東洋製罐株式会社

入社3年目研修で「混乱する捜査会議からの脱出」を実施

研修内容 クリティカルシンキング 階層 新入社員・若手
受講人数 101名〜 業種 製造業

2023年10月16日、東洋製罐株式会社様の入社3年目研修で、チームビルディングを目的として「混乱する捜査会議からの脱出」を実施しました。

東京では初開催となり、楽しみながらもチームビルディングとして実りのある内容となり好評をいただきました。

その模様をお伝えします。

単なる遊びでなく、学びある研修に

包装容器のメーカーである東洋製罐様では、入社3年目までの若手を対象とした研修を各種実施されています。今までもIKUSAの謎解きを2度実施されたところ大変好評だったとのことで、今回は少し趣向を変え、推理ゲームをお選びいただきました。

ポイントは、若手を対象とした研修とはいえ、ただ楽しいだけの「遊び」や親睦会としてではなく、有意義な研修にしたいということ。

若手同士の交流やチームビルディング、一体感・連帯感の醸成を促す目的で行われました。

「混乱する捜査会議からの脱出」は、証拠品や証言を集め、整理・分析・共有して事件に辿り着くことを目指す、本格的な体験型推理ゲーム。情報整理力や問題解決力、多角的に判断するクリティカル・シンキングを身に付けることができるアクティビティです。

当日の流れをレポート

ここからは、当日の流れを紹介します。

103名の参加者様は、5名前後のグループに分かれてスタンバイいただきました。各テーブルに用意されていた「予告状」を読むところから謎解きスタートです。

配られた資料には、事件に関する膨大な証拠品や証言が記載されています。チーム全員で手分けをして読みながら、情報を整理・分析していきます。

1人では到底できない情報量なので、それぞれが主体的に行動する必要があります。

最初は雰囲気に硬さがありましたが、協力するうちに打ち解け、会話が増えていきました。中には意見がぶつかり合う場面も見られましたが、意見を言い合って議論することも大切なプロセスです。しっかりと議論を交わしていました。

また、証拠品のいくつかは、参加者様のスマートフォンで読み取ると新たなヒントが得られます。たくさんの情報を協力して分析する必要があります。

中には思わず疑いたくなるような情報も含まれています。紛らわしい情報によってミスリードしないよう、全員で一つひとつを疑いながら真実を見つけていきます。

苦戦しているグループには、ファシリテーターがフォローします。全員参加で謎解きに真剣に取り組み、すべての謎が解けた瞬間に歓声があがるグループもありました

時間いっぱいまで推理をしたら、採点をしていきます。100点満点で順位が決まるのですが、6つのチームが90点以上の優秀な成績を記録。最高得点は97点でした。

「熱中できるコンテンツで良かった」とご担当者様

研修実施後、ご担当者様より振り返りのコメントをいただきました。

コンテンツに対して

  • 参加者にウケていた。熱中してじっくり取り組めた
  • 初めてのコンテンツで心配はあったが、内容がよく練られていて、全員が協力しないと解けない部分などはまさに狙い通り
  • スライドの展開が良くできていて、ゾクッとした
  • 楽しかったという声が多かった

新人研修としては

  • 真面目な社風だが楽しく、砕けすぎずに研修ができた
  • このコンテンツがあって、研修自体の満足度が上っていると感じる
  • IKUSAに頼んで良かった
  • コンテンツや当日の進行がプロの領域で、頼りになった

参加者様からの感想もご紹介

実施後の参加者アンケートでは、9割近くの方が「満足」または「やや満足」と評価していただきました。

参加者様よりいただいたコメントを一部紹介します。

  • 同期での仲が深められて良かった
  • 難易度が高く、解きごたえのある内容だった
  • チームで協力することの大切さを学べた
  • たくさんの人と話せてよかった

謎解きを取り入れれば、研修がより有意義に

今回は推理ゲームアクティビティを行うことで、情報整理や問題解決、クリティカル・シンキングの思考法を体験し、さらにチームビルディングもできる研修となりました。特に思考法については座学だけではなく、実際に体験することでより学びの定着が深まります。楽しみながら参加者様の成長にも繋がる研修を実施するには、アクティビティを使った研修がおすすめです。

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IKUSAでは、このほかにもアクティビティ型の研修を用意しています。気になる方は、ぜひお問い合わせください。

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