ることができます。防災コンセンサスゲームを実施した背景今回、防災コンセンサスゲームをご利用いただいたのはダイキンアプライドシステムズ労働組合の皆さまです。ダイキングループの一員として、空気環境・冷熱エネルギーを創造し、お客様のものづくりに貢献されています。そして今回は新入組合員研修の一部として、防災コンセンサスゲームを実施していただきました。この新入社員研修は例年一泊二日で行われていましたが、コロナ禍ということもあり昨年は実施できませんでした。そこで、今回は「オンラインでもみんなの記憶に残ること」ができないかと考え、色々と探した結果IKUSAを見つけてくださったとのことです。そして数あるIKUSAコンテンツの中から、楽しみながらコンセンサスの過程と防災知識を学ぶことができる、防災コンセンサスゲームを実施していただきました。当日の様子をご紹介プロのMCによる世界観の演出プロのMCが世界観を演出して臨場感を出すことで受講者の集中力や主体性が高まり、没入して取り組むことができます。チームの様子当日は年齢関係なくシャッフルされたチームで挑んでいただきました。そのため初対面同士のチームも多く、皆さま緊張されている様子でしたが、コンセンサスゲームの演出が始まると、MCの小ネタやお客様との掛け合いで雰囲気が柔らかくなっていきました。コンセンサスゲームでは、まず個人ワークの中で自身の考えをまとめ、その後にグループワークをしていただきます。あらかじめ自分の考えを整理しておくことで、周りの意見に同調するのを避けることができます。今回は、一番若い方が先導するチーム、一人ひとり順番に意見を発表するチームなど、チームによって大きく異なる進め方をしていたことが印象的でした。限られた時間の中で、時間配分を意識してコントロールすることが重要なポイントの1つとなります。結果発表結果発表では、正解との誤差が最も少ないチームを発表しました。1位のチームは「H」チーム。リーダーに勝利した要因を伺ったところ、「一番必要なもの、一番不要なものから話し合いました」とおっしゃっており、素晴らしいチームワークでした。優先順位1位のアイテムを当てられたチームはありませんでした。まさかの結果といったご様子でしたが、説明された理由に皆さまが納得されていました。発生する災害によって状況は異なります。今回のストーリーでの正解が、必ずしも正しいとは限りません。状況に応じて最善の行動を取ることが重要です。チームでの振り返りコンセンサスゲームは、実施後のチームでの振り返りが重要です。コンセンサスの弊害となるような意見の押し付けや、流れに任せてしまうようなことがなかったかを、皆さまで話し合っていただきました。また途中からは世間話も交じり、どのチームもイベント開始時よりも打ち解けている様子が印象的でした。コミュニケーションを通じてリレーションが構築されることもコンセンサスゲームの醍醐味の1つです。防災コンセンサスゲームのメリット コンセンサスの取り方や重要性を実践的に学べる会議や話し合いにおいて、全員が納得する答えを出すことは簡単ではありません。しかし多くの場合、1人で考えるよりも複数人で話し合って出した答えの方がより正解に近づきます。コンセンサスゲームを体験することで、学んだことを翌日からの業務で活用することができます。チームビルディングになるコンセンサスゲームではチームの全員が共通の目標に向かい、他者の価値観・意見に触れながら建設的にコミュニケーションを取ることができます。また、コンセンサスを取る過程で役割を分担したり、意見の食い違いを乗り越えたりすることもできます。そのため、コンセンサスゲームはチームビルディング効果が高いことが特徴です。防災の知識が身につく防災に取り組む際には、自分や家族が関心を持ち、協力して取り組むことが大切です。また、企業防災においても、社員一人ひとりが主体的に取り組むことが重要です。防災コンセンサスゲームを実施することで、防災について考えるきっかけづくりができます。まとめ今回は、防災コンセンサスゲーム『帰宅困難サバイバル』をご紹介しました。ご実施いただいたダイキンアプライドシステムズ労働組合の皆さま、ありがとうございました。株式会社IKUSAでは、他にも様々な研修プログラムをご用意しております。研修をご検討中の企業様、ぜひ一度お問い合わせください。研修について相談する 新入社員研修で「リアル探偵チームビルディング」を実施 新入社員を対象に「謎解き脱出ゲーム」を実施 その他の事例 日鉄テックスエンジ株式会社 相互理解を深めて新卒社員の結束力を高め、配属先で必須となる自己発信スキル・傾聴スキルを習得 研修内容 コミュニケーション 階層 新入社員・若手 受講人数 〜50名 業種 建設業 株式会社カオナビ アクティビティでの学びが講義で定着。明日から使えるクリティカルシンキングが身につく研修 研修内容 クリティカルシンキング 階層 全階層 受講人数 〜50名 業種 情報処理・提供サービス業 日本情報通信株式会社 受講者が同期との絆をより深め、実践的な学びを得てクリティカルシンキングを業務で活用 研修内容 クリティカルシンキング 階層 新入社員・若手 受講人数 〜50名 業種 情報処理・提供サービス業 すべて見る